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“社長殺害” 元従業員に懲役20年 |
11/19 20:05 |
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今年、北九州市の鉄工所で社長を殺害し、遺体を焼いて捨てたとされる元従業員の裁判員裁判で判決です。
福岡地裁小倉支部はきょう、懲役20年を言い渡しました。
殺人や窃盗など4つの罪に問われたのは、北九州市小倉南区にある白石鉄工の元従業員・宮尾孝行被告(44)です。
判決によりますと宮尾被告は今年3月、鉄工所の資材置き場で、社長の白石正人さん(70)の頭をハンマーで殴るなどして殺害し、腕時計を盗んだほか、遺体をコンテナの中で焼いて遺棄しました。
きょうの公判で、福岡地裁小倉支部の重富朗裁判長は、「被告の支援を続けていた白石さんへの恩も知らずに殺害に及び、遺体にシンナーをまいて焼くなど残虐」だとして、宮尾被告に懲役20年の判決を言い渡しました。
裁判で宮尾被告は、白石さんの腕時計の窃盗については否認していましが判決は、「時計の価値を見るために持ち去った」と窃盗罪についても認定しました。
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