土中から白い煙を上げる黄りん弾=29日午前11時4分、八重瀬町立具志頭小学校
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29日午前10時10分ごろ、八重瀬町の具志頭小学校の校舎に面する敷地内で、新校舎建設のための掘削作業をしていた業者から「不発弾らしきものから白煙が上がっている」と110番通報があった。
糸満署などによると、パワーショベルを操作していた作業員が、深さ約1メートルの土中から黄リン弾の破片を発見。陸上自衛隊が緊急回収した。
破片が見つかったのは、同小学校の1、2年生が授業を受けていた校舎の真横だったが、けが人はなかった。全校児童379人は安全が確認される同日午前11時15分ごろまで体育館へ避難し、その後は通常の授業に戻ったという。