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北朝鮮「敵視しないなら核兵器開発放棄」 米紙報道

2010年11月24日10時37分

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 23日付米ワシントン・ポスト紙(電子版)は、北朝鮮が先週訪朝した安全保障問題の米専門家らに対し、米政府が金正日(キム・ジョンイル)政権を「敵視する意思がないこと」を再確認する見返りに、プルトニウム型の核兵器開発計画の放棄を提案したと報じた。また、北朝鮮が訪朝した複数の米専門家らに対し、米国が米朝対話を再開しなければミサイル実験を続け、3度目の核実験も実施すると示唆した、とも伝えた。

 訪朝した米社会科学研究評議会の安全保障専門家、レオン・シーガル氏が同紙に語ったところによると、複数の北朝鮮当局者が同氏らに対し、北朝鮮がすべての核燃料棒を第三国に移送する見返りに、米朝が国交完全正常化を目指すことなどをうたった2007年10月の6者協議の合意文書の尊重を、米国が改めて表明することを求めたという。

 北朝鮮は過去2回、核実験を実施し、使用済み燃料棒を再処理してプルトニウムを取り出してつくる「プルトニウム型」の核爆弾を数発以上保有しているとされる。北朝鮮当局者はシーガル氏に対し、使用済み燃料棒数千本を引き渡せば、プルトニウムからの核兵器製造が事実上中止になる、とも説明。韓国には、発電面での支援の再開を求めたという。

 米政府高官は同紙に対し、この「提案」を把握しているとしながらも、北朝鮮によるウラン濃縮計画発覚などを理由に消極的な姿勢を示した。(村山祐介)

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