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仙谷官房長官:全共闘に関与の過去「誇り」

 「東大全学共闘会議(全共闘)の救援対策を担ったことは隠しも何もしない。若かった時代の考え方に思い至らなかったこともあるが、誇りを持ち、その後の人生を生きてきた」。仙谷由人官房長官(64)=似顔絵=が22日の参院予算委員会で、40年以上前に加わった学生運動への思いを述べる場面があった。

 仙谷氏が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、自民党の佐藤ゆかり議員(49)が「社会主義活動にかかわってきた学生時代からの背景がある」と問いただしたことに答えた。

 仙谷氏は自衛隊も合憲だとの認識も重ねて示し、自身の辞任も否定した。ただ、日ごろの舌鋒(ぜっぽう)は影を潜め、公明党の石川博崇議員(37)が求めた自衛隊員への直接謝罪にも「できるだけ早い機会に時間がとれるよう努力したい」と応じた。【坂口裕彦】

毎日新聞 2010年11月23日 東京朝刊

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