真・鬼畜王ランス


第2話 覚醒

     

      

深い闇の中に立っている男がいる。

「俺様はいったい。ここは何処だ? 」

腕組をして考えている。

「そうか、確か俺様はシィルの奴を庇って…。ということは俺様は死んだのか? 」

「そうです。あなたは死んだのです。」

何時の間にか目の前に誰か立っていた。

「誰だお前は。」

「私ですか? 私は創造神ルドラサウム様の僕、「プランナー」 と申します。」

「一応私も神ですが。」とつけ加えている。

「ルドラサウム? どこかで聞いたことあるような…。」

「う〜ん」と一人腕組みをして唸っているランス。

「そうか! 確か香が見る夢の中で出てきた。あのくそくじらか。」

どうやら思い出したようで一人で頷いている。

「ルドラサウム様があなたに会いたがっています。会っていただけますか? 」

「どうせ俺様は死んでるし、選択肢は無いんだろ? 」

「ほう、あなたは賢い人間のようですね。」

「当然だ。がははははははははは! 」、といつもの高笑いどうやら死んでも性格は変わらないらしい。

「では案内しますのでついてきてください。」

前を歩き始めたプランナー。それを追う様についていくランス。

ランスが歩いて行くうちに前方が明るくなっていく。
どうやらもう少し着くようだ。

目の前が明るくなり目の前にでかいくじらがいた。

「連れてきました。ルドラサウム様。」

プランナーは一礼している。

「やあ、君がランスって言うんだっけ? 会えてうれしいよ。」

「君に興味がでて呼んでもらったんだよ。」

「で俺様に何の用だ? 早く用件を言え。」

「ちょっとその前に、プランナー、ランスの体と剣を持ってきといて。」

「わかりました。」

プランナーは目の前から消えて行った。プランナーが消えてから話し始めた。

「君がすっごく気に入ったから呼んだのさ。」

「貴様なんぞに気に入られても嬉しくないわ!!」

ランスは気持ちわるがりながら大声を上げている。

「君がつまらない人間なら呼ばなかったんだけど。」

「で君を生き返らせるために呼んだんだよ。」

「地上の戦いがつまらなくなってきたから今度は君に戦って貰おうと思って。」

「君に拒否はさせないよ。拒否したらこの世界を壊して新しい世界作るからいいけどね。」

「そしたら君が身を呈して守った、確かシィルだっけ? 他にも君を慕っているこもみんな破壊しないといけないんだよ」

「だから僕のお願いを聞いてよ。」

ランスは肩が震えている。泣いている? いやこの男が泣くはずは無い。そう怒りで肩を震えていた。だが今の自分ではどうするこもできなかった。今の自分では勝てないことはわかっていたので従う他無かった。

「ちっ、勝手にしろ。」

(後で後悔させてやる。後で泣いて誤ってもゆるさねえ!!)

「君には、魔王と同じじゃつまらないからすべての知識と不老不死と絶対の強さあげる。後は完璧に従うとおもしろくないからあとはそのまま。」

「じゃあ今から始めるよ。」

ランスが光り輝き空中に浮かぶそして30秒後光りがより一層まし作業が終わった。

「君の名前は魔神ランスだ。」

「我ながらいい名前だな。」

「それじゃ僕を楽しませてよ。」

後ろから気配がしたので振り返ってみるとプランナーがカオスと鎧を持って立っていた。

「おぬしはランス! 」

カオスは驚いていた。無理も無かろう死んだ人間がいるのだ。

「ランスその気配は…。」

ランスから出ているオーラは普通の人間では感じられない。

「馬鹿剣後で説明する。」

ランスは一言言った。それを聞いてカオスも黙る。

「後サービスで送ってあげるよ。」

ランスの体が光輝き消える瞬間ルドラサラムの声が聞こえる。

「そうそう最後にひとつ退屈だから君に死んでもらったんだよ。」

「キャハハハハハハハハハハ。」

最後には創造神ルドラサウムの嬉しそうな笑い声がこだましていた。

復活したランスは古代の遺跡の前に立っていた。




あとがき

やあこんにちは

書いてる自分もなんだかよくわかりません

ですがこれを書き終わる頃には執筆のLvはUPしているはずだ

気合一発がんばります

次の話はリーザス城の話です

メールください指摘してくれるとありがたいです
nagasemk@hotmail.com
です

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 道場主の感想
 
 おおおお!(前回と同じパターン)
 魔神! そうとう強いところまでいきましたね〜。ランス。
 ルドラサウムから力を与えられるというのは、魔王ランス系SSには良くある設定でして。
 ここからどう長瀬節が展開していくのか、非常に楽しみです。
 というわけで読者諸氏!
 ばんばんメールで感想を送りつけませう。
 ついでに誠志にも感想ください。(爆)

 
(平成14年3月5日掲載掲載作品(213)号) 

玄関の間 第3話