2010年 11月 23日
労働トラブル110番
労働に関するトラブルについて司法書士などが相談に応じる無料相談会が岡山市で開かれました。これは、勤労感謝の日に合わせ全国の司法書士会が一斉に開いたものです。岡山市でも司法書士など13人が電話相談に応じ、「4カ月に渡り賃金が支払われていないが45年勤めた会社なので強くいえない」といった相談などが16件寄せられました。昨年度、岡山労働局に寄せられた相談件数は過去最多となる1万5000件を超え、特に不当解雇やサービス残業に関する相談が増えているということです。岡山県司法書士会では今後も定期的に相談を受け付けていきたいとしています。

視覚障害者自立支援センター開設
視覚障害者をサポートする岡山県視覚障害者自立支援センターが23日、岡山市にオープンしました。この施設は視覚障害者への情報提供や生活支援などを目的に、県内の視覚障害者8人が中心となってNPO法人を立ち上げ、開設したものです。音声ソフト付きのパソコンなどの展示・販売や、ヘルパーの派遣や養成を行うほか、情報交換を行えるようなサロンスペースも設け、視覚障害者同士の交流を図ります。センターでは施設の事業を軌道に乗せ、将来的には、歩行や生活訓練の事業の実施を目指したいとしています。

春の高校バレー 香川県大会決勝
春の高校バレー香川県大会の決勝が23日善通寺市で行われ女子は高松商業男子は高松工芸がそれぞれ優勝し、来年1月、東京で開かれる全国大会への切符を手にしました。全国大会が1月開催となったため県大会も今回から3ヵ月早まり、3年生も出場できるようになりました。善通寺市民体育館で行われた決勝戦、女子は高松商業と香川西の対戦となりました。2セットを連取した高松商業は第3セットに入っても相手につけ入る隙を与えません。3年生のセンター香川や2年生のレフト豊嶋などの攻撃が次々に決まり得点を重ねていきます。結局、高松商業は3対0のストレートで香川西を退け、2年連続4回目の優勝を果たしました。一方男子の決勝は高松工芸と坂出工業が対戦。実力校同士とあって第1セットから接戦となりますが、高松工芸がセットカウント3対1で相手を振り切り7年連続14回目の優勝を飾りました。高松商業と高松工芸は来年1月5日から9日まで東京体育館で開催される全国大会に出場します。

カマタマーレ 1次ラウンドを突破
JFL昇格をかけ、全国地域サッカーリーグ決勝大会の1次ラウンドに出場しているカマタマーレ讃岐は23日の試合に勝ち、来月、千葉県で行われる決勝ラウンド進出を決めました。高知県で行われていたリーグ戦でカマタマーレは21日、22日と連勝し、首位に立っていました。23日の最終戦で長野県のAC長野パルセイロと対戦したカマタマーレは1対1のまま90分で決着がつかずPK戦にもつれこみましたが3対2で勝ちました。この結果、カマタマーレは3戦全勝でCグループ首位となり、来月3日から千葉県市原市で行われる決勝ラウンドへの進出を決めました。決勝ラウンドは4チームによる総当り戦で、上位2チームがJFLに自動昇格し、3位のチームは入れ替え戦に臨みます。