いごっそ親爺の桧風呂 〜妥協のないこだわり抜いた桧風呂〜

桧のお風呂に入りたい!

一度入ると忘れられない「桧風呂」をご紹介! ワシが造った桧風呂は最高ぜよ!
風呂を造る技は誰にも負けやせん!
桧風呂は気持ちがなごむ・・・。

「いごっそ」とは土佐弁で”変わり者”や”頑固者”という意味。
そんな土佐の風呂桶職人が丹精こめて作った妥協のない「桧風呂」をご紹介します。



いごっそ親爺の技「桧風呂」

ひのき風呂

いっぺん「桧風呂」に入ってみいや!そりゃあ気持ちがえいもんぞ!


作業場
まぁ!おまんいっぺん「桧風呂」に入ってみいや!そりゃあ気持ちがえいもんぞ!・・・と作業場から聞こえてくるバリバリの土佐弁。大声の主は2代目風呂桶職人の「田中雄弘」57歳。自他共に認める”いごっそ(頑固者)”である。

私らぁがホームページに載るが?なんか恥ずかしいね、お父さん。

毎日ひたむきに、笑顔で仕事に励む「桧風呂」の産みの親。田中さんご夫妻。ヘソ曲がりの”頑固オヤジ”を絶妙な会話で和ませ、支える奥さんの志津子さん。二人の仲は時に笑いあり、嵐あり!?

私達が「桧風呂」を作っています!

「頑固親爺の桧風呂」は田中さんご夫妻の二人三脚で初めて完成する。田中さんが桧風呂を造る上で、奥さんの協力は絶対に欠かせない。

まさにピッタリの息合いで組立作業が進んでいく。田中さんの一歩先の作業準備を奥さんが手際良くしていく様子は、長年二人で作業を重ねてきた技とも言える。「おいっ!」と田中さんが言うと、「はいはい、えいかね?」と奥さんが作業の手合いを入れる。まさに「あ・うん」の呼吸があった。「まぁ喧嘩するときはお互い本気よ!お父さんらぁ、しょっちゅう怒鳴りゆうで〜」と奥さんはニコヤカに言っていた。当の田中さん本人は「・・・・。」無言で笑っていた。

いつでも暖かい笑顔で迎えてくれる田中さんご夫婦。二人の厳しく、あったか〜い気持ちがカタチになったような「桧風呂」。まさに「職人魂」の宿る桧風呂をお届けします。

「本当に見せてもえいが?」と思わず質問してしまった『職人技』を大公開!

初めてご覧になる方が多いはず。「桧風呂」はこうして産まれるんです!

道具
風呂作りにはこの道具を使います  不思議な形の道具たち
カンナや金づちは何度か見た事はあるけれど・・・、あとの道具は不思議な形をしたモノばかり。田中さんが「(道具は)面白いカタチばっかりじゃろ。まぁ〜けんど風呂桶職人のホンマの道具は”経験と手の感触よ!”と笑顔で語る。「道具類はオレのオヤジが使いよったのもあるし、ワガと(自分で)こしらえたものある。」と道具には格別の愛着と自信を持っている。

仕込
さわやかな香りの桧板  風呂桶の材料になる桧板 
桧のさわやかな香りがいつも香る田中さんの仕事場。そこには風呂桶の材料となるブ厚い桧板が整然と並んでいる。「板を貼合わせる技術は職人それぞれが持つ技の一つ。この作業が一番大事な”浴槽の命”になる。板の貼合わせ方だけで浴槽の寿命は違ごうてくる。」と真剣な目で語っていたのが印象的だった。
職人さん 「企業秘密じゃないの?」と聞くと「大丈夫!ワシもこれで(風呂桶職人で)メシを食うてきたき。

普通の人じゃあ真似できんところ(技術)が職人にはあるがよ。

そこはちょっと教えれんけどねゃ・・・。」と忙しく手を動かしていた。

造る
枠
側面に溝を彫る
枠の側面(広い部分)になる板の左右に溝を彫る。
横部分のはめ込み作業
横部分の板をはめ込む。この作業を繰り返して枠を四角形に組む。
印をつける
枠を固定する為ため組合せ部分に専用の道具で印を付ける。
金具で固定する
印を付けた部分に穴を開け、金具を入れて固定する。
隙間をパテ埋めする
金具で止めた穴の隙間部分をパテ埋めする。
木栓
木栓は穴部分の補強と仕上飾りに使う。この木栓は田中さん自身が一個一個手作りしている。
「木栓は売ってないき!こんなこんまいモン(小さなモノ)まで自分で作らんといかんがよ。風呂桶を造るのもズルイもんじゃないぞ(簡単で楽なことじゃないよ)。」・・・と田中さんは言いつつも手の動きが止まる事は一度もなかった。

造る
底
底 寸法を記す
実際の仕上り寸法より少し大きめに貼り合せた底板の木目を見ながら、枠のサイズに合わせて寸法を記していく。

排水溝用の穴を開ける
底板のサイズを合わせたら排水口用の穴を機械とノミで開ける。
底板をカット後、切断面にカンナがけ
底板を記した寸法にカットした後、切断面を丹念にカンナかけする。「昔はこんな所も全部手でカンナをかけよったけんど、今は性能がえい機械があるき助かる。ホンマ楽になってきた」と田中さんは言う。
排水溝の穴に金具を取付け
排水口の穴に金具を取りつける。枠部分の組立作業と同じく、底板の周囲に穴を開け、専用金具で固定・パテ埋めと木栓で補強をしていく。この作業には”すごい秘密”があるが、それは絶対に教えられないと言う。
底板取付終了
底板の取り付けが終わった状態。だいぶ風呂桶らしいカタチになってきた。田中さんに今まで何槽くらいの風呂桶を造ったか質問した。「まぁ千や二千の数じゃないぞ、う〜ん覚えてないぞ〜!」と豪快に笑っていた。恐るべし!いごっそ(頑固者)オヤジ。
底板を取付後、ひっくり返した状態
底板を取りつけ、ひっくり返した状態。これから”カマチ”とよばれる手スリにあたる部分を取りつける最終的な化粧作業にはいる。
カマチの材料の感触を確かめています
「カマチ部分は女性が化粧をしてキレイになるのと一緒。キレイにしちゃりたいろう(キレイにしてあげたいでしょ)?」と材料の感触を確かめていた。
カットした材料をプレーナーに通す
風呂桶のサイズにカットした材料をプレーナー(カンナをかける機械)に通す。プレーナーからは透けて見えるくらい薄いカンナ屑が出てくる。

造る
かまち
面取り
「尖った角が当ると手でも切れるゾ!」と言いながら、本当に糸のような細さで角を削っていく”面取り”といわれる作業をする。
カンナで削り、平らに
カマチを取りつける本体部分の表面をカンナを使って削り平らにする。カンナが動くたび”シュッシュッ”という心地良い音と桧のいい香りが広がる。
土台となる特製クギの打ち込み
風呂桶本体にカマチを取りつける土台となる特製クギを打ち込む。このクギも実は田中さんの自作。部品一つでも自分が納得しないと使わない。
カマチの材料にも少し穴を開ける
カンナをかけたカマチの材料にも少し穴を開け、仮置きして位置を確かめる。一度打ち込んでしまうと、やり直しがきかない大事な部分だ。
カマチが傷つかないよう、平気に打ち込む
位置が決まったらカマチを傷がつかないように、平均になるよう打ち込んでいく。”ドン・ドン”というお腹に響く、重い正確な音が作業場に響く。
カマチの取付
カマチは少しずつ風呂桶の周囲を回るようにして取り付けていく。カマチの上をまるで滑るようにして田中さんの手が動いていく。
カマチが入っているかの確認
最後まで決して手を抜かない。木を叩いた時の音で、きちんとカマチが入っているか確かめる。重い金づちが田中さんの手にあると、関心するほどよく動く。
完成
やっと完成した”いごっそ(頑固)親爺の桧風呂」。見たとおりシンプルで、飾り気はない。しかし、ドッシリとした存在感と桧のシットリした肌触りが美しい風呂桶だ。
10〜15年は普通に使える桧の風呂桶
桧の風呂桶は10〜15年は普通に使えるという。2世代続いての田中風呂ファンも多く、年々注文数は増え続けている。今日も田中さんの仕事場には、新しい納品先を待つ風呂桶がいくつも並んでいる。

「伝統の職人技」と「素材の良さ」が活きた極上の『桧風呂』。
風呂桶職人が削りだすカンナの音が聞こえてきませんか・・・?


頑固親父の桧風呂 価格表
職人がつくった伝統の桧風呂

下記の価格は浴槽本体価格の表示です。
※施工費用などは含まれておりませんので予めご了承ください。



材質  桧(上小無地)
規格サイズ(mm) 浴槽税込価格(本体価格)
長1000×奥700×深580 ¥472,500(本体¥450,000)
長1100×奥700×深580 ¥525,000(本体¥500,000)
長1200×奥700×深580 ¥630,000(本体¥600,000)


材質  高野槙(上小無地)
規格サイズ(mm) 浴槽税込価格(本体価格)
長1000×奥700×深580 ¥525,000(本体¥500,000)
長1100×奥700×深580 ¥577,500(本体¥550,000)
長1200×奥700×深580 ¥682,500(本体¥650,000)

上記浴槽の施工等に関する緒費用は最寄の工務店または住宅メーカーにご相談ください。


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