記事入力 : 2010/11/23 17:09:50
北朝鮮砲撃:海兵隊員一人が死亡
23日午後2時34分ごろ、西海(黄海)に浮かぶ延坪島に向け、北朝鮮が海岸砲約200発を発射したことが分かった。これにより、島内の家屋などが炎上、山火事も発生したという。
合同参謀本部は「北朝鮮が、海岸砲基地から延坪島に向かって砲弾を発射するという挑発を行った。韓国軍も交戦規定に従い、自衛権の行使次元で約80発の対応射撃をした」と説明した。
人命被害の状況を把握している消防当局によると、午後4時30分現在、海兵隊員一人が死亡、3人が重傷を追い、国軍首都病院に運ばれたという。このほか、延坪島の住民二人も負傷したとのことだ。そのほか、さらなる死傷者の確認作業が行われている。
北朝鮮による今回の砲撃は、延坪島内にある韓国軍のK9自走砲部隊に集中しており、照準射撃を行ったのではないかという声が聞かれる。負傷した兵士の多くは、自走砲部隊に所属しているという。
キム・ドンヒョン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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