SLPY

吉良「ヘイ!しのぶ」:序


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http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1213623102/ http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1213711564/
1 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:21:17.02 ID:/8ji6y+g0
吉良 「まったくいつ見ても君は
     このお日様より輝いているね」

しのぶ「あら、アナタ 今日は随分ご機嫌じゃない
     宝くじでも当たったのかしら?」

吉良 「そんなニュースより もっとハッピーな知らせさ」

しのぶ「へぇどんな?」

吉良 「今日は休みをもらえたんだ
     だからこの光り輝く君の身体を一日中眺めていられる」

しのぶ「まぁアナタッたら・・・ いけない人」


5 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:23:34.30 ID:/8ji6y+g0
吉良「川尻浩作め・・・ まさかこんな性格をしていたとは・・・」


7 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:29:27.23 ID:/8ji6y+g0
吉良「ヘィ!しのぶ〜♪

    ・・・いや、違うな 少しテンションが高すぎるか

    ヘイ!しのぶ!

    ・・・これでは少し違和感があるかな」


隼人「パパは毎晩、何をやっているんだ?」


8 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:36:37.17 ID:/8ji6y+g0
しのぶ「じゃあ今日も行ってらっしゃい」

吉良 「あぁ 夕飯までには帰るからな」

しのぶ「?」

吉良 「どうしたんだい しのぶ?」

しのぶ「行ってきますの"アレ"はやらないの?」

吉良 「ア・・・"アレ"?」        ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

しのぶ「アレよ "ディープキス"」

吉良 「あ、アレか よ、よし・・・」



億泰 「お、朝っぱらからなんかやってるぜ仗助!」

仗助 「なんかアレ あやしいっスね」

承太郎「ああ、あの男 キスが"演技臭い"」


10 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:42:59.41 ID:/8ji6y+g0
仗助 「あの男何か隠し事してるとか・・・」

承太郎「かもな」

億泰 「そういう事はよー 詮索しねぇのが
     スジってモンじゃないのかねオフタリさん」

承太郎「ただの"夫婦なら"・・・ な」   ゴ  ゴ  ゴ  ゴ



11 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:44:12.79 ID:oxmWnnk80
植物のような平穏な心を望んでいるこの吉良吉影がこんな目にあっていいはずが無いwww


13 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:47:04.68 ID:/8ji6y+g0
女社員「川尻さん コピー上がりました」

吉良 「あぁ、そこに置いといてくれ」

女社員「?」

吉良 「どうした?」

女社員「今日はやけに暗いですね」

吉良 「」


14 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:48:08.06 ID:l/nbUiWd0
静かに暮らせないなwww


15 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:48:28.38 ID:/8ji6y+g0
吉良 「え・・・?」

女社員「いつもならハイテンションでお尻とか触るのに」



吉良 (な、なんて男だ・・・ 川尻浩作・・・)


17 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 02:59:01.43 ID:/8ji6y+g0
部長「川尻君、どうだね 商談の件は」

吉良「はい、順調です
    プレゼンの原稿も仕上がりました」

部長「そいつぁ結構・・・ どうだね 今晩
    久々にアレでも」

吉良「ア、"アレ"と申しますと?」  ゴ   ゴ  ゴ  ゴ  ゴ

部長「2丁目にあるだろ? あのバーだよ
    いっぱいやろうじゃないか フハハハ」

吉良「き、今日は 妻に早く帰るといってありますので・・・」

部長「そうか、そりゃ残念だ 明日ならどうかね?」

吉良「え、ええ 是非」

部長「そうかそうか 楽しみにしているよ ハハハ」



吉良( くそ どんな店か見に来たのはいいが
     なんだ、この店は  男が働いている・・・ )


18 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 03:05:39.39 ID:/8ji6y+g0
女々しい男「あら、浩作ちゃんじゃない♪
       どうしたの今日は?」

吉良   「い、いや 近くを通りかかったもんだから・・・」

女々しい男「まだ時間あるでしょ? 飲んでかな〜い?」

吉良   「い、いや今日は・・・」

女々しい男「あらぁ いつもなら立ち寄ると飲み明かす
        浩作ちゃんらしくないわねぇ・・・」

吉良   「また今度 寄らせてもらう」

女々しい男「楽しみにしてるわよ 浩作ちゃんのアレ」

吉良   「ア、"アレ"?」  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ

女々しい男「アレよ 下でお尻にも字書くヤツゥ!!」



吉良(川尻浩作め・・・ なんてゲスなヤツだ)


20 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 03:13:36.05 ID:/8ji6y+g0
しのぶ「あら、お帰りなさい
    今日はアナタの大好物なの」

吉良 「へぇいったいなんだい 中華か?
     それともイタリアン?」

しのぶ「 わ た し 」

吉良 「こいつゥ――ッ!!」

しのぶ「あ、アン!! アナタァ!!
     ン? アレ? 今日は小さいままなの?」

吉良 「え・・・?」

しのぶ 「あ・・・ そうよね あなたももうそんな歳よね・・・」



吉良 ( な、なんだと・・・ )


21 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 03:22:52.61 ID:/8ji6y+g0
億泰 「こ、これってよォ〜 と、盗撮ってヤツなんじゃねぉのか?」

仗助 「いいんだよ ばれなきゃ犯罪じゃねぇんだしさ」

承太郎「昼間仕掛けた盗聴器とスタープラチナによる
     望遠観察の結果 どうも夫である川尻浩作の
     "ナニ"がサイズダウンしているらしい」

仗助 「グレイトッ!! 吉良説濃厚っスね!!」

億泰 「で、でもよぉ それって アレじゃねぇのか
     不能っつうか 不全っつうか」

承太郎「その可能性もある だが吉良の疑いが濃厚である以上
     このまま放置するわけにもいかねぇ
     そこで明日、じじぃの念写であの家に被害者がいないか
     罠や何かしらの仕掛けがないか安全を確認した後
     岸辺露伴のヘブンズドアーで住民から直接情報を聞き出す
     より濃厚なら 浩作本人との対面もアリと言う訳だ」

仗助 「グレイト・・・ 勝負時っスね」


22 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 03:33:07.26 ID:/8ji6y+g0
吉良 「ふぅ・・・ ナマの人間とは初めてだったが
     なんてことはなかったな  ん?
     何か光っている

     !!

     これはッ!! 盗聴器と盗聴カメラ!!
     そういえば この家には川尻隼人という子供がいたな
     機械類を弄繰り回す子供ッ!!
     まさか今の場面も取っていたのではッ!? 今までの場面も!!

     だが待てよ・・・ 何故盗聴器とカメラが別々に仕掛けてあるんだ
     それにこの盗聴器は無線で発信するシステムになっている・・・
     カメラが有線でつながれているのならば 何故盗聴器だけ・・・

     いずれにせよ 川尻隼人に直接尋問しなくては・・・」



吉良  「しかしなんてタフなヤツだ 川尻浩作
      しのぶは6回まで満足しなかったぞ・・・」


23 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 03:43:24.41 ID:/8ji6y+g0
仗助「こんばんわ」

露伴「何だこんな夜中に 今何時だと思ってる」

億泰「時間なんて気にすんなよな漫画家ァ!!
   それよりも 吉良の情報をつかんだんだ
    これまで調べた特徴と一致する容疑者を見つけたんだ!!」

仗助「まだ確定したわけじゃないんスけど
    承太郎さんはほぼ濃厚って・・・
    そんで明日、その容疑者の家に行こうと思うんスよ」

露伴「それで僕の能力でいろいろ探りを入れようってわけか
    いいだろう 明日また連絡してくれ」

仗助「オイ、それよりもオメー なんで家の中に
    康一の靴があるんだ? 説明してくださいよ」  ゴ ゴ  ゴ  ゴ


25 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 03:51:36.49 ID:/8ji6y+g0
康一「た、助かったよ仗助君・・・」

億泰「漫画家ァ まだ懲りてなかったのかよ」

露伴「うぅ ま、またいい体験をしたなァァ・・・」

仗助「いくら殴れても反省しないやつめ」

康一「そ、そうだ!!仗助君!!
    実は渡したいものがあったんだ!!」

仗助「なんスか」

康一「これ、これだよ!!
    このマッチ あるバーで吉良と特徴の一致する男が
    出入りをしているって情報をつかんだんだ!!」

億泰「そりゃ どこの情報だ?」

康一「間田さんだよ それでその客は
    ここ最近、店に来てないらしくて 来なくなった日は
    僕たちが吉良と対面した日と一致するんだ!!」

仗助「ん〜 こりゃまた吉良の匂いがするなァ・・・
    承太郎さんに連絡してみるとするか」


28 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:01:13.47 ID:/8ji6y+g0
隼人「ま、まずい 見つかってしまった!」

吉良「いったい・・ いつからだ?」

隼人「パパはな、何者なの?
    さ、最近のパパは変だ・・・」

吉良「質問を質問で返すなァ――!!」

隼人「う、うぅ ずっとです・・・」

吉良「うーん、なるほど
    いままでずっとという訳か」

吉良「このカメラも全部お前が仕掛けたのか?」

隼人「ハ・・・ ハイ」

吉良「では、この盗聴器もか?」

隼人「い・・・ いいや
    カメラには ろ、録音機能がついてて
    わざわざ盗聴器を仕掛ける必要なんてないんだ・・・」

吉良「なるほど」
   (という事は・・・ この盗聴器は別の人間が
    仕掛けたというわけか、厄介だぞ
    この様子だと小僧はこっちの盗聴器に関しては
    まったく知る由もないといった感じだ)


29 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:08:19.49 ID:/8ji6y+g0
吉良(だが、私がこの男と入れ替わってから
    今まで一度もキラークイーンを使用していない
    つまり私が"吉良"だという明白な証拠は
    "何一つ残していない"というわけだ
    この盗聴器を仕掛けた奴が私を疑っているとはいえ
    それは『可能性がある』というだけの事であり
    "吉良"を前提として調査しているとは思えない
    なぁに、今までどおり 自然に振舞っていれば
    何一つ問題はないのだ・・・ 唯一このガキを除いて)

隼人「パパ・・・ ぼ、僕は」

吉良「何、おびえる事はない
    別にパパは怒ってはいない だが
    もう盗撮はやめるんだ そしてテープも全部渡しなさい いいな」

隼人「う、うん」


31 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:12:13.78 ID:/8ji6y+g0
隼人(パパは最近変だ・・・ もしかしたら別人が
    パパの皮をかぶってなりすましているのかも
    でもそれは僕の憶測でしかなく 確実な証拠は何一つない
    しかし気になるのはあの盗聴機だ
    あんなもの 今まで見た覚えはなかったのに・・・
    いったい誰だあんなものを仕掛けたのは)

隼人「もしかしたら・・・ まだ家中にも
    あれと同じ型の盗聴器が
    仕掛けられている可能性があるな・・・」  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ


32 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:18:50.85 ID:/8ji6y+g0
承太郎「空条だ」

仗助 『もしもし、承太郎さんスか?
     さっき露伴の家で康一に会いましてね
     それで、康一も吉良に繋がりそうな
      男を発見したそうなんですよ』

承太郎「それはどんなヤツだ」

仗助 『背格好と年齢がほぼ一致します
     そんで、吉良と俺たちが対面した日以降
     行きつけの店に行かなくなった見たいなんスよ』

承太郎「なるほど、分かった
     お前と康一君、それから億泰の3人で
     男の情報をもっと詳しく調べてくれ
     もう一人の吉良容疑者は俺と露伴とじじいで
     調べる」

仗助 『わかりました露伴にも伝えときますよ』

承太郎「くれぐれも無理をするなよ
      もしホシが現れたら怪しまれないよう距離を保て
      後日露伴とじじいで探りを入れる」


33 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:25:01.87 ID:/8ji6y+g0
隼人「ハァハァ・・・ 家の中の盗聴器を調べたら
    なんて数だ 50個近く出てきたぞ
    どれも同じメーカーだし 仕掛けたヤツは
    同一人物または同一グループだ
    そして、この機種は半径500m以内で
    盗聴可能なヤツだ
    ここらでおちついて盗聴をするとなると
    あの向こうのビルしかない
    車からやった可能性もあるが
    あのビルなら望遠鏡で寝室をのぞく事も出来る!!
    ここまで盗聴器を仕掛けた連中なら
    きっと 映像もほしがる!! 仕掛けたヤツは あのビルにいた!!」


隼人「なんてことだ もう朝じゃないか」


35 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:31:15.79 ID:/8ji6y+g0
老人「あぁ なんか高校生とデカイ男が
    屋上にあがっとったよ」

隼人「ほ、本当ですか!!」

老人「新聞配達しとるときは
    単調で単調で・・・
    だから ああいう普段見かけん光景は
    無意識に記憶しとったんじゃのワシは」

隼人「そいつら、どこに行ったかわかりますか?」

老人「さぁ、そりゃ配達の途中じゃったし・・・
    じゃが ぶどうが丘高校の制服着た
    高校生じゃったから 近所なのかも知れんよ」

隼人「あ、ありがとうございました」
 
隼人(やっぱり犯人はビルにいた!!
    そして探っているんだ パパの事を!!
    この人たちと接触できれば
    パパが最近おかしな理由が分かるかもしれない!!)


36 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:35:17.88 ID:/8ji6y+g0
吉良 「ン〜いい朝だな」

しのぶ「本当、いい朝ねアナタ」

吉良 「しのぶ、いい朝の見分け方と
     悪い朝の見分け方を知っているかい?」

しのぶ「いいえ知らないわ」

吉良 「それはね、愛している人が
     こうやってコーヒーを淹れてくれるかそうでないか だよ」

しのぶ「まぁ、アナタッたら・・・ ///」


37 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:38:33.47 ID:/8ji6y+g0
吉良( くそ 後どのくらいこの生活が続くのだろう
     早めに切り上げてしまいたいところだが
     私を探る者たちがいる以上
     下手に行動を起こすのは得策ではない
     2ヶ月・・・ いや、3ヶ月はこのまま続くだろう )


38 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:43:37.09 ID:/8ji6y+g0
     ハーミットパープル
ジョセフ「 隠者の紫 !!」

承太郎「じじい 何か出てきたか?」

ジョセフ「うむ、いまホシが家を出たところじゃ
     息子は学校、妻は掃除をしとる」

露伴 「うむ、それじゃあまず
     妻から調べることにしましょう」


40 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:51:56.06 ID:/8ji6y+g0
ピンポーン

しのぶ「はーい どちらさまですk・・・」

               ヘブンズドアー
露伴 「間髪入れずに 天国への扉!!」

露伴 「早速この女が近頃夫に感じている
     事柄を調べてみましょう」

承太郎「ああ」

     チ    く チ 帰 夫
  小 ..ン    れ ッ 宅 は
  さ  チ    る と 時 最
  い ..ン      守 間 近
            っ を ..妙
            て キ だ

承太郎「なるほど、わずかながらではあるが
      "妙だ"と感じているようだ」


41 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:52:16.58 ID:iBTZFPxr0
チンチン小さいwwwwww


42 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 04:58:38.58 ID:/8ji6y+g0
仗助「お、オイ康一 ここであってんのか?」

康一「うん、間違いないよ このバーだよ」

億泰「これってアレかい?
    男が男をもてなす通称"オカマバー"ってところなんじゃぁ・・・」

仗助「な、なんだか一気にやる気失せたぜェ〜
    バーっつーから もっとシャレたところイメージしてたのによォ」

康一「つべこべ言っちゃだめだよ さぁ入ろう」

億泰「入ろうっつったって まだ空いてねぇんじゃねぇのか」

康一「朝10時までやってる変わった店なんだよここは」




仗助(み、妙に詳しいな康一のヤツ)    ヒソヒソ
億泰(あぁ)                 ヒソヒソ


43 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:04:09.67 ID:/8ji6y+g0
イカツイ男「いらっしゃい あら ここは
      20歳未満は利用できないのよん」

康一  「いや、あの 僕ら
      いろいろ 調べに来たんです」

イカツイ男「あらやだ、こんな若いのに探偵さんか何か?
     悪いけど、お客様の事とかは教えるわけにはいかないの」

康一  「えっと、間田さんの紹介できたんですけど・・・」

イカツイ男「アラヤダ!! ソレってもしかして和ちゃん?
      あら〜 あの子常連なのよねェ〜 困ったわァ」

仗助  「子供は利用できないんじゃ・・・」

イカツイ男「まぁいいわ 特別に ちょっとだけ
      お話してもいいわよん」


44 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:09:29.17 ID:/8ji6y+g0
イカツイ男「さぁ 座って座ってェ〜」

億泰  「お、オイ仗助 俺ァよぉ カンなんだが
     なんだか 有力な情報手にはいらねぇ予感がするんだよな
     だからとっとと承太郎さんたちの所へ合流しようぜ」

仗助  「全くだ」

康一  「ちょっとオフタリサン!! なんでそんなにやる気ないかな!?
      重ちー君殺害犯の大切な手がかりなんだよ!!」

億泰  「で、でもよォ・・・ 俺こういう店生理的にダメなんだよなぁ・・・」

仗助  「全くだ」

イカツイ男「あらぁ 残念ねぇ でもあなた達もいつか
      私たちのよさが分かる日が来るわよん」

康一  「あ、あの早速ですけど
      川尻さんを ご存知ですか?」


45 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:18:35.81 ID:/8ji6y+g0
部長「やぁ おはよう川尻君」

吉良「おはようございます 部長」

部長「ほ〜ら!!」

吉良「う!な、何をされるんですか!!」

部長「む、ノリが悪いな
    たまに こうやってやるじゃないか "ケツタッチ"」

吉良「ケ、"ケツ"・・・"タッチ"?」  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ

部長「まさか、大切なプレゼン前で硬くなっとるんじゃないだろうな?」

吉良「い、いえ・・・」

部長「言わんでも分かるよ 君の気持ち
    どうだ今から あのバーへ行かないか?」

吉良「え? 今からですか?」

部長「なぁに 時間はとらんよ ほんの2、3時間程度
    こころをほぐすつもりとおもって・・・ な? 昨日約束したろ?」

吉良「う・・・」
   (ここで妙に断れば また私の正体を怪しむ者を増やしてしまう
    あまり、進まないが仕方ない 行くとするか・・・)

吉良「わ、分かりました・・・ 2時間ほどだけ」


46 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:25:04.48 ID:/8ji6y+g0
隼人「今日高校に来ていない生徒は16名・・・
    おじいさんの情報では長身の2人の男子高校生
    情報と一致するのは2人 "オクヤス"と"ジョウスケ"
    この二人・・・今どこにいるんだろう?
    まさかまた・・・ 僕のパパを調べているのでは?
    だとすると接触できる可能性は高い!!
    パパが見える位置からの盗聴
    それはデスクだ!! パパの会社にいって
    怪しいやつを見つけるんだ!!

    よ、よし・・・ 早退だ 学校を早退して
    パパを追跡しているヤツを 追跡するんだ」


48 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:30:11.36 ID:/8ji6y+g0
露伴 「妻からは有力な情報は得られなかった・・・」

承太郎「念のために、その息子である
     この隼人少年にも事情を聞くとするか」

ジョセフ「承太郎、その隼人君じゃが
     どうやら学校から早退して現在移動中のようじゃ
     ここに近づいとるワケじゃないが
     駅の方面 割合近い道のりへむかっとる」

承太郎「手間が省けたぜ 急ごう」


露伴 (フフフ、一度でいいから
     人妻の皮膚の感触を味わってみたかったのだ
     これでまた一風変わった人妻のリアルな絵が描けるぞ
     まったく・・・ 杜王町に引っ越して来てよかった)


50 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:31:34.09 ID:qkSUzBF8O
露伴ちゃんたら、いけない人!


51 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:41:02.00 ID:/8ji6y+g0
隼人 (ん・・・?なんだろう あの人たち
     僕のほうへ向かってくる)

隼人 「あの、僕に何かようでs」

露伴 「間髪いれずにへブンズドアー!!」

承太郎「カッタルい事は嫌いなタチでな
      このまま読ましてもらうぜ」

                   僕
    チ        な     の
    ン        に     パ
 小 チ      お  か     ..パ
 さ  ン      か  が     は
 い        し        妙
          い        だ

ジョセフ「特に変わった所は見当たらんの」

承太郎「いや、何か妙だ
     なぜこの少年は親のチンチンが小さいと思っているんだ?」

露伴 「. |
ジョセフ ・  」

承太郎「共に風呂に入っているのだとすれば確かに
     アレを確認することはあるだろう
     だがたとえ確認したとしても
     子供が大人のを見て小さい大きいを区別するとは考えにくい」


55 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:46:56.76 ID:/8ji6y+g0
承太郎「そしてやはりと言うべきか
      この少年も母親同様 浩作に違和感を感じているようだ」

露伴 「やはりこの家族 匂うな」

ジョセフ「・・・ゴクリ」

承太郎「次のページを開いてみるぜ・・・」



思 ..パ   同  そ       パ
っ  パ   じ  い       パ
て  を   よ  つ    さ  は
い  変   う  も    れ  追
る  だ   に  僕    て   跡
   ..と      と     る  


58 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:51:11.33 ID:/8ji6y+g0
ゴ  ゴ        ゴ     ゴ
                 ゴ
承太郎「こ、これは!!」     ゴ

   ゴ     ゴ

露伴 「彼は我々の存在に気づいていたのか!!」

ジョセフ「と・・・ いう事は!!」

承太郎「ますます妙だ だが確実に核心に近づいている!!」


59 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 05:55:39.26 ID:/8ji6y+g0
承太郎「露伴、能力を解除してくれ
      彼から直接話を聞きたい」

露伴 「わかった 戻れ!ヘブンズドアー」

隼人 「ん・・・ ア、アレ?
      ここはどこ? 僕は川尻隼人・・・」

承太郎「隼人君色々話を聞かせてくれ
     君のお父さんの事について」

隼人 「え・・・? ア、アンタ達 だ、誰!?」

ジョセフ「君のお父さんを調べているものじゃよ」

隼人 「や、やった!! 出会えた!!
      パパを追跡している人たちに!!」


61 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:03:52.99 ID:/8ji6y+g0
イカツイ男「川尻さん? アァ浩作ちゃんの事ねェ」

仗助  「そいつについて知ってることを教えてください」

イカツイ男「知ってること? んー ほっそりした長身で
      下でお尻に文字を書くのがスッゴク旨いのよん」

億泰  「し、"下"ァ〜!!?」
      (舌じゃなくて下なのかよ! 勘弁してくれよ!!)

康一  「ほ、他に 最近店に立ち寄ったとか・・・」

イカツイ男「あ、ウチの店員のカオル君(女々しい男)がね
      昨日店の近くに寄ったのを見たって行ってたわん」

仗助  「き、昨日の何時ごろっスか?」

イカツイ男「そうね、6時ごろって言ってたわん」

康一  「会社の帰宅時刻だ!! 6時ごろ帰宅する
      会社員で川尻の名前を探せば割合早く
      本人にたどり着けるぞ!!」


64 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:12:20.15 ID:/8ji6y+g0
ガチャ

ケバイ男「いらっしゃぁ〜い」

イカツイ男「あ、アンタ達ツイてるわね
      今店に入ってきた人いるじゃない?
      ほら、あの若い方 あれが川尻さん」

康一  「
仗助    !
億泰      」



部長  「さ、川尻君
      酒はダメだが 好きなものを頼みなさい」

吉良  「は、はぁ・・・」



億泰  「や、やばいぜ・・・ 早速ターゲット見つけちまった」

康一  「ど、どうしよう仗助君!!」

仗助  「承太郎さんは"距離を保て"っていってたからよ
      とりあえず怪しまれないタイミングで 店を出ようぜ」


65 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:17:10.23 ID:/8ji6y+g0
億泰「怪しまれないタイミングっていつだよ!
    高校生がこんなところいたら 普通に怪しまれるぜ!!」

仗助「幸いヤツは入り口近くのボックス席
    店の奥側にいる俺たちはヤツの視界には入らねぇ
    だから閉店の10時までここで隠れてるしかねぇな」

康一「う、裏口から出してもらおうよ!!」

仗助「いいやだめだ裏口はアソコの 従業員室だ
    行くにはどうしても連中の視界に入ることになる」

億泰「畜生、なんか汗出てきたぜェ〜」


66 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:22:36.59 ID:/8ji6y+g0
半分男「部長サン〜ッ 最近来てくれなくてさびしかったですよォ」

部長 「ウハハハハ いや参ったねこりゃ ハハハ」

吉良 「あ、あはは 全くですな アハハ」

部長 「よし、ンじゃ恒例のアレをいっちょやるか!!」

吉良 「恒例の・・・ "アレ"?」 ゴ  ゴ   ゴ  ゴ  ゴ

部長 「文字当てだよ! ほら立ちなさい ほら!」

吉良 「は、はぁ・・・」

部長 「さぁ まずは 私がこの子に書くとしよう
     何でもお題をいたまえ」

吉良 「じゃあ 「吉」を」

部長 「吉か! よぉぉぉし〜♪」

     グリ グリ グリ グル グル グリ グリ

吉良 (お、男の尻に… なんて事をするやつだ…)


67 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:26:46.97 ID:/8ji6y+g0
康一  「
仗助    !
億泰      」
■■■■■■■          ■■■■■■■



■■■■■■■          ■■■■■■■
                     吉良  「!!」
                      部長「 ? 」

            \ガチャ/
■■■■■■■■■   ■■■■■■■■■■


70 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:29:51.56 ID:/8ji6y+g0
康一  「
仗助    じ、承太郎さんッ!!
億泰                  」

隼人  「パ、パパ!!」

吉良  「は、隼人!! 何故ここにッ!!」

承太郎 「やれやれ、ようやく終点が見えたって感じだ」

ジョセフ 「そのようじゃの」




露伴  「一度こういう店に入ってみたかったんだよ!!」


72 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:33:47.77 ID:/8ji6y+g0
吉良(あ、あの顔は… 岸辺露伴に
    承太郎ッ!! そして、クソ!! 後ろには
    康一と億泰と東方仗助がいる!!
    な、なんて災難日だ… たしか岸辺露伴は
    人の心を盗み見ることが出来る!! まずい!!
    隼人を連れている所を見ると 私を調べに来た
    つまり、私が吉良であることがばれてしまう!!)


ゴ  ゴ        ゴ     ゴ
                      ゴ
  承太郎「アンタが… 川尻浩作か」     ゴ

   ゴ     ゴ


74 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:39:54.37 ID:/8ji6y+g0
吉良 「フ・・・ フフフ
     フハハハハハハハ

     ハハハハハハハハハッ!!」

部長 「どうしたのかね川尻君
     彼らは知り合いかね?」

吉良 「まったく、この顔になってから
     平穏はどこか私の目に見えない場所へ
     吹き飛んでしまったらしい
     ここ数日ロクに寝てはいない…
     毎日、この川尻になりすますために
     さまざまな 研究をした 川尻隼人の研究を…
     まったく ロクなヤツではなかった」

        ド ド ドド ド !!!

仗助 「て、テメェ!! まさかッ!!
      テメェが重ちーのッ!!」

吉良 「キラークイーンッ!!」


75 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:45:36.49 ID:/8ji6y+g0
吉良 「・・・ッ!!」

億泰 「ッ」

康一 「!」

仗助 「!?」





承太郎「時は止まる カッタるいことはキライなタチなんでな
      このまま殴らせてもらうぜ」

   停止時間残り4秒ッ!!

承太郎「ヤレヤレ、ムカデ屋では世話になったな」

   停止時間残り3秒ッ!!


76 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:50:50.40 ID:/8ji6y+g0
承太郎「!」

  ――こ、こいつ!!無関係の人間をッ!!
     爆弾に変えてやがるッ!!
     テメー自身のためだけに
     弱者を利用しやがった!!

  停止時間残り2秒ッ!!

承太郎「チッ!爆弾になった部分の肉を
      もぎ取るしかねぇ!!」

  停止時間残り1秒ッ!!

承太郎「さて、残りの時間で・・・ テメェのその面に
      スタープラチナを叩き込んでやるッ!!」


77 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 06:55:44.14 ID:/8ji6y+g0
承太郎「!」


承太郎「オラァッ!!」

    メ゛ギャッ!!!!

承太郎「そして 時は動き出す・・・」

\\ . -‐- . :: .  -‐- 、 // . ,  / _ ヽ
\\( ⌒  ⌒  ´   ' .. 'ヽ..  /  ´   )
 ;: ( ⌒ )=)´_ ⌒;: ⌒ .. ) ) // ニ==-
(  ( nヽー‐'__;:  _,、__ // `ヽ  
二` - i l  / 。 i /   ゚ ヽ   ; .)  ) .  .─-
 )( ((.ゝ',:  ヽ_ノ  、__ワ ノ  )  二=− )
ξ ⌒, ; (, __,-、_,,、   ̄  )  ) )      )
ゝ//'.. .(> >__,ノ ) )) ) =]3   二=‐-
lー-、. ; ゝ ., :   Lヽ ノ, ; .: ., ) ) ノ  ノ
 ̄, :. ,//. , ;ー─ - - '. , \\\ -'


部長 「うぉッ!!」

康一 「あぁッ!!?」

仗助 「じ、承太郎さんッ!!」

承太郎「やれやれだぜ」



78 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:01:20.60 ID:/8ji6y+g0
康一 「や、やった! 時を止めたんですねッ!!
     そ、そして吉良はッ? やつは倒したんですか!」

承太郎「いや、間一髪 攻撃できなかった
      そこの男に爆弾が取り付いていたので
      除去したのだが…

      物陰から またアレがあらわれやがッた!」

仗助 「もしかして・・・」

康一 「"熱を追跡するスタンドッ!!"」

露伴 「じ、じゃあ・・・ 吉良はッ!?
     ヤツはどこに?」

承太郎「ヤツは追わなくていい
     爆発の際従業員専用入り口から脱出したようだ
     だがヤツは俺たちをこのまま見逃すハズはない
     これから1人1人確実にやっていくつもりだ
     "左手のスタンド"と"爆破の能力"でな」


80 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:05:50.47 ID:/8ji6y+g0
承太郎「熱を追跡するスタンドを攻撃したせいで
     間一髪、ヤツの顔面に叩き込むことは出来なかった

     そしてあのスタンドの強度なら
     スタープラチナのパンチを食らっていても
     これから俺たち6人を攻撃するだけの余力は十分にある」

仗助 「畜生ッ!! ヤツのスタンドはどこだ!!」

億泰 「俺が削り取ってやるッ!!」

ジョセフ「OH MY GOD…」

露伴 「・・・」

康一 「じ、承太郎さん…」

承太郎「いいな、注意深く観察しろ 見るんじゃなく観るんだ」


84 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:17:38.66 ID:/8ji6y+g0
吉良  (くそ  クソ! クソ…ッ!!
      今この状況… 時が立てば必ず私が不利になるッ!!
      考えろ… 考えるんだ… 対策をッ!!)

親父「おぉ… 私のかわいいよしかげよ…
    お前は心底絶望すると
    そうやってよく爪を噛む子だった」

吉良「!  何故そこにいるッ!!」

親父「うぅ ワシはいつでもお前の事を見守っていたんじゃが…」

吉良「よし!いい所に来たッ! アレを出してくれ!!
     矢だ!! アレを使う 
     アレは大切なものだからな…
     まさか家においておくわけがない だせ!!!」

親父「な、何故じゃ!? あんなもの… いったい何のために」

吉良「もう一度あの矢に選ばれれば
    新しい力が生まれるかもしれないッ!!」

親父「そ、それは!! いかん!! 矢は人を選ぶッ!!
    無理に刺せば 死ぬ事だってあるのじゃぞ!?」


85 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:22:48.47 ID:/8ji6y+g0
吉良「うるさい!! 平穏のない人生が
    すぐそこまで顔を出しているというのに…
    ためらっている余裕はないのだッ!!」

親父「い… いかん!! やめろッ!!」


    グ   サ  ァ  ァ  ァ ア ア ッ!!!!!!!!

吉良「ぬぅ… な、何だこれは い、違和感がする
    異物感だ… クソッ!! 抜けないッ!!
    あ、熱いッ!! どうなっている!!」

親父「え、選ばれた… 吉影は再び選ばれたッ!!
    じゃが同時に早すぎた!! まだ矢に選ばれるには早すぎたッ!
    "未完成の能力"が 暴走するッ!!」

吉良「み、未完成の能力だと・・・? ど、どうなるんだ!!」


90 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:29:22.45 ID:/8ji6y+g0
承太郎「何やら 従業員専用のドアの向こうから
      騒ぎ声が聞える…
      俺が先に突入し様子を見る」

仗助 「そ、そんな 無謀ッスよ!!
     行くなら俺が行きますッ!!」

承太郎「お前が死んだら 誰が負傷の手当てをするんだ?
     ヤツは追い詰められたネズミ… 全員無事に
     晩の飯が食えるとは思えん
     俺なら万が一の攻撃でも 時を止めて回避できる」

康一 「じ、承太郎さんの言うとおりだ…
     だけど 危険すぎるッ!!」

承太郎「もし、お前たちが危ないと判断したなら
      億泰に瞬間移動してもらう そして
      相手の位置が分かったのなら
      康一君 君のスタンドで動きを封じる…
      やってくれるな?」

康一 「…は、はい」




露伴 (僕の出番はまだか…)


94 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:35:33.27 ID:NXTYA4EZO
露伴かわいい


93 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:35:08.40 ID:/8ji6y+g0
仗助 「・・・!」

億泰 「ひぇ〜ッ!」

康一 「くッ!!」

承太郎「ヤレヤレだぜ 行くぞ」   ■
                     ■
■■■■■■■■■■■■■■■   ■■■

               吉良「くそ! 連中はここに突入する気でいる!!
                   しかし何故だッ!!?
                   さっきからキラークイーンが出ないッ!!
                   クソッ!! どうなっているッ!!」

               親父「よ、吉影〜 ま、まだ早すぎた…
                   もう終わりじゃァ…         」


95 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:39:45.00 ID:/8ji6y+g0
 ・・・ 露伴              
        Σ 億泰            
 Σ 仗助                  
                        ジョセフ「トイレはここかの?」
       Σ 康一     
             Σ 承太郎  ■
                     ■
■■■■■■■■■■■■■■■   ■■■

              Σ 吉良

             Σ 親父


96 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:40:06.33 ID:MWz5nF2w0
ボwwwwwwwwwwwwwケwwwwwwwwwwwwwたwwwwwwwwwwwwwww


97 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:41:11.22 ID:+3nz38ze0
ジwwwwwwwwwwジwwwwwwwwwwwwwイwwwwwwwwwwwwwwww


98 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:45:19.89 ID:/8ji6y+g0
吉良 「くッ!! あのじじいが先行して突入してくるとは!!
     しかし!! 段々、普段の感覚に戻りつつあるッ!!
     そして生まれるぞッ!! 我が新しい能力ッ!!
     名を冠するなら『バイツァ・ダスト』 来るなら来い」

ジョセフ「年寄りは便所が近くてイカンわい」

吉良 「行けッ!! 今だッ!! ギリギリいっぱいだ!!
     バイツァ・ダスト!!!!」
\\ . -‐- . :: .  -‐- 、 // . ,  / _ ヽ
\\( ⌒  ⌒  ´   ' .. 'ヽ..  /  ´   )
 ;: ( ⌒ )=)´_ ⌒;: ⌒ .. ) ) // ニ==-
(  ( nヽー‐'__;:  _,、__ // `ヽ  
二` - i l  / 。 i /   ゚ ヽ   ; .)  ) .  .─-
 )( ((.ゝ',:  ヽ_ノ  、__ワ ノ  )  二=− )
ξ ⌒, ; (, __,-、_,,、   ̄  )  ) )      )
ゝ//'.. .(> >__,ノ ) )) ) =]3   二=‐-
lー-、. ; ゝ ., :   Lヽ ノ, ; .: ., ) ) ノ  ノ
 ̄, :. ,//. , ;ー─ - - '. , \\\ -'



100 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:51:15.45 ID:/8ji6y+g0
ジョセフ「な、なんじゃこれは ワシの瞳の中に!!
     スタンドがッ!!

     そして周りの風景がッ!! 時間がッ!

     まさかッ・・・ 逆行している!!!

     1989年・・・ 1950年・・・ 1890年・・・

     こ、これは どこまで行くんじゃ!!!
     どこまでさかのぼるんじゃぁぁぁぁああああああ!!!

     ほ、星が・・・ こ、ここは!! ここはどこじゃ!

     うぅ・・・  眩しい・・・・

     ・・・・―――――――――――――――


102 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:55:04.31 ID:/8ji6y+g0
ジョセフ「う・・うう」

仗助 「どうしたんスか?
     こんな所で寝転ばねぇでくださいよ」

ジョセフ「あ、あれ・・・ ス、スタンドは?」

仗助 「へいへい、ちゃんと備わってますよ
     アンタから受け継いだスタンド能力」

ジョセフ「そ、そうじゃなくて・・・ ワシの瞳の中に・・・」

仗助 「マジにボケてんの 大丈夫?
      アンタ自分の名前を言ってみ ほれ」

ジョセフ「ジョセフじゃ・・・

        ワシの名前は・・・ ジョセフじゃ」


104 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 07:59:41.84 ID:/8ji6y+g0
吉良 「ん・・・ 何かひどく追い詰められた気分が
     どっしりとやって来たぞ・・・
     く、熱い・・・  う
     お、収まったようだ・・・ なんなんだ?この異物感は・・・

     どうやらキラークイーンのほうが異常らしい
     ま、 スタンドの体調が悪い日もあるかな・・・
     さて 早く家に帰るか」
ガチャ

しのぶ「おかえりなさい アナタ」

吉良「今帰ったよ ふぅ今日も疲れてしまった」

しのぶ「今料理を作るからまっててね」

吉良 「まったくいつ見ても君は
     このお日様より輝いているね」

しのぶ「あら、アナタ 今日は随分ご機嫌じゃない
     宝くじでも当たったのかしら?」

吉良 「そんなニュースより もっとハッピーな知らせさ」

しのぶ「へぇどんな?」

吉良 「今日は休みをもらえたんだ
     だからこの光り輝く君の身体を一日中眺めていられる」

しのぶ「まぁアナタッたら・・・ いけない人」


137 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:26:51.37 ID:/8ji6y+g0
吉良 「お、今日は美味そうな料理だなしのぶ」

しのぶ「あら、アナタ 私の料理がまずそうなときなんて
    今まで一度もなかったでしょ?」

吉良 「いいや、それが実はあるんだな」

しのぶ「へぇどんな時?」

吉良 「君というフルコースを食べ終わった後さ」

しのぶ「まぁアナタッたら・・・ イケナイ人!」


140 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:30:38.37 ID:/8ji6y+g0
吉良(川尻浩作・・・ なんてヤツだ・・・
    そして、東方仗助 空条承太郎・・・
    貴様らのせいで私は・・・)



隼人「パパは最近、得意なゴルフの練習をしているみたいだけど
    何で最近になり始めてこんなに毎晩うち込んでいるんだ?
    それにスイングが抜群にヘタクソになってる・・・」


141 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:35:20.21 ID:/8ji6y+g0
承太郎「じじい、俺は仗助と2人で
     ちょいと野暮用だ 夕方までには帰る」

ジョセフ「あ、ああ わかったよ」

承太郎(最近ボケがますます進行してしまったようだ
     ヤレヤレ先が思いやられるぜ)



ジョセフ(わしは確かに スタンドに攻撃された・・・
     しかし仗助のいうように本当にボケていたのかも知れん
     じゃが夢や幻にしては リアルすぎた)


143 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:38:32.12 ID:/8ji6y+g0
ジョセフ「アレが夢だったとするなら ワシももう・・・
     昔はブイブイ言わせたモンじゃが」



康一 「あ、ジョースターさん!!
     こんな所で 何してるんですかァ?」

ジョセフ「あ、いや ただの散歩じゃよ
      康一君は今学校の帰りかの?」

康一 「えぇこれから塾なんですよ それじゃあ」

ジョセフ「あぁ またな」


144 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:42:07.87 ID:/8ji6y+g0
康一「ン〜!! やっぱり新品の自転車で
    街を駆けるのは気分がいいな
    一つ歌でも歌いたい気分だぞ!」

露伴「お! あれは康一君じゃないか
    おい 康一君!!」

康一(ゲ!岸辺露伴先生だ・・・
    せっかく気分よく走ってたのに)

露伴「今学校の帰りかい それとも塾?」

康一(白々しいなこの喋り方!
    見れば分かるじゃないか!!)


146 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:43:21.61 ID:z6Ul4GMo0
康一がwwwwww


147 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:46:18.56 ID:/8ji6y+g0
露伴「実は今、ちょいと気になる店を見つけたモンでね」

康一「へ、へぇそいつぁ よかったですね・・・
    それじゃぁ! 僕急いでるんで!!」

露伴「おいおい、ナニ逃げようとしてるんだよ
   実は今からその店へ行く所なんだが   ウン
   非常にいいタイミングで現れたな康一君!!」



億泰「お!ありゃ漫画家と康一じゃねねぇか」


149 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:52:37.04 ID:/8ji6y+g0
部長「やぁどうだね 川尻君
    仕事とは順調かい?」

吉良「え、ええ 上と相談次第企画するとの事で
    ・・・あとは予算的な問題だけかと」

部長「そいつぁ結構 どうだね今晩
    アレにでも行かないか?」

吉良「ア・・・ "アレ"ですか?」  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ

部長「アレといえば君 ゴルフだよゴルフ
    近頃行っとらんかったろ?」

吉良「ああ! ご、ゴルフですね!!
    き、今日は妻に早く帰るといっておりますので」

部長「なんだ そりゃ残念だ
    奥さんは大切にしなさいよ」

吉良(まずい・・・ まだパターゴルフの段階しか練習していない
    今誰かとゴルフに行くのはお預けだ・・・)


153 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 14:58:31.10 ID:/8ji6y+g0
カコーン
                 かコン!
     カコ――ンッ!!

吉良 「近々部長とゴルフをやるのならば
    アイアンやウェッジの練習もしておかねば・・・
    あまり夜遅く家に帰ると
    妻や息子に不思議がられる
    クソ・・・ 練習時間は一日1時間といったところか」

吉良 「しかしこの店はいい 人もぼちぼち
    仕事終わりのサラリーマンばかり・・・
    私がここでゴルフの練習をしていても
    何の不思議もないのだからな・・・」


若い男「お、ありゃ 川尻さんじゃないか」


154 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:03:07.70 ID:/8ji6y+g0
露伴「なぁ いいだろう? 友達じゃないか?」

康一「そ、そりゃ僕も興味あるんですけど
    でも今から塾に行かなくちゃならないんですよね!!」

露伴「フン 冷たいヤツだな君は 
    憧れの露伴先生が頭下げて頼んでるって言うのに
    勉強のほうが大切か そうかそうか いいよいいよ」

康一「じゃあ! そういうことで!!」

露伴「お、おい!! 止めないのか!?
    ここは止めるべきだろ!! オイ!!」

康一「エコーズACT3!!」

露伴「うおッ!! な、なんてヤツだ!!」


157 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:06:09.96 ID:z6Ul4GMo0
やっぱり露伴は図々しいなwww


159 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:07:12.72 ID:Em269h2t0
エコーズ使いやがったwww


158 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:07:04.83 ID:/8ji6y+g0
露伴「クソ・・・ なんてヤツだ
    最近、ますます露伴離れしていくな康一は」

億泰「おうおう、漫画家ァ
    俺、今日仗助がいないくて暇だからよ
    付き合ってやってもいいぜ」

露伴(虹村億泰 私とは波長が合わないヤツ・・・
    だがまぁいい この際、知り合いなら連れて行くとするか)

露伴「ついて行ってくれるのか?」

億泰「おう! その店ってヤツで 奢ってくれるならな!!
    病気以外なら何でも貰うぜ!!」


160 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:12:30.51 ID:/8ji6y+g0
ジョセフ「お、アレは由花子君じゃ
     やはりこの通りは学生とよく出会うのォ」

由花子「こんにちはジョースターさん」

ジョセフ「今、帰るところかい?」

由花子「ええ ジョースターさんは?」

ジョセフ「ワシは散歩の途中じゃよ それじゃあまたの」

由花子「さようなら」



162 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:19:44.00 ID:/8ji6y+g0
由花子「フフフ・・・ 今までは学校の帰りは憂鬱だった
     私の小さなナイト 康一君と
     心も身体も少しづつ離れて行ってしまうから・・・

     放課後のチャイムが・・・
     まるで白銀の氷上で
     私と康一君を真っ二つに引き裂く

     いえ、太平洋の真ん中で愛という灯台を
     かき消された とても不安な想い・・・ ずっと抱いていた

     でも今は違うわ!! 私も康一君と同じ塾に通っているのだから!!
     そう!! まるで運命のように
     お互いおんなじ部屋で惹かれあう なんて素敵なのかしら!!」


165 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:28:31.44 ID:/8ji6y+g0
億泰「ここがその店か?」

露伴「あぁ、The Gameという総合遊具施設らしいんだが
    前々から興味があってね ちょうど仕事でも
    取材したいと思っていたし」

億泰「なんだよ、こんな所 1人で来ればいいじゃねぇかよ」

露伴「1人でどうやってKOFや鉄拳をしろというのだ
    行くぞ!!」

億泰(・・・1人でできるじゃねぇか)


167 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:32:56.13 ID:/8ji6y+g0
若い男「川尻さん どうもご無沙汰です」

吉良(う・・・ まずい
    この男、いったい誰だ?)

吉良「失礼かもしれないが いや、その
    ド忘れをしてしまってね 名前が思い出せない・・・」

若い男「あ、そうですか 私です
     井上 あきみです」

吉良(男なのにあきみ・・・ 変わった名前だ)

井上「あの時はどうも 娘を助けてくださって」

吉良「娘?」


169 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:37:38.45 ID:/8ji6y+g0
井上「サラサもあの事件の後
    スゴク感謝していました
    見ず知らずの人だというのに
    あなたは本当に優しい方だった」

吉良(サラサ 娘の名前か・・・ ナリ
     しかしこの男 変わった形をしてるな)

井上「よくここには来るんですか?」

吉良「あ、ああ たまにね
     仕事帰りの短い時間だが」

井上「今度あったら 飲みにでも行きましょう
    蟹とかどうです? 奢りますよ」

吉良「あ、ああ そりゃあ楽しみだ」


171 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:42:53.14 ID:/8ji6y+g0
康一 「もぉ! なんだよ!!
    みんなマナー悪いな これじゃあ僕の自転車が
    入らないじゃないか まったく!!」

女の子「あ、あの手伝いますよ」

康一 「え、ああ ありがとう」

    ガチャ
ガチャ   ガチャ     ガチャ
          ガチャ

康一 「よし! これでキチっと僕の自転車が納まった
     ありがとう 君、ぶどうが丘中学の生徒?」

依布 「うん、依布って言います」


173 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:47:53.41 ID:/8ji6y+g0
由花子「あ・・・ あれは・・・」


康一  「へぇ 定禅寺の近くに住んでるのかァ
     僕の友達もその近くに住んでるんですよ」

依布  「康一くんもぶどうが丘中学?」

康一  「・・・いや、高校生なんだけど」


由花子 「こ、康一君ッ!! 私というモノがありながら
       あ、あんな小娘と 楽しく会話をしているッ!
       何者なのあのガキ、クソッ!!瞼が痙攣してきたッ!!」


175 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:52:36.63 ID:/8ji6y+g0
露伴「くそ!! なんだこの機械は
    やる気あるのかッ!!
    絶対におかしいぞこの判定は!!」

億泰「おいおい、マジになるなよな
    ってか俺はいつまで対面で座ってりゃあいいんだ?」

露伴「うるさい!! 金は渡したろう!!
    黙っていてくれ 今クリアしてやるッ!!」

億泰「たくよぉ〜 いい大人のクセして
    サターンかプレステでも買えばいいじゃねぇかよ」

露伴「これだから最近のガキは
   実機でなくちゃ意味はねぇんだよッ!!」

億泰(お、おっかねぇ・・・)


177 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 15:57:26.08 ID:/8ji6y+g0
露伴「やめだやめだ!! こんなオンボロでは
    イオリが泣くばかりだ
    億泰 帰るぞ!!」

億泰(おっかねぇぜ)

露伴「くそ、やはり練習しなくてはダメなのか
    しょうがない 家を増築してひと通り揃えるか」


  ドン


露伴「痛いな 気をつけてくれ」

吉良「あぁ、すまない」


露伴「ん・・・?あの男・・・」


179 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:00:37.56 ID:fu5w3q7h0
練習してないんだwwwwwwwwww


180 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:00:42.62 ID:/8ji6y+g0
億泰「どうしたんだよ漫画家ァ
    飯でも食って帰ろうぜ」

露伴「さっき私とぶつかった男
    身長170〜180cmくらいだったな
    30代くらいのサラリーマン・・・」

億泰「で? それがどうしたって?
    もうおれ腹ペコだよォ!!
    トニオさんの所へ早く行こうぜ!!」

露伴(・・・考えすぎか)


181 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:04:58.03 ID:/8ji6y+g0

   カリカリカリカリ・・・

吉良「さっきの男は 井上あきみ・・・
    娘の名前はサラサ・・・っと
    他人の人生を歩むってのは楽じゃないな
    システム手帳がもう2冊目だ」

   カリカリカリカリカリ・・・

吉良「そういえば覚えるのに夢中で気が付かなかったが
    さっきぶつかった男は漫画家の岸辺露伴
    そして億泰のヤツもいたかな
    ・・・ゲーセンとはヤングな漫画家だ」


 ガチャ

吉良「ただいま」


182 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:05:43.30 ID:fu5w3q7h0
20歳だもんな


185 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:09:55.43 ID:/8ji6y+g0
しのぶ「アラッ あなたお帰り
    お風呂沸いていますよ」

吉良 「・・・ん」

しのぶ「どうしたの アナタ?」

吉良 「隼人の靴が見当たらないが
     まだ帰ってないのか?」

しのぶ「ナニ言ってるの 隼人は塾の日でしょ」

吉良 「あ、ああそうだったな」

吉良 (最近の子供は殺人鬼より忙しいな)







しのぶ「隼人が帰るまで まだ2時間はあるわよ ア ナ タ 」


188 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:19:10.22 ID:/8ji6y+g0
康一「ヤレヤレ塾は学校より つかれるなぁ
   少人数だし 無理やり喋らされるし」

 ドン

康一「イテ! もう気をつけてよね!!」

隼人「ご、ごめんなさい」

康一「もう、今日はあんまりいいことなかったな
  Σあら オ――イッ!! 落としましたよ!!」



康一「ちぇ 行っちゃったよ あの少年の落し物だよな コレ
    生徒手帳か 僕が小学生の頃 こんな物
    持ち歩かなかったなァ〜 PTAも必死だよな
    えっとこの住所は・・・ ペプシの看板の近くだな
    明日届けてやろう」


190 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:26:09.09 ID:/8ji6y+g0
   ガチャ

依布 「ただいま」




由花子「あのガキ・・・ 結構裕福そうな家に住んでるわね
     塾が終わるまで待ち伏せをした甲斐があったわ
     名前は依布・・・ くそ、今度塾で釘でも刺しておこう」

      ――そう、あの娘は私と康一君の恋路を邪魔する
         便所のネズミ もし万が一の場合は
         殺害もやむを得ないと思っているッ!!
         そう 私には夢があるッ!! 突っ切るしかない


192 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:33:36.82 ID:/8ji6y+g0
吉良(う・・・ なんてヤツだ 川尻しのぶ
    純朴そうな顔をして大胆な"仕方"を選ぶヤツ・・・)

隼人「・・・ブツブツ」

しのぶ「おかえりなさい ご飯出来てるわよ」

隼人「・・・ブツブツ」

 ガチャン

しのぶ「まったく!! 挨拶くらいしなさいよね」

吉良 「隼人のヤツは いつも部屋に閉じこもってナニをしているんだ」

しのぶ「どうせオタク系の遊びか何かでしょ
     それよりアナタ・・・ 私たちももう少し遊ばない?」

吉良「う・・ッ!!」 ビク


194 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:39:35.09 ID:/8ji6y+g0
トゥルルルルル

仗助  「はい、東方っス」 ガチャ

承太郎『俺だ 今ホテルに帰った
      今日はご苦労だったな』

仗助  「いえいえ お安い御用っスよ
      それよりどうしたんスか?」

承太郎『じじいの奴が見当たらない』

仗助  「買い物にでも行ったんじゃないっスか?」

承太郎『いいや、ロビーに問い合わせた所
     昼間に出たきり 戻っていないそうだ』

仗助  「ゲェ マジっスか!! 最近ボケてたからなぁ・・・
     道に迷ってるのかも・・・」

承太郎『探すのを手伝ってほしい ヤレヤレだがな』

仗助  「了解ッス 億泰と康一も呼びますよ」

承太郎『頼む』


195 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:43:34.72 ID:/8ji6y+g0
ジョセフ「うぅ ヤレヤレ
     道に迷ってしまったわい ここは何処じゃろう
     看板はあるが 漢字が読めんわい・・・

     誰かに助けてもらうのも恥ずかしいしのう
     しょうがないアレを使うか・・・」

      ハーミットパープル
ジョセフ「 隠者の紫ッ!!
     砂粒をより集めて この街の地図を作ったッ!!」





ジョセフ「しまった・・・ 地図を見ても分からん・・・」


196 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:44:26.07 ID:K1/aMzv+0
ワロタ


199 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:48:04.75 ID:/8ji6y+g0
隼人「あ、あのおじいさん・・・ こんな夜中に何やってるんだろう
    地面に手のひらをつけて・・・ うずくまってるのかな?

    まぁ・・・ ぼ、僕には関係ないか

    僕には・・・」



しのぶ「隼人! こんな夜中に何処へ行くの?」


隼人「僕は・・・ ブツブツ」

  ガチャン

しのぶ「フン!まったく 何なのかしら
    心配する親の気持ちにもなりなさいよね
    アイツってホント 思いやりのない子供ッ!!」

吉良 (お前が言うか)


202 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:54:28.93 ID:/8ji6y+g0
隼人「あ、あの お、おじいさん」

ジョセフ「ん・・・ なんじゃ 少年」

隼人(うわ ガイジンの老人だ)

隼人「こ、こんな夜中にいったいナニを?」

ジョセフ「い、いやなんでもないんじゃ」

隼人「もしかしてこ、困ってる?」

ジョセフ「・・・実は道に迷ってしまってのぉ」

隼人「い、家に帰るの?」

ジョセフ「あ、ああ ホテルにとまっとるんだが
     ヤレヤレなんて名前じゃったか・・・
     スマンが君の家で 電話を貸してくれんか?」

隼人「う、うん」


203 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 16:59:34.79 ID:/8ji6y+g0
隼人 「た、ただいま」

しのぶ「もう隼人! 夜中に外へ出歩かないでね!!
     あらそちらの方は?」

ジョセフ「あぁすいません ちょっと道に迷ってしまって
     電話を貸して頂けませんかの?
     知り合いを呼びたいんじゃ」

吉良 (こ、これはッ!! 何てことだッ!!
     ヤツはジョセフ・ジョースター
     東方仗助の血縁!! そしてスタンド使い・・・
     何故この家にッ 偶然なのか?)

吉良 「え、ええ どうぞ こちらです」


207 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:05:25.07 ID:/8ji6y+g0
承太郎「よし、全員集まったな」

億泰  「本当に大丈夫かよお前の親父は」

仗助  「最近、ボケがヒドくなってたからな
      脳味噌クレイジー・Dで治してやりたいよ」

康一  「そういえば昼間
      噴水前の通りで見かけましたよ」

承太郎「よしその辺を中心に 徐々に捜索範囲を広げていこう」

とぅるるるるるるる

承太郎「おっとすまんな電話だ」

 ブッ

承太郎「空条だ」

ジョセフ『あぁ承太郎か』


209 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:10:25.58 ID:/8ji6y+g0
承太郎「じじい!」

康一  「
仗助    !
億泰       」

承太郎「ああ、そうか 
     ・・・・・・・・・・・・
     ・・・・・・あぁ すぐ行く」 ブッ

康一 「見つかったんですか!?」

承太郎「あぁ あのクソじじい 他人の家で
     お世話になってやがる」

億泰 「ちぇ! 心配して損したぜ
    今度から身内で解決してくれよな」

仗助 「あぁ 大丈夫 クレイジー・D叩き込んどくからよ」

承太郎「仗助、ついて来てくれ
     2人とも夜な夜なすまなかったな」

康一 「いえ いいんですよ 無事で何よりです!!」


213 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:17:13.55 ID:/8ji6y+g0
ジョセフ「いやぁ すいませんコーヒーまでご馳走してもらって」

しのぶ「えぇ 身内の方が来るまでまだ時間あるでしょ?
     ゆっくりしていって下さい」

吉良 「・・・・・」

隼人 「よ、よかったねおじいちゃん」

ジョセフ「あぁ 君のおかげじゃよ ありがとう」

吉良 (身内・・・ おそらく東方と空条承太郎が
     この場所へ向かってきている・・・不味いな
     今私の正体は誰にもばれていない
     怪しまれてすらいない
     だが、私の身長年齢の特徴は
     連中には知られてしまっている・・・
     調べを入れられては面倒だ
     ここは一つ外出でもして連中との対面は避けたい)

しのぶ「ミルク入れます?」

ジョセフ「あぁ お願いします」

しのぶ「あら、ミルク切らしてる」

吉良 (・・・コレだ!!)


222 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:22:11.34 ID:/8ji6y+g0
隼人 「ぼ、ボクが・・・」

吉良 「わたしが買って来よう
     こんな夜中だが オーソンなら売っている」

しのぶ「あらお願いします」


吉良 「フフフ・・・ やはり私はツイている
     天が恵んでくれたコレと無いチャンスだ
     ・・・・
     ・・・・・・・・
     あれ、財布は何処だ?」


224 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:30:23.06 ID:/8ji6y+g0
ピンポォ―――ッン

吉良 (な、何ィ――ッ!!
     なんてタイミングで来るんだッ!!
     くそ!! マズイ!!)

しのぶ「あら、来たみたいですよ」

ジョセフ「おお、早いのォ」

 ガチャ

承太郎「勝手に失礼するぜ」

しのぶ「あ、あらどうも こんばんわ」
    (ナニよ!勝手に人の家に上がっちゃって!!
     本当に失礼な人ッ!!でもワイルドで素敵・・・)

仗助 「すんません、あのデッカくて
    よぼよぼのガイジンはどこっスか?」

しのぶ「えぇ 今呼んで来ます」

吉良 (どうするッ!! 連中の前に出るか!?
     しかし、それは危険すぎる!!
     かといって老人を保護した
     一家の主人がこの場で姿を見せないのも
     怪しまれるかもしれないッ!! どうする!?)


225 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:35:34.26 ID:/8ji6y+g0
吉良 ( くそ!!これはもう賭けだ!!
     受けて立ってやるぞ
     これはもはや東方共との闘いではないッ!!
     "バレる"とか"バレない"とか くだらない思念はは超越したッ!!
     運命との真剣勝負だッ!! ねじ伏せてくれるッ!!)

吉良「ジョセフさん 身内の方が見えたようです
    行きましょう」

ジョセフ「あ、ああ」 (?)


229 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:42:25.34 ID:/8ji6y+g0
ジョセフ(ワシは自分の名を名乗ったか?
     昔こんなことがあったような まぁいいか)

吉良 「どうも 夜遅くに・・・」

承太郎「アンタが主人か 迷惑をかけたな」

吉良 「いえ」

ジョセフ「おお、承太郎 仗助!!」

仗助 「たくよォ心配かけさせやがって!!」

ジョセフ「ああすまんのぉ」

承太郎「・・・帰るぞ」

ジョセフ「あぁ、その前に少年
     ありがとう 君は小さいがやさしくて温かい子じゃ
     お礼にコレをあげよう」

隼人 「ぼ、帽子?」

ジョセフ「また会ったら チョコレートでも食べさせてあげるよ
     元気でのお」


230 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:45:28.56 ID:/8ji6y+g0
しのぶ「行ったみたい・・・」

吉良 (ふぅ・・・ 怪しまれずにすんだか・・・
     いや油断は出来ない
     もしかすると後日改めて
     この川尻家に来るかもしれない
     何一つ無駄のない行動を心がけねば)

隼人 「・・・」

しのぶ「それ、きったない帽子ね
     今頃、ホルスタイン柄なんて流行んないのに」

隼人 「・・・」

しのぶ(やっぱり、何考えてるかわかんない子供だわ!!
     あんな帽子ずっと見てる!!)


232 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:50:33.50 ID:/8ji6y+g0
承太郎「・・・」

仗助  「どうしたんスか? 承太郎さん」

承太郎「・・・あの家庭 ごく普通の家庭のようだ」

ジョセフ「あぁそのようじゃよ 暖かい家じゃった」

承太郎「あぁ あの主人意外はな」

仗助 「主人?」

承太郎「あぁ 背格好 中肉中背
      30代くらいのおそらくサラリーマン・・・」

仗助 「それってまさか 疑ってるんスか?
     あのキラークイーンの"吉良吉影"じゃねぇかって・・・」

   ゴ    ゴ   ゴ   ゴ    ゴ


238 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 17:57:15.20 ID:/8ji6y+g0
康一「それで昨日はどうなったの?」

仗助「あぁ そのまま引き取って帰ったぜ
    たく、あのじじい・・・」

億泰「たくよぉ――ッ 夜中に呼び出されて
    1銭にもなんねぇなんて・・・
    しかもそのおかげで今日遅刻しちまったよ
    早起きできなかったから 3文の損だな!!」

康一「引き取ってくれた人 いい人でよかったね」

仗助「ああ 川尻だったかな? ペプシの近くの家だ
    ああいう人ばっかだと この町も安全なんだがよォ」

康一(川尻・・・ ペプシ・・・  ?

        アッ!)


241 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:03:10.84 ID:/8ji6y+g0
康一(そういえば 忘れてた! この生徒手帳!!
    昨日川尻って子の生徒手帳を拾ったんだ
    ペプシの近くなら間違いなく本人の家
    なんだかすごい偶然だなァ〜)

仗助「なんだ、その生徒手帳」

康一「ん? あ、いやいや
    なんでもないんだ!!」

康一(もしこの生徒手帳の事を話せば
    仗助君と億泰君は一緒についてきたがるかもしれない
    これは1人で渡しに行こう!
    この二人をつれて小等部に行くと
    怖がられちゃうモンな)


242 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:10:20.20 ID:/8ji6y+g0
康一「いや〜 小等部なんて何年ぶりだろう!!
    なつかしいなァ〜 よくこのあたりで遊んだなぁ
    なんだが子供のときよりこの建物大きく感じるけど気にしない!!」


   (しかし、昼休みの間に渡そうと思ってたけど
    小学生だし グランドやいろんな教室
    走り回ってる可能性があるなァ 見つかるかなぁ
    とりあえずこの子の教室で聞き込みをしてみよう!!)

康一「あの、ちょっとゴメンよ」

子供「なぁに?」

康一「川尻隼人って子知らない?」

子供「はやとならアイツだよ あの変な帽子かぶってる」   


243 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:12:35.21 ID:x9QXrs+QO
気に入ったのか


247 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:14:32.81 ID:/8ji6y+g0
康一 (いた! 間違いない あの子だ!
     んッ? あの帽子、ジョースターさんの帽子だ
     なんであの子が・・・ そうか!
     昨日ジョースターさんを助けたお礼か何かで貰ったんだ!!
     にしても似合わないな 失礼だけど)

康一 「あの 君、隼人君?」

隼人 「・・・ブツブツ」

康一 「あの、これ 落としたよね
     君の生徒手帳 君に返すよ」

隼人 「あ・・・」

康一 「じゃあ そういうことだから」

隼人「あ・・・ あの! あ、ありがとう」

康一 「? あ、うん」


255 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:18:06.79 ID:/8ji6y+g0
隼人 (自分から・・・ あ、ありがとうなんて言ったのは・・・
     は、初めてだ・・・

     ありがとうって言ってもらえると・・・ 温かい
     その言葉を言う人間も温かくなる
     ボクは・・・ これから 人にありがとうを言ってもらえる人になるぞ・・・)

康一 (変わった雰囲気の子だったなァ)


256 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:19:45.44 ID:1WpWPoFY0
( ;∀;)イイハナシダナー


260 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:21:50.09 ID:/8ji6y+g0
仗助「ふぃ〜!! つかれたぜェ
    おい、康一 今日お前ん家でエフメガ-Xやろうぜ!!」

康一「だめだよォ これからボク塾だよ!!」

億泰「硬ェ事言うんじゃねぇよ
    一日くらいいいじゃねぇか」

康一「その言葉何度目だよ
   明日なら大丈夫だから 明日ね!!」

仗助「ちぇっ つれねぇヤツだな オイ」


265 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:27:13.31 ID:/8ji6y+g0
ガチャ         ガチャ
       ガチヤ       ガチヤ
  ガチャ

隼人「・・・」

隼人「あの、て、手伝います」

依布「あ、ありがとう」

    ガチャ
ガチャ   ガチャ     ガチャ
          ガチャ

隼人「か、片付いたね」

依布「うん」

隼人「ねぇ・・・」

依布「え?」

隼人「あの、み、見られてるよ」

由花子「・・・」    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


266 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:34:17.83 ID:/8ji6y+g0
康一 「たまんないね!!! マウンテンバイクに乗ってると
     まるで自分がパワーアップした気持ちになれるよ!!
     さて、今日も塾を頑張るぞ!!」

康一  (あれ・・・? あれは・・・ や、山岸由花子ッ!!
      ヒェ〜・・・ 同じ塾とはいえ やっぱり会いにくいよなぁ
      僕の濡らしたパンツ洗った人だモンなァ・・・・

      ン? あれ、何かもめてるみたいだぞ!!
      それにアソコにいるのは 川尻隼人!!
      何があったんだいったい!?)

由花子「アンタ・・・ 依布って名前よね」

依布 「・・・」

由花子「アンタ 康一君と昨日ここで話しをしていた・・・」

依布 「そ、それが?」

由花子「私、康一君と他の女が喋っているところ見ると
      腹が立つのよねェェェエエエ〜」

依布 「あなたあの人の彼女?
     私別に話しただけ・・・」

由花子「うるさいッ!! しゃべってんのは私だこのビチグソが!!」


273 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:45:20.41 ID:/8ji6y+g0
康一 「う、まずい!! あの女の子
    攻撃されるッ!!」

由花子「康一君にはもう二度と近づいては駄目ッ!!
     あの純朴なガラス細工に何処の馬の骨とも分からぬ
     アンタのような人間が近づいているのは我慢ならないッ!!
     この攻撃はその見せしめとして思い知るがいいわ!!」

隼人 「な、なんだッ!! か、髪の毛が・・・
                   危ないッ!!」

     ドグチアッ!!!

康一 (しまった!! 僕が助けに入る間に
     無関係の川尻君が!! 彼女をかばって怪我をした!!)

由花子「肩甲骨をブチ割って上半身を
     腰寛骨までアジのひらきのように裂いてやるゥゥゥゥッ!!」


康一 「いい加減にしろッ!山岸由花子ッ! エコーズACT2ッ!!」


276 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:52:49.52 ID:YeYuqQZFO
殺す気満々じゃねーかwww


278 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 18:54:24.49 ID:/8ji6y+g0
由花子「ウッ!!熱いッ!!これは・・・ 康一君の・・・」

康一 「山岸由花子!! スタンド使いではない人間を
    スタンド攻撃するなんてなんてヤツだ!!すくいがない」

由花子「ち、ちがう ちがうの
      聞いてほしいのあたし・・・
      目の前が真っ白になっていたの
      アナタの事で 目の前が・・・」

康一 「と、とにかく由花子さんは仗助君を呼んできて!!
     ドゥ・マゴでカフェしてるはずだ!!」

由花子「わ、わかった」

康一 「か、川尻君!! だ、だいじょうぶかい」

隼人 「ぼ、ぼくは だ、だいじょうぶ」

康一 (左腕に髪の毛がめり込んで骨が見え隠れしている・・・
     他にもアバラや右足の損傷がヒドイ・・・
     だけどこれは治る傷だ!!)

康一 「君は!! 君は大丈夫」

依布 「う、うん」

康一 (・・・ン? この子
     全くの無傷だ 由花子は彼女を狙って攻撃したのに・・・
     彼がかばったおかげもあるが それにしてもここまで無傷でいられるだろうか?)


279 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:01:29.24 ID:/8ji6y+g0
仗助 「あぁ〜 たく、暇だぜマジでよォ」

億泰 「ゲーセンでも行くか?」

仗助 「The Gameか? もう日本の子供なら
    "あきたよ"ってモノしか置いてねぇじゃんかアソコは」

億泰 (日本の20歳は熱中してたけどな)

由花子「じ、仗助!! ちょっと来て!!」

仗助 「ん、由花子じゃねぇか なんだよ」

由花子「けが人がいるの!! 重症なの!
     スタンド使いにやられた!!」

仗助 「何ィ〜!! 誰にやられたんだッ!!
     吉良かッ!!?」
        . . .
由花子 「 ア タ シ ッ ! !」


283 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:08:46.99 ID:/8ji6y+g0

 ピ タ ァ ァ ァ ア ア ア ア ッ  ! !

仗助 「よし、コレで 元通り回復したぜ」

隼人 「え・・・えっ!!? き、傷が・・・」

仗助 「そっちのアンタはどっか怪我してない?」

依布 「私平気」

億泰 「たくよォー また派手にやらかしたな由花子さんよォ」

由花子「う、うう は、反省してる・・・
     もうやらない  嫌われたくないから 康一君に・・・」

億泰 (康一もとんでもないヤツに好かれちまったな)

康一 「はぁ・・・ もう塾の時間半分終わっちゃってるよ」


286 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:16:33.01 ID:/8ji6y+g0
吉良 (スイングは肩の力を抜き滑らかに打つべし・・・
           チャーシューメン
           チャーシューメン         )

吉良 (ん・・・ あれは井上という男だ
     今日も来ているのか熱心な男だ
       私も人のことは言えないが)

井上 「また会いましたね川尻さん」

吉良 「あぁ 奇遇だな」

井上 「どうです カニ料理でも」

吉良 「いいですとも」

吉良 (この男と川尻は過去に何かしらの事件で知り合い
     その事で相手はとても感謝をしている
     その事件の全貌が分からぬ以上
     わたしはどうやってこの男に振舞えばいいのか
     難しい選択を迫られることになる
     そこで、この食事を共にするという行為を経て
     この男からさまざまな情報を聞き出すのだ
     私はまた一歩川尻に近づける・・・ いいぞ)


293 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:24:27.33 ID:/8ji6y+g0
吉良(ホテルの一角にあるカニ料理店か
    なかなかシャレた店内だな
    市内にこういう店があったとは・・・)

井上「雰囲気いいでしょ
    行きつけなんですよ この店
    テーブルやドアとかの金属のメタル 気に入ってるんですよ」

吉良(・・・さて、まずはこの男と川尻の接点である
    "あの事件"とやらの全貌を明らかにしておく必要があるな
     ビールが届く前に何かいい切り口はないものか)

井上「川尻さんは いまもS社でお仕事を?」

吉良(フフフ・・・ こういう時のために
    川尻の略歴を頭に叩き込んで置いてよかった
    こいつは一度も職を変えてはいない)

吉良「えぇそうです」


294 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:34:19.37 ID:/8ji6y+g0
井上「そうか・・・ なんだか安心しますな
    知り合いが今も同じ生活を続けているなんて」

吉良「井上さんの方は?」

井上「流石にあの事件の後ですから・・・
    前の職は辞めたんです
    今はなんとかM社で拾ってもらえました」

吉良(M社・・・ 海産物の通信販売会社か)

井上「いや、前の職のままでも よかったんですが
    もう車を運転するのが怖くて・・・
    デスクワークなら心の負担も少ない」

吉良(読めたぞ・・・ この男タクシーかトラックの運転手で
    何かヘマをやらなしたな・・・
    そして川尻がその時手助けをしたというわけか

     しかし娘が絡んでいるとはどういう事だろう
     仕事だけの関係なら何も娘が絡む必要はない・・・)


302 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:44:08.41 ID:/8ji6y+g0
井上「お、蟹が来ましたよ
    私カニが大好物なんですよ〜」

吉良(クソ、もう少しで話の筋が見えそうなのに
    腰を折られた!この修正容易じゃないぞ

    ん・・・ 待てよ 腰を折る・・・・
    腰を折る・・・子供・・・
    子供を折る・・・
    子供を壊す・・・

     そ、そうか!! この男、自分の娘を
     自分のでハネたんだ!!
     そして川尻がそれを見つけ娘の命を救った
     なるほど 奇妙な関係だ・・・ 

     いや、しかし この考えはまだ推測の域でしかない
     この考えを確実なものにするためにはなんとしても
     カニで詰まったヤツの口から真相を直接聞きたいところだ)


304 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:49:07.47 ID:/8ji6y+g0
井上「どうしたんですか川尻さん
    今夜は飲みましょうよ さぁ」

吉良「あ、ああ」

吉良(アルコールはそれほど好きじゃないんだがな
    たしなむ程度に飲むだけだが・・・

    まぁいい、とりあえず今は食おう
    そのうち会話の糸口が見つかるさ)

井上「すいません 芋焼酎追加で」


井上「さぁ どうぞとうぞ」

吉良(・・・ゴクゴク)


308 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:52:54.35 ID:/8ji6y+g0
隼人「・・・」 モグモグ

しのぶ「パパ遅いわね」

隼人「・・・」


 ――あの髪の毛はなんだったんだろう
    そして僕はどうして今平気な顔してご飯を食べているんだ
    確かに血まみれだったのに・・・

    それよりもあの中学生の女の子・・・
    半袖の内側からちらりと見えたけど
    体が傷だらけだった 髪の毛にやられた傷じゃない・・・
    青いあざのような傷が・・・

しのぶ「・・・ところでアンタいつまで帽子つけてんの?」


312 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 19:56:58.71 ID:/8ji6y+g0
隼人 「・・・」

しのぶ「食べたんならご馳走様くらい言いなさいよね!!」

隼人 「・・・ブツブツ」

 バタン

しのぶ「もうまた引きこもるつもりね! しょうがないヤツっ!!」



隼人 (ぼくはありがとうといってもらえる人間になるんだ
     彼女はきっと誰かから暴力を受けている・・・
     きっとつらい思いをしている・・・
     彼女の心の内側に潜む暗闇に光を照らしてあげるんだ

     するのなら今がいい 彼女の家に行くんだ・・・
     依布 依布・・・)


316 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:01:10.53 ID:/8ji6y+g0
井上「川尻さぁ〜ン 飲みすぎですよォ〜」

吉良「あ、アンタこそ フフフフフフ」

井上「こんなに飲んだのは久しぶりだァ・・・」

吉良「フフ、私も・・・」

井上「なんて晴れ晴れとした清々しい気分なんだろう
    あなたに出会えてよかった・・・
    川尻さん」

吉良「あぁ、私もだよ なかなかいい気分にさせてもらった・・・」

井上「えぇ・・・ 全く・・・」

吉良「夜の杜王町か・・・ 夜景が美しい」


318 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:03:59.66 ID:/8ji6y+g0
  ドスッ!!

吉良「・・・・!」


井上「本当・・・ いい気分だ
    あんたにようやく会えたんだからな・・・」

吉良「こ・・・ これは・・・!?」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

井上「あんたには見えもせず感じもしないだろう・・・
    私はこの町で・・・ あの事件の最中みにつけた能力だ・・・」
        ....
吉良「ス・・・スタンドッ!!」


320 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:05:54.95 ID:K1/aMzv+0
急展開・・・・


322 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:06:40.89 ID:+3nz38ze0
にゃにいいぃぃ〜!?


324 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:07:34.41 ID:/8ji6y+g0
井上「車に乗ってたらよぉ・・・突然
    矢が俺の身体を貫いたと思ったら・・・
    娘が俺の車の下敷きになってんだモンな・・・

    アンタさえいなければ・・・
    目撃者のアンタさえいなければ!!!
    こんな事にはならなかったッ!!クソ!!」

吉良「う・・・ キラー・クイーン!!」

井上「な、なんだこりゃぁ!!」

吉良「くそ・・・ やはり私はついてない・・・
    川尻の因縁が 私を襲うなんてな・・・」

  ゴ   ゴ   ゴ  ゴ  ゴ


325 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:08:22.14 ID:+3nz38ze0
川尻の人生凄すぎるwwww


328 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:11:32.66 ID:/8ji6y+g0
隼人「依布なんて名前は・・・
    め、珍しいからな
    意外と早くミツケタゾ」

  ピンポーン

隼人「・・・」



隼人「・・・」



 ガチャ

依布「はい、あ 君は 昼間の」

隼人「あ、あの・・・ え、と・・・」

依布「何か御用?」

隼人「あの・・・ だから・・・ その・・・
    とりあえず こ、公園に来てくれる?」

依布「公園 何故?」

隼人「は、話があるだ」


332 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:14:22.12 ID:+3nz38ze0
ジョナサンかよ


334 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:15:55.31 ID:/8ji6y+g0
井上「なんだよ・・・ 俺一人と思ってたが
    他にもこんな能力を使う奴がいるとは・・・」

   ゴ    ゴ             ゴ  ゴ
 ゴ                  アキミ
 吉良「始末してやる・・・ 井上 陽水」

   ゴ         ゴ     ゴ

井上「じゃあひょっとすると・・・
    "能力"を使えるのか? 俺と同じように・・・
    いや、俺とは別の能力が使えるとか・・・」

吉良 「かもな・・・」



井上 「・・・」


吉良 「・・・」

   ゴ   ゴ   ゴ  ゴ


336 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:17:15.37 ID:qdpDaskC0
井上陽水ww


339 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:21:33.64 ID:/8ji6y+g0
依布「どうして公園まで移動するの」

隼人「だ、誰にも聞かれたくない
    会話だ、だから・・・」

依布「ほかに誰かいるかも・・・」

隼人「そ、そしてたら別の場所に行こう」

依布「あ、噂をすれば 誰かいた」

隼人「あ、アレはッ!!」

依布「!」





依布 「  ....
      お父さんッ!!
隼人            」


340 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:24:01.77 ID:yoqiYyEY0
なんという展開


341 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:25:13.39 ID:/8ji6y+g0
露伴「フフフ知らなかった
    KOFや鉄拳よりこんなHOTな格闘ゲームがあるなんて
    杜王町に来て得したナァ〜」

億泰「どうでもいいけど 毎回俺を呼び出すのは
    やめてくれよォ」

露伴「うるさい!! 今集中しているのだッ!!
    もう少しでノーダメージクリアなんだぞ!!」

億泰(おそろしい・・・)

露伴「未来への遺産か・・・ 面白いぞ・・・ッ!!」


347 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:27:37.42 ID:z6Ul4GMo0
三部ゲーwwwww


351 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:31:11.04 ID:/8ji6y+g0
吉良 「隼人ッ!!何故ここにいる!!」

井上 「サラサ お前 何故ここに・・・
     まぁいい サラサ
     お前もだ コイツを殺したら次はお前を始末する!!
     もうお前を生かしておく必要はなくなったッ!!
     俺は全ての因縁を断ち切ってこの家を出るのだからなッ!!」

隼人 「えッ!!」

依布 「!」

吉良 「貴様の因縁なぞ どうでもいいのだ・・・」

井上 「黙れッ!! 行くぞッ!! 真剣勝負だッ!!
     俺は己の因縁と決着をつけるために生きていた!!」


353 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:35:21.24 ID:/8ji6y+g0

  バッ!!

井上 「逃げるのかッ!! 川尻ィィィイイイイイイイイイイ!!!!!!」



吉良 「この子供たちを攻撃させるわけにはいかない!!」

井上 「くそ!! 追跡してやる!!」

吉良 (フフ、そうだいいぞ・・・ 追って来い・・・
     私は逃げることによって逆に貴様を追跡する!)

隼人 「ぱ、パパ!! あ、アイツはいったい!!」

吉良 「さぁ 私にもよく分からん
     だが君は知っているか? 依布 サラサ
     話を聞こう」

依布 「・・・」


355 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:40:25.68 ID:/8ji6y+g0
隼人 「だ、だめだ!! 話なんかしている余裕はない!!
     やつの攻撃してくる 近づいて来るんだ!!」

吉良 「安心しろ ヤツの攻撃はすでに終わっている
     私を追跡した時点で・・・」

隼人 「え・・・!!」

井上 「川尻! 川尻!! 川尻ッ!! うぁああああああッ!!」
\\ . -‐- . :: .  -‐- 、 // . ,  / _ ヽ
\\( ⌒  ⌒  ´   ' .. 'ヽ..  /  ´   )
 ;: ( ⌒ )=)´_ ⌒;: ⌒ .. ) ) // ニ==-
(  ( nヽー‐'__;:  _,、__ // `ヽ  
二` - i l  / 。 i /   ゚ ヽ   ; .)  ) .  .─-
 )( ((.ゝ',:  ヽ_ノ  、__ワ ノ  )  二=− )
ξ ⌒, ; (, __,-、_,,、   ̄  )  ) )      )
ゝ//'.. .(> >__,ノ ) )) ) =]3   二=‐-
lー-、. ; ゝ ., :   Lヽ ノ, ; .: ., ) ) ノ  ノ
 ̄, :. ,//. , ;ー─ - - '. , \\\ -'

吉良 「シアー ハート アタック・・・
     足の一部だけを破壊した
     最初は大雑把な攻撃しか出来なかったが
     フフフ、足だけを集中的に狙ったぞ」



361 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:45:59.69 ID:/8ji6y+g0
承太郎「承太郎だ」

仗助 『なんスか承太郎さん
    またこんな真夜中に・・・』

承太郎「この間の川尻家の主人
     気になってちょいと調べようかと思って
     岸辺露伴に協力を頼もうと思ったが
     ヤレヤレ連絡がつかん
     何か心当たりはあるか?」

仗助 『さぁ俺アイツと仲悪いし・・・ よくわかんないっス
    康一なら知ってんじゃないっスか?』

承太郎「あぁ わかった連絡してみるぜ」

仗助 『川尻家にはいつ乗り込むんスか?』

承太郎「さぁな 早ければ今日だ」

仗助 『もし必要ならいつでも呼んで下さい』

承太郎「あぁ」


366 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:52:43.25 ID:/8ji6y+g0
依布「あ、あの戦車のようなものは・・・」

吉良「心配ない 君たちを襲ったりはしない
    それよりあの男と君 どういう因縁があるんだ
    聞かせてもらおう・・・」

依布「父さんは 私を憎んでた
    私のせいで免許を取られ仕事も失ったから
    私、父さんにいっぱい暴力受けた
    それでお父さんとお母さんは離婚したの
    でもいまだに父さんは私ことを憎んでいたみたい
    だから父さんは 私を」

吉良「なるほど・・・ そんなワケがあったのか・・・」

隼人「せ、戦車・・・」

吉良「お前には見えないのか
    まぁ お前たちは見る必要のないものだ」



吉良「!!」

吉良「依布サラサ!!」


369 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 20:57:59.71 ID:/8ji6y+g0
吉良「依布サラサ!! 貴様 見えているのかッ!!」

依布「ハ、ハイ」

吉良(驚いた・・・ こいつもスタンド能力者だとは・・・
    親子の間で何か見えない絆が
    引き起こしたものなのだろうか)

吉良「お前・・・ スタンドは使えるのか?」

依布「スタンド?」

吉良「そう、普通の人には見えない不思議な力だ
    操作したことはあるのか?」

依布「い、いいや」




378 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:06:15.81 ID:/8ji6y+g0
吉良 (ククク・・・ 能力に目覚めていない人間か
     能力次第では私の強い武器になる
     味方?いいや違うねッ!!
     私の都合のいいときに利用できる"武器"だ
     もし都合が悪い場合なら
     ・・・そうともこの娘は生かしておく必要はない
     この男と共に藻屑と消すのだ
     隼人を気絶させて 今までの出来事が
     まるで夢であったかのように錯覚させれば
     私がこの2人と接触した事実は消滅する!!
     東方共に疑われる心配もない)

吉良 「スタンドというのは・・・ 強い意識で操作するんだ
     例えば私が君にパンチを繰り出す
     それを守ろうという強い意志で発動するものだ・・・」

吉良 「実験もかねて ひとつ試してみてもいいかな 依布サラサ」

依布 「い、嫌ッ!!怖い」

吉良 「怖いのは最初だけ」


382 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:14:04.73 ID:/8ji6y+g0
吉良 「キラークイーンッ!!」

依布 「ッ!!」

吉良 「!!ッ ほほう 出たじゃないか
     なるほどコレが君のスタンド
     見た感じでは"黒い猫"だな」

隼人 「パパ!! 何をやってるんだ」

吉良 「これは大切なことだ
     あとで説明するから 大人しくしていてくれ」

隼人 「ダメだ! 人を傷つけるようなマネはさせない!!」

吉良 「しょうがないヤツだ そのまま大人しくしていれば
     痛い思いをしなくて済んだのに・・・ 少し眠ってもらおう」

依布 「ダメッ! その少年に攻撃はさせない」

吉良 「依布サラサ!!」


386 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:17:46.77 ID:/8ji6y+g0
億泰「ねぇもう帰ろうぜ 店員さんも閉店だって言ってるしよォー」

露伴「なにを言ってる まだこんな時間じゃないか!!
    ・・・あれ もうこんな時間?」

億泰「まったくよォ―― いい大人が何やってんだか」

露伴「う、うるさいな!! 帰るぞ!!」


388 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:18:27.98 ID:/xMiP4Xf0
なんだかんだで仲良くやってんなこの2人は


394 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:24:17.32 ID:/8ji6y+g0
承太郎「ヤレヤレ 探したぜ岸辺露伴」

億泰 「承太郎さん! どうしたんスかこんな夜中に」

露伴 「僕を探していたのか?」

承太郎「あぁ、ちょいと"ニオイ"のする男を見つけてな
     川尻浩作という男だ

     一度顔を会わせただけだが
     今まで吉良調査した人間の中で
     一番何かをカンジさせた」

露伴 「そこで僕の出番というわけですか」

承太郎「あぁ 本体に正直な言葉を聞きたいからな
     じじいの念者では今ヤツは近所の公園にいるそうだ
     仗助を呼び ちょいと探りを入れる」

億泰 「な、なんだか盛り上がってるじゃんかよ!!」


403 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:33:22.17 ID:/8ji6y+g0
吉良 「まるで羽化した蝶を見ている感じだ
     君のスタンド・・・ 少しづつ形が整っていく
     最初はただの黒猫だったが・・・
     "長い猫"だ・・・
     "しっぽは何処までも長く"
     "白い歯は爪よりもシャープ"」

依布 「近づかないで その位置より
     前進も後退も許さないッ!!」

吉良 「どんどん興味がわいてきたぞ
     早く見せてくれ その"能力"を!!」

依布 「私の能力を見て どうするの」

吉良 「さぁな、見てから考える・・・」

依布 「アナタに利用されるくらいなら・・・
     『不必要な能力』だとアナタに消されてしまうくらいなら
     こうやって死んだほうがマシだッ!!
     私の運命は私で決めるッ!!」


405 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:37:27.88 ID:+0UUZnsC0
さっきから違和感があったんだが・・・隼人って早人じゃないのか?


408 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:38:07.99 ID:+3nz38ze0
>>405がタブーに触れた件


409 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:38:39.89 ID:LVOk1Jai0
>>405
これは一巡後の世界なのでノープロ


411 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:40:19.28 ID:/8ji6y+g0
隼人 「だ、だめだ!! し、しんじゃダメだ!!」

依布 「やめて! 放っといて!
     アンタには関係無い!!」

隼人 「関係ないはずが無い!
     死んだらどうしようもないだろ!
     二人でアイツをブッ倒す!!」

依布 「え!?」

隼人 「今分かった!! 今確信に変わった!
     僕のパパはパパじゃない
     あいつを倒すぞ!!」

吉良 「!」


413 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:44:33.18 ID:/8ji6y+g0
承太郎「あぁ あぁ 分かった」

   ブッ

承太郎「依然、じじいの念者で見るに川尻は公園にいるようだ
     これから川尻の元へ向かう」

                        仗助「すんませーん」

億泰 「お、今きやがったか オせーぞ!!」

仗助 「うるせぇ!! 5分で来たなら上等だろうがよ」

露伴 「では行くか 川尻のやつもいつ動くか分からない」

承太郎「あぁ」


416 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:54:06.88 ID:/8ji6y+g0
吉良 「何を馬鹿なことを言ってるんだ隼人」

隼人 「うるさい!! お前はパパじゃない!!
     パパにあるはずのものが無い!!」

吉良 (なるほど井上の攻撃でわたしの肩が露出し
    そこにあるはずのホクロや古傷など
    何か川尻らしいものが見当たらないことから
    私が川尻ではないと推測したのか・・・ 恐れ入ったよ)

依布 「でも、どうやって 戦えばいいの
             相手は大人・・・」

隼人 「そ、それは・・・

吉良 (依布サラサのほうが幾分賢いようだ
     その通り 私と対抗できる手段を
     お前たちは持っていない)

依布 「それにアイツ・・・ 不思議な力を使う
     さっき私の父さんの足を爆破させた
     あんなものと対抗できる手段なんて無い!!」

隼人 「方法なら ある!!」

隼人 「それは・・・ 勇気と・・・ 幸運だ!!」


417 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:54:58.78 ID:leK+Umj20
luck! pluck!


421 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 21:56:20.32 ID:+3nz38ze0
吉良深読みしすぎだろwww


425 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:01:18.02 ID:/8ji6y+g0
吉良 「キラークイーン!
     隼人を取り押さえろ!!」

隼人 「う!」

吉良 「さぁ 依布サラサ
    この状況だと君の仲間川尻隼人が
    痛い想いをすることになるぞ そんな場面見たくないよなァ」

依布 「!」

吉良 「スタンドを身につけたのなら見えるだろこの光景が
     いま隼人の眼球をナデナデしている私のスタンドが
     この眼球を爆破することだって私にとってワケない」

依布 「わたしに何をしろと」

吉良 「2度も3度も言わせるなよ "能力を見せてくれ"
     コレが最後だ依布サラサ コレが最後の警告」

依布 「く!」


431 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:06:16.69 ID:/8ji6y+g0
吉良 「"やる"ではなく"殺る"という強い意志で向かって来い
     そうすればおのずと能力が発現する」

依布「"ヤル"・・・・・・・」

依布「"殺る"ッ!!」

依布「き、きたッ!!何かが生まれる!!」

吉良 (フフフ、露伴や私のシアーハートアタックのように
     条件付発動能力ではないようだ
     直接スタンドから何かを射出するスタンド!!)

吉良 「こい! 見せてみろ!! いまだッ!!」

ビュォォォォォオオオオオオオオオッ!!!!

吉良 「風ッ!?」


436 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:09:41.49 ID:/8ji6y+g0
コロコロコロコロコロ・・・・
                 ○......


吉良 「・・・」

依布 「・・・」

隼人 「・・・」

吉良 「これが 貴様の能力?」

依布 「え」

吉良 「空き缶を転がす程度の風を生み出すのが
     お前の能力なのか?」

依布 「こ、こんなのじゃ・・・・」

隼人 「た、倒せない!!」

吉良 「もういい、満足した 遊びは終わった」


437 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:10:31.60 ID:MsDDc++/0
エコーズの時みたいだな


439 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:11:45.36 ID:/xMiP4Xf0
多分空き缶の中にちっちゃい猫が入ってて頑張って転がしてる


443 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:12:37.00 ID:/8ji6y+g0
吉良 「死ねッ 依布サラサ!!
     お前には失望した!!」

依布 「ウッ!!」

  ド  グ  チ  ァ!!


451 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:16:35.57 ID:/8ji6y+g0
       _____________:,=i
     /―――――:, ,―― ┬―――i―i:l|
    //        // :: :: |     ||:::|:l|
    //        ://  :    |     ||,/ l|
  ,-"―――――‐ //_|f_=l,,,,-‐|―""~ ̄:i ::l|
  /          /  :|-'~:: : |       |  l|
 :i~ii三三三三ii二,フ   |     |       |  l|
 i-i―――:一i ―‐'~~"ヽ :-ー―|― "~~ ̄| ̄l|
 |コl-[二]三三l_iニi,/⌒ヾ|―――|―――/⌒ヽi
 |=―――――==|i(*)ij_,ニニニニニニli(*)i||
  . ̄ ̄ゞ三ノ ̄ ̄ゞ__ノ     ゞ三ノ   ゞ__ノ

吉良 「うッ!! な、なにィ!! 
     何故こんな所にく、車が!!」

隼人 「き、吉良が跳ねられた!!車にはねられた!!」

依布 「え?」


454 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:17:22.22 ID:aOAowNiwO
これは…いったい何の能力なんだ…ッ


456 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:17:53.91 ID:LVOk1Jai0
まさか・・黒猫を横切らせて・・


459 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:19:36.13 ID:pXZIJ7L8O
>>456
古風だなwwwwww


460 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:19:46.20 ID:/8ji6y+g0
隼人 「か、風が空き缶を転がしたから・・・
     転がったその軌道敷上に虫がいたから
     虫が空を飛んで野良猫を驚かせたから
     野良猫が急に車道に飛び出したから
     それを避けようとしたあの車のドライバーにはねられた!!
     吉良がドライバーに跳ねられたのは・・・
     あの空き缶を転がした能力だ!!」

吉良 「バカな!! 信じんぞ!!
     クソッ!! 狂ってやがる!!」


463 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:20:49.54 ID:mukJW68Q0
風が吹くと吉良が轢かれる


464 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:21:02.99 ID:aOAowNiwO
ある種おっかない能力だな


476 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:23:32.07 ID:/8ji6y+g0
吉良 「な、何かの雑誌で読んだことがある・・・
     "ある蝶の羽ばたいた風が巡り巡って台風になる!!"
     これはそのバタフライ効果!!
     バタフライ効果を生み出すのがこいつの能力なのかッ!!」

隼人 「わ、ワケがわからないッ!!
     だが、助かった!! 今のうちに逃げようッ!!」

依布 「に、逃げるといっても 何処へ!」

隼人 「それは逃げながら考えるッ!!」

吉良 「クソ・・・ こんなことが 卑怯だ クソッ!!」


490 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:29:44.52 ID:/8ji6y+g0
吉良 「たとえ大地に逃げ込もうと
     その入り口を爆破して追い詰める・・・
     空に逃げたというならば
     空中を爆破し 何が何でも逃がさない!!
     貴様らは何処に逃げても
     追い詰められているということを忘れるな!!」

隼人 「逃げるのはお前を倒すためだッ!!」

依布 「でも・・・ 倒す方法が見当たらない」

隼人 「僕が囮になる 君は影で能力を連発する!!
     そうすればヤツに勝てる!!」

依布 「本気で考えてるの 今この状況でアイツが
     あなたを追い詰めるとは限らない!!」

隼人 「なら、ヤツに追われるよう努力するッ!!」


499 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:35:09.92 ID:/8ji6y+g0
とぅるるるるるるっ!!

  ブッ!!

承太郎「空条だ あぁじじぃか・・・
     ・・・・・・・・・・
     ・・・・あぁそのまま続けてくれ」

仗助 「どうしたんスか?」

承太郎「ジジイの念者でターゲットの動きに反応があったようだ
     どうやら北西方向を移動中・・・
     いや、今南に進路を変えたらしい」

億泰 「どういうことっスか?」

承太郎「わからん ヤツは動いているが
      "迷いながら動いている"と言う事になる

露伴 「タバコ屋でも探しているとか」

承太郎「さぁ、その程度ならいいが 急ぐぞ」


506 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:40:03.75 ID:/8ji6y+g0
吉良 「クッ  とっさにキラークイーンでガードしたからいいものを・・・
     軽症で済みはしたがこの屈辱 いかなる手段を用いても
     償わせてやる・・・  クソ・・・ クソ・・・

     チ・・・ こ、こんなときに 抑えられないッ!!
     こんな時だからかもしれないが・・・
     あの小娘・・・
     まだ年端も行かぬガキではあるが

     フフフ 喋らないガキはきっとかわいいハズだ

      追い詰めてやるぞ!!」


508 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:42:14.82 ID:+fHuU74b0
ハイパー爪伸びタイム


512 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:43:37.01 ID:/8ji6y+g0
      タッ         タッ
  タッ          タッ    タッ

隼人「実は やつを倒す手段をもう一つ考えてある!」

依布「そ、それは!?」

隼人「不思議な力を使う人をほかに知ってるんだ
    君も知ってるはずだ あの人たちだよ!!」

依布「康一さんと由花子さん!!」

隼人「彼らならきっと力になってくれる!!
    彼らの元へいこう!!」


522 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:50:32.79 ID:/8ji6y+g0
仗助 「何処にもいねぇっスよ」

億泰 「おいおい 朝になっちまうぜ!!」

承太郎「さっきからジジイのほうで
     念写ができない状況になっているらしい」

露伴 「念写の出来ない状況?」

承太郎「かつてのアンジェロやDIOの呪縛のように
     吐き気を催す邪悪の影響が念写を
     妨害している可能性があるってことだ」

仗助 「そ、それって・・・ まさか!!」

承太郎「推測ではあるが・・・ これほどの邪悪を持つ人間は
      我々の知る人物で1人しかいない」

億泰 「吉良吉影!!」

承太郎「いいか・・・ 肝っ玉すえてかかるぜ・・・」


530 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 22:55:39.40 ID:/8ji6y+g0
ガッシャーンッ!!

隼人「よ、よし警報はならない!!」

依布「な、何でこんな泥棒のような真似を!」

隼人「僕たちは 康一さんや由香子さんの連絡先を知らない・・・
    だけど制服からしてぶどうが丘高校の生徒
    であることは間違いないんだ だから学校で情報を手に入れるしかない!!」

依布「で、でも あまり荒っぽいと
    その音で吉良が気配をつかむかも・・・」

隼人「行動しなければ 何も始まらない!!」


540 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:02:49.49 ID:/8ji6y+g0
吉良 「追うのが人間でよかった・・・
     追跡はしやすいというものだ

     人間とは追い詰められると
     無意識に左を選ぶあの公園の出口から
     少しは迷ったが やはり"左"を選んでよかった・・・

     "ぶどうが丘高校のガラス窓が割れている"」

依布 「!」

隼人 「ど、どうしたの?」

依布 「何か気配を感じる
     とても嫌な感じが近づいてる」


547 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:09:20.98 ID:/8ji6y+g0
吉良「隠れているつもりなのだろうが・・・
    まったく だからガキというヤツは」

隼人「!」

依布(学校の中にはいってきたッ!!)

吉良「・・・」

隼人「・・・」

依布「…」

吉良「そこだ!キラークイーンッ!!」

依布「うっ!!」

吉良「そこに隠れていたか・・・ 見つけたぞ
    ふぅ〜〜〜・・・・」


552 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:13:38.48 ID:/8ji6y+g0
依布「ス、スタンドを発動する!!近づかないで!!」

吉良「やれるものならやってみなよ
    君が1つ能力を発揮する間に
    私なら君を手首だけにしてあげられる
     カワイクしてあげられる フフフフ」

依布「うぅ!」

吉良「なぁるほど まだスタンドの発動方法を
    確立できないでいるな? もどかしいよなそういうのは・・・
    今楽してあげる 私ならしてあげられる・・・   フフフフ」

吉良「!」

吉良「隼人がいないッ!!」

隼人「今気づいたのか 食らえッ!!」


555 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:18:04.26 ID:/8ji6y+g0
吉良「こ、これは何だ!!ううッ!!
     臭いッ!! 目がッ!」
                      .....
隼人「理科室からかっぱらってきたアンモニアだッ!!
    ゆっくり味わいな!!」

依布「よし、逃げよう!!」

吉良「おのれッ!! このちっぽけな小僧が!!」

隼人「グランドに逃げようッ!!」


562 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:23:29.70 ID:/8ji6y+g0
ハァ   ハァ   ハァ  ハァ

   ハァ    ハァ ハァ   ハァ

依布「あぁ・・・」

   バサアッ!!

隼人「!」

隼人「どっどうしたんだ!
    グランドに逃げようとはいったけど
    グランドの真ん中はまずい!!」

依布「はぁ はぁ ダメ、私 喘息… だから」  ヒュー ヒュー

隼人「じ、じゃぁ 僕の背中に乗って!!」

依布「だめ・・・ アナタは小学生
    とても私を背負って逃げ切れるはずがない・・・
     アナタだけ逃げてくれればそれでいい」

隼人「そ、そんなの悲しすぎる」


566 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:29:42.57 ID:/8ji6y+g0
吉良 「とうとう追い詰めたぞ・・・フフフ
    何もないグランドの上に 追い詰めた!!」

依布 「はぁはぁ・・・  "私の能力"!!」

吉良 「窮鼠猫を噛むか・・・
     フフフ もしかしたら今の君のモチベーションなら
     能力を発動できるかもしれない・・・
     だがこんな何もない場所で いったいどんな
     バタフライ効果が期待できる?」

依布 「う・・・はぁはぁ」

吉良 「フフフハハハハハッ!!!!!!!!」

依布 「"殺る"ッ!!」

ビュォォォォォオオオオオオオオオッ!!!!


569 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:34:42.89 ID:/8ji6y+g0
吉良 「フフフ、 残念だったな・・・ お前の生み出した風は
     砂を虚しく舞い上げただけだ・・・」

吉良 「キラークイーンッ!!」

 ド グ チ ア ッ ! !

隼人 「ぐッ・・・」

吉良 「これでふたりっきりになれたね」 

依布 「は、 はやと・・・」

依布 「・・・」

依布 「うぅ・・・」

吉良 「ふぅ〜〜〜〜フフフフフフ♪」


570 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:36:59.59 ID:Em269h2t0
吉良のテンションが上がってきたな


571 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:37:05.44 ID:/8ji6y+g0
                    ...
吉良 「何も話さない君はきっとすごく素敵さッ!!

        キラークイーンッ!!        」


依布 「ありがとう・・・ 隼人君」

隼人 「・・・」















承太郎「 時は止まる 」


572 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:37:21.64 ID:TJn15z390
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!


573 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:37:44.39 ID:p710MWFR0
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!


577 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:38:49.29 ID:GfT+5cn9O
吉良にとって一番の災厄を招きいれたかっ!


578 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:38:51.38 ID:NSL089Gb0
さすが承太郎!おれたちにできない美味しいタイミングで駆けつけるッ!
そこにシビレるあこがれるゥ!


584 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:43:08.23 ID:/8ji6y+g0
承太郎「チッ あいつらまでは距離がありすぎるぜ
      ちょいと汚い手段だが石を投げさせてもらうぜ」

   ビシュンッ!!  ヒュンヒュンヒュンッ!!

承太郎「そして時は動き出す」

吉良「な、何ッ!!石だと 戻れキラークイーンッ!!」


仗助 「グレイトッ!!間に合いましたね承太郎さんッ!!」

億泰 「おっと動くなよ!! 今そっちに行くからよ ダボがァ!!」

露伴 「フフフ 学校のグランドなんて何年ぶりだろう
     いい体験だ  得したなぁ」

承太郎「やっつけてやるぜ 観念しな」

吉良 「承太郎ッ!!」



590 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:44:11.27 ID:p710MWFR0
露伴は本当に空気読まないなwwwww


604 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:49:59.43 ID:/8ji6y+g0
仗助 「もう とぼけなくていいんだぜッ!
     テメェが誰だか検討ついてっからよコラァ!!」

吉良 「東方・・・ 仗助ッ!!」

吉良 「な、何故貴様らは・・・ 私がここにいると!?」

承太郎「お前をずっと追跡していたスタンド使いが
     お前の位置を特定した
     さっきまでドス黒い邪悪で追跡できなかったが・・・
     ある瞬間・・・ まるで風でも吹いたかのように邪気が消えたそうだ
     そして 今俺はここにいる・・・」

吉良 「くそ・・・ お前さえいなければ・・・ 依布サラサ!! お前だけは!!」

億泰 「おっと俺がいることを忘れんなよなッ!!
     ザ・ハンド」

吉良 「うぉッ!!」

億泰 「空間を削り取ってェェ――ッ!! 瞬間どうだッ!!」

吉良 「な、何をッ!! シアーハート・・・」


606 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:51:49.01 ID:Em269h2t0
バタフライ効果はちゃんと発動していた!


613 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:56:51.10 ID:/8ji6y+g0

      ヘブンズドア
露伴「  天国への扉ッ!!  」

              ..私
        繰     は
         り     ス
    出   .出     タ
    来   す     ン
    な   事     ド
    い   は     攻
               撃
               を

露伴「ロックをかけさせてもらったよ 残念だったな」


吉良「わ、私は・・・ 私は平穏に生きて見せるぞ・・・ わ、私は・・・」

仗助「今ここでいえる確かなことは・・・
    "お前は吉良吉影"って事と"テメェにあるのは 平穏じゃねぇ"
     この二つだ そして吉良吉影
      お前に地獄は贅沢すぎる これから一生反省して生きるんだな」


615 :愛のVIP戦士:2008/06/14(土) 23:57:29.68 ID:SCn6+ozj0
>>613
露伴まさかの決め技wwwwwwwwwwwww


625 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:04:19.80 ID:f6YrV8Ku0
依布 「隼人君・・・ う、動かない」

仗助 「安心しな 今そいつを治してやっからよ」

 ピ タ ァ ァ ァ ア ア ア ア ッ  ! !

隼人 「こ、ここは・・・う、運動場・・・
      あ、アイツはッ!!」

億泰 「あの野郎なら今承太郎さんが
     きついお灸ってヤツを繰り出してるっスよ
      よく頑張ったな坊主」

依布 「隼人君 あなたはおかしい どうかしてる
     なんで私なんかにかまったの
     そうしなければ 痛い思いをしなくて済んだ!」

隼人 「見てるだけなんて もっと痛い・・・
     それに僕は そんな人間にはなりたくなかった」

依布 「本当におかしい アンタ絶対におかしい


     でも"ありがとう"」

隼人 「・・・」


627 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:05:59.07 ID:+ZHR/IXp0
>>1
お前に出会えてよかったッ!
ここまで出来る奴だとは思わなかった


628 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:06:41.18 ID:FO1TIPK30
この会話の後ろで承りがずっとオラオラしてるの想像したら吹いた


629 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:07:14.59 ID:kXnMccCZ0
ディモールト!ディモールト良い!


634 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:09:37.09 ID:f6YrV8Ku0
康一 「その後吉良はどうなったの?」

仗助 「さぁね アイツの罪は法律じゃ裁けねぇ
    だから承太郎さんがSPW財団って所で監禁してるそうだ
    これからどういう処置をとるか話し合うんだとさ」

億泰 「へぇめでたしめでたしってワケか」

仗助 「いいや、まだ吉良の親父と矢だけが見つかってねぇ
     それを発見するまで安心は出来ねぇぜ」

康一 「これからもまたああいう事件が起こるのかァ〜」

仗助 「怖いか?」

康一 「当たり前だよ!!」


640 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:12:32.12 ID:f6YrV8Ku0
しのぶ「・・・あの人
     どこへ行っちゃったのかしら
     ずっと帰ってきてない・・・」

隼人 「・・・」

隼人 「ママ」

しのぶ「?」

隼人 「いってきます」

しのぶ「・・・いってらっしゃい」

 バタン

しのぶ「・・・」

しのぶ「・・・変な帽子」         


654 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:15:09.83 ID:VpxLjjciO
ところで依布と井上って何に出てきたんだ?
4部の外伝的な何かがあるのか…


661 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 00:17:23.33 ID:f6YrV8Ku0
>>654 いいや完全にオリジナルキャラ

     井上は文字通り"井上陽水"が元ネタ

     依布 サラサは井上陽水の娘"依布サラサ"
     
     依布のスタンド>>403の元ネタは"長い猫"ってタイトルのうた


747 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 15:43:32.81 ID:f6YrV8Ku0
吉良(ここに… ここに監禁されて
    何年になるだろう

    今では目を瞑っていても
    どの壁のどの位置に
    どんな染みがあるのかも分かる

    スタンド能力を制御され 
    私は生きる実感を失っている
    自殺も出来ない 腑抜けてしまったのだ私は・・・)


749 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 15:51:35.27 ID:f6YrV8Ku0
とぅるるるるるるッ!!

 ガチャッ!

仗助 「はい、東方ッス」

承太郎『俺だ、承太郎だ』

仗助 「じ、承太郎さんッ!! 久しぶりッスね!」

承太郎『ああ、久しぶりだな
     今何をやっている?』

仗助 「いまは杜王町の交番勤めッスよ
     それよりどうしたんスか? 俺に電話なんて」

承太郎『忌野という人物を知っているか?』

仗助 「え "イマワノ"?」


751 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 15:57:51.84 ID:f6YrV8Ku0
承太郎『杜王町で未だに不可解な
     行方不明者が多いのは知っているな?』

仗助 「えぇ」

承太郎『それで数年前から杜王町を
     SPW財団が調べを入れていたんだが
     突然 忌野という男の名前が頻繁に現れるようになった』

仗助 「!」

承太郎『恋人 友人 知人
     忌野と関係を持つ人々が様々な被害にあっている』

仗助 「そ、それって・・・ 承太郎さん」

承太郎『俺は忌野が "スタンド使い"ではないのかと疑っている』

仗助 「グレイト・・・!」


752 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:04:32.79 ID:f6YrV8Ku0
承太郎『そして、この件を・・・
     仗助 俺はお前達に調べてほしいと思っている』

仗助 「お、俺達!?」

承太郎『あぁ 康一君 億泰 露伴と共にな
     やってくれるか?』

仗助 「じ、承太郎さんは? アンタ
     手伝ってくれないんスか?」

承太郎『俺は娘の事でアメリカに行かなくちゃならない
     スデに今は飛行機の中だ
     頼めるのはお前達しかいない』

仗助 「で、でも俺 い、今の生活とかあるし・・・」

承太郎『そうか・・・ いい返事を期待してたが
     残念だ 気が変わったらまた
     SPW財団に連絡を入れてくれ』

仗助 「お役に立てなくて 申し訳ないっス・・・」


754 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:08:06.15 ID:f6YrV8Ku0
仗助 (畜生・・・ 承太郎さん
     俺だって 許せないっスよ
     この町でスタンド使いが悪さしてるなんて
     絶対に許しちゃおけねぇ!!

     だけど今は俺1人の身体じゃねぇんだ
     妻もいる・・・ 息子だって
     だから承太郎さん
     今はそんな危険なことはできねぇんだ)

仗助 「でも・・・ イラつくぜ・・・
       自分にッ!!  」


758 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:13:04.34 ID:f6YrV8Ku0
井上 (あの事件の後・・・ 片足を失いはしたが・・・
     俺はまだ生きてる 逆襲の炎を燃やしたままッ!

     川尻ッ 絶対に居場所を突き止めてやるッ!!
     テメェを殺すことで 俺の人生の幕開けなんだッ!!

     だが・・・ どこだ どこにいるんだ川尻はッ!!)


759 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:15:09.72 ID:XdGhPUtg0
陽水生きてたw
娘より先に吉良の方を狙うのか


761 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:18:52.38 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「おい、危ないぜ
     信号は青になってから渡るんスよ!!」

ガキ 「ヘヘイ!! 交差する
    車道の信号が赤なら問題ないぜ!!」

仗助 「あッ!! おいッ!! 原付が突っ込んでくるぜ!!」


  ドグシャァァアアア!!!

原付男「どわッ!! いきなり突っ込んでくるんじゃねぇよ!!
     このクソガキ!!」

ガキ 「イテェよォ!! うぇぇえええン あンまだァ〜!!」

原付男「クソ! ブレーキペダルがピエロになっちまったじゃねぇか!
     弁償しやがれッ!!」

仗助 「ったく しょうがねぇなァ・・・」


765 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:24:47.07 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「どれどれ 傷を見せてみな」

ガキ 「イテェ!! ウァァァァアアン!! すくいがないィィ!!」

仗助 「ホレ もう泣くのやめなって
     身体はどこも傷ついてねぇっスよ」

ガキ 「あ、アレ? あんなに痛々しく 傷ついていたのに!!」

原付男「クソ! 怪我なんてどうでもいいんだよ!!
     俺のバイクが壊れちまったほうが問題だぜ!!
     どけ おまわり!! そのガキ ブン殴ってやる」

仗助 「おいおい興奮すんなってばよ
     アンタのバイク全然傷ついてねぇっスよ」

原付男「え・・・ あッ! な、治ってる!!」

仗助 「それよりもアンタ さっき信号無視したな?」

原付男「ヒっヒェッ!!」


768 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:30:50.26 ID:f6YrV8Ku0
康一 「あれェ〜? もしかして東方仗助君じゃないですか?」

仗助 「お、康一! 久しぶりだな!」

康一 「久しぶりだね 仗助君!
     所でなにやってんの?」

仗助 「この信号無視野郎に
     説教タレてるんスよ 一応警察だからよ」

康一 「へぇ りっぱになったんだなァ〜!!」

仗助 「康一こそ何やってんだ?
     都会の大学行ったっきり 音信不通だったじゃねぇか」

康一 「実はね 今英語の先生をやってるんだ」

仗助 「ゲェ!! お前ェがかよ!
     世の中ってわかんないもんだなァ オイ」


770 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:41:47.70 ID:f6YrV8Ku0
原付男(へへ・・・ 油断してるな
     今のうちに逃げ出してやるぜ
     点数引かれるのは絶対にゴメンだぜ!!)

康一 「エコーズACT3!!」

原付男「ひでぶッ!!」

仗助 「おっとォ何逃げようとしてんだ テメェはよォ
     康一 助かったぜ」

康一 「へへ、僕もまだ現役さ」

仗助 「へへ さぁてちょいとキツイ"しつけ"が必要だなテメェには」

原付男「グギギギギギギギ!!!」


771 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:43:07.34 ID:f6YrV8Ku0
原付男「グギギギギギギッ!!!」

仗助 「な、なんだ!! 様子が変だぜコイツッ!!」

康一 「じょ、仗助君!!
     み、見て こいつの胸に何か刺さってる!!」

仗助 「こ、これは・・・ まさかッ!!」


773 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:47:52.76 ID:f6YrV8Ku0
親父(ワシがまだ生きていた頃
    ワシには1人の友人がおった
    彼の名は"忌野清志郎"
    その彼が 死んだ今になって・・・

    ワシに希望を与えるとは思っても見なかった!!
    仗助!! 貴様は昨日
    承太郎から電話を受けたなッ!!?
    電話の内容は聞き取れなかったが
    忌野の名前をお前の口から 偶然にも聞き取ったッ!!
    仗助 いまこそお前を始末してくれる
    この矢と その刺客でッ!!)


775 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:54:27.55 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「ス、スタンドだ!
     刃物のようなスタンドッ!!」

原付男「な、何だれ! 俺の体から・・・
      ナニか出てきたゾ!!」

康一 「さっきチラっとだけど
     矢のようなものが見えたぞ!
     吉良の親父だ!! 矢を所有しているやつといえば
     あいつしか考えられない!!」

原付男「う、動く   俺の意思で動くッ!
     これはなんなんだ!! なんだかわからねぇけど
     なんかブッた切りたくなって来たぞ・・・」

康一 「エコーズACT・・・」

原付男「おそぉぉぉぉぉおおおいッ!!」

康一 「う゛ッ!!」

仗助 「こ、康一!!」


776 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:58:41.43 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「テメェーッ!!」

原付男「フハハハハッ!!
     次はテメェだッ その頭に乗っかってる
     汚ねぇモンごと ブった切ってやるぜッ!!」

   ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ

仗助 「・・・ッ」 プッツン

仗助 「オイ」

仗助 「今・・・」

仗助 「なんつった?」

   ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ

原付男「何度でも言ってやるぜッ!!
     そのきたねぇ髪の毛からチンポコまで
     真っ二つに切り開いてやるぜッ!!」


777 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 16:59:06.65 ID:RBOaDlSR0
言っちゃったw


778 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:00:23.06 ID:DvyKDr6y0
アヌビスみたいなスタンドか・・・?


779 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:02:25.39 ID:f6YrV8Ku0
隼人 「ただいま」

しのぶ「アラ お帰り」

隼人 「今日は仕事行かなくていいの?」

しのぶ「ウン 隼人がお金入れてくれるようになったから
    すこし、仕事を休んでも生活まかなえるの
    アンタのおかげね」

隼人 「・・・そんなに 偉くなんかないよ僕は」


781 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:10:29.83 ID:f6YrV8Ku0
康一 「い、いやァ 助かったよォ〜
     ちょっとだけお花畑が見えちゃったよ」

仗助 「たくッ・・・ムカツクやろうだぜ
     いっそそこの木にでも埋め込んどいてやろうかッ!!」

康一 「だ、だめだよ こういう時は承太郎さんに相談しなくちゃ
     ねぇ 今でも連絡は取れるの?」

仗助 「あ、ああ 一応な ケイタイに電話してみるぜ」

トゥルルルルルル・・・

原付男(な、仲間に連絡してるのか・・・?
     くそ、あのおまわりめ!!
     俺の身体をボロボロにしやがって・・・
     み、見てろ!! この"能力"を
     投げつけて背中から"グサリ"だ!!)

 シュルルルルルルルッ!!

原付男(いけ!! 当たれッ!!)


782 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:15:12.71 ID:f6YrV8Ku0

  ガ  オ  ン ッ!!

億泰「手癖のワリィヤツだな そいつは!!」

原付男「な、何ッ!!」

仗助「ッ!!」

康一「お、億泰君!!」

億泰「背後には気をつけろよッ 狙われてたぜ
    仗助ェェ〜!!」

仗助「億泰ッ!! 久しぶりじゃねぇか!!」



783 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:22:12.10 ID:f6YrV8Ku0
由花子「サラサ もう掃除はしなくていいわ
      大体綺麗になってるみたいだし
      品物の予備を確認してちょうだい」

依布 「うん」

由花子「どうしたの 何か気になることでも?」

依布 「なんだか 外が騒がしいみたい」

由花子「どうせ高校生かなんかが
     バカ騒ぎしてるのよ」

依布 「! いや、あの姿
     見覚えがある」

由花子「ん・・・? あら、仗助と億泰か
     久しぶりね」

依布 「それに康一君も」

由花子「アッ!! ほ、本当だッ!! アレは
      広瀬康一ッ!!」


785 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:26:39.01 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「懐かしいなァオイ!!
     何やってたんだよテメェ!!」

億泰 「車やバイクのよォ 整備士になったんだ!!
    いやァ懐かしいぜオイ!!!」

康一 「いゃぁ みんな立派になりましたねぇ」

由花子「こ、康一君!! 戻ってきてくれたのねッ!!
      私のために戻ってきてくれたのねッ!」

康一 「ゲェッ!! その姿は山岸由花子ッ!
     なんてことだ!!」

仗助 「オイオイ今日は同窓会かァ?
      懐かしい顔ぶれがそろったなぁオイ!!」


786 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:32:26.40 ID:f6YrV8Ku0
仗助(懐かしいな・・・ 昔は敵に襲われながらも
    こうやってワイワイやってたっけな
    最初は由花子も億泰も敵だったが
    今大切な仲間として今ここにいる

    そうさ・・・ 俺には仲間がいる 大切な仲間が
    今の生活がある・・・ 大切な生活
    何も無理に吉良の因縁や矢に
    かかわる必要はないんだ
    俺には今の生活を続けなくちゃいけねぇんだ)

億泰「由花子ォ お前さっきあの店から出てきたが
    もしかしてアソコで働いてるのか?」

由花子「えぇ "シンデレラ"で働いてるわ
     辻先生が死んで ずっとあのままだったから
     私が立て直したの」

康一 「おやぁ 店の中にいる彼女・・・ ひょっとして
     依布さんじゃないですかァ?」


791 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:37:54.38 ID:f6YrV8Ku0
由花子「ああ 彼女ね
     従業員として雇っているの
     彼女、母親が死んだらしくて
     絶望しきっていたところを
     私がこの店に誘ったの」

康一 「お、お母さんが?」

由花子「どうもスタンド使いの仕業じゃないかって
     私は睨んでいるんだけど・・・
     なにせ変死体で発見されたから」

仗助 「ッ!!」

億泰 「ま、マジかよ・・・
     もしスタンド使いの仕業なら
     許せねぇなぁ 許せねぇよなァ仗助!!」

仗助 「…あ、ああ」

仗助 (・・・)


794 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:43:22.58 ID:f6YrV8Ku0
露伴「フフフ、再来週分の連載を終わらせるなんて
    僕もまだ衰えちゃいないな」

店員「はい、牛タンとカルビお待ちです」

露伴「おい、焼酎はどうしたんだよ」

店員「あ、すいません! す、すぐお持ちします!!」

露伴「早くもってこいよ! これ以上待たせるなら
    出て行くからな!!」

店員「は、はい すいませんでした・・・」




露伴「フフフ、若い女店員が
   慌てる姿を見られるなんて 得したなァ〜」


795 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:44:12.60 ID:TLTf8r6v0
こいつはwwww


797 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:45:05.28 ID:FO1TIPK30
もうただの変態だwwwww


800 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:48:03.40 ID:f6YrV8Ku0
  ガラガラ

店主 「いらっしゃい何名さまですか」

仗助 「5人っス」

億泰 「あぁ! アソコに座ってるのは岸辺露伴じゃねぇか!!」

康一 「ほ、本当だ 1人焼肉をしている!!」

露伴 「ゲ! お前ら 何でここに!」

仗助 「グレート 今日の酒は美味そうだぜ」

依布 「あの人・・・ 誰だっけ」

由花子「さぁ 誰だったかしら」


801 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:48:12.18 ID:qdrwYoHm0
というか露伴一人焼肉かよwwwwまるで結婚できない男だなwwww


802 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:48:40.68 ID:LcWVaYTm0
もう露伴が主人公でいいよwwww


805 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:56:17.01 ID:f6YrV8Ku0
承太郎「お前の事は・・・ いつだって大切に思っていた」

     「・・・・・!」

     「な、なによそれ! ま・・・まさか!」

     「そ・・・その胸・・・
      そ・・・そんな!」

承太郎 「行け!!
      血が少し出ているだけだ・・・
      すぐに後から行く・・・」

      「ウソよッ! 今あんたはあたしをかばって
       もうひとりの敵から
        . . . . . . . . 
       「何か」を奪われたから弾丸をかわせなかったッ!!」


810 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 17:57:40.08 ID:DvyKDr6y0
とりあえず杜王組は全員承太郎に詫びろwwww


813 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:02:32.40 ID:f6YrV8Ku0
ジョルノ「・・・」

ミスタ 「どうしたんだよボス
     ぼーっとしてるぜ」

ジョルノ「いえ 何でもありません」

ミスタ 「それより 本当に信頼できるのか
     そのSPW財団ってのは」

ジョルノ「ポルナレフさんが信頼できると言ってますので
     信じても大丈夫そうです」

ミスタ 「しかし、ギャングのボスが そんな下っ端みたいな仕事
     引き受けるかァ普通」

ジョルノ「えぇ 報酬は引き受けるだけの価値はある
     それにミスタの言うようにSPW財団が
     ちょっぴりでも信頼できないのであれば
     大切な部下を使いに出すわけには行きません
     我々で任務を遂行すべきです」

ミスタ 「まったく、自己犠牲的というか・・・
      ま、俺はお前のそういうところが好きなんだけどよ」


815 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:04:27.40 ID:RBOaDlSR0
5部もきた


817 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:08:53.23 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「ん?」

康一 「どうしたの 仗助君」

仗助 「いいや、なんでもねぇよ
     それより金は大丈夫なんだろうな露伴先生」

露伴 「フン、年下と割り勘なんてプライドが傷つくからな」

億泰 「ウヒョオ――ッ!! ノってきたぜェェ!!
    こんなに美味い酒がのめるなんてよォ!!
    タダってヤツは幸せだァ――ッ!!」

露伴 「オイ! 少しは感謝しながら飲めッ!!」

由花子「いい、こういう席では 決して隙を見せてはダメ」

依布 「どうして?」

由花子「ダメなものはダメなのッ!!」


820 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:12:23.44 ID:E4M372c00
由花子に億泰wwwwwwww


821 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:12:42.17 ID:f6YrV8Ku0
ジョセフ「じ、承太郎・・・」

医者 「どうしました ジョースターさん」

ジョセフ「い、いや、なんでもない
     それより ワシは後どのくらい生きられるんじゃ?」

医者 「フム・・・ ステーキばかりの生活にしては
     たいしたもんですよ
     これも波紋のおかげですかな?」

ジョセフ「いや、もう長らくやってはいないんじゃがの」

医者 「そうですか まァなんにせよ
     あまり安心できる身体じゃない
     決して無理はしないでください」

ジョセフ「はぁ ありがとうございますのぅ」


825 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:21:27.80 ID:f6YrV8Ku0
ミスタ 「それでよ 仕事の概要について
        詳しく教えてくれよ」

ジョルノ「ニッポンの杜王町という静かな街
     そこで なぞの死が近年増加しているそうです」

ミスタ 「それを俺達に頼むってことは」

ジョルノ「えぇ"スタンド使い"」

ミスタ 「なるほど、お前がほっとかねぇワケだぜ」

ジョルノ「能力のない弱者にスタンド能力で
     猛威を振るう行為は それは許されない行為
     野放しには決して出来ない・・・」

ミスタ 「カッコいい事言うじゃねぇかジョルノ
     ところでニッポンってよォ
     俺、ヒロシマとトーキョーしかしらねぇんだが
     杜王朝ってどんなところだ?
     電気も通ってねぇド田舎に行くのはいやだぜェ」

ジョルノ「ニッポンは先進国ですよ
     今時、電気の通ってない街なんてないですよ」

ミスタ 「でもあいつら魚をナマでかぶりつくそうじゃねぇか」


831 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:27:57.00 ID:f6YrV8Ku0
由花子「暇だったらいつでもうちの店にきてね
      歓迎するわ」

康一 「で、でもシンデレラって男子禁制でしょ」
      .....
由花子「アナタハ別ッ!!」

康一 「うッ!!」

仗助 「おいおい〜 飲みすぎだぜェ〜
     タダ飯だからって調子に乗りすぎだよ〜」

億泰 「うるへーッ!! テメーこそ酔ってんじゃねぇかよォ〜」

露伴 「き、貴様ら・・・ この借りは返してもらうからなッ!!」

依布 「それじゃ また」

仗助 「あぁ またなァ」


833 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:28:20.68 ID:PU9w1Sgc0
4部は1999年で6部は2011年
4部の時点でジョセフは80歳だから…
92歳……
仗助たちは27歳か


836 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:33:27.41 ID:f6YrV8Ku0
スージーQ「ア、アナタ どこへ行くんです?」

ジョセフ  「すまんのぉ しばらく日本へ行かねば何のじゃ」

スージーQ「ど、どうして?」

ジョセフ  「お前には本当に悪いと思っとるよ
       じゃがワシの息子・・・
       仗助の身に危機がせまっとるんじゃ」

スージーQ「あ、あの隠し子のために日本へ!」

ジョセフ  「ああ、隠し子でもワシの子供
       あいつは間違いなくわしの子供じゃからな
       ワシの体の時間はもう残り少ないが・・・
       最後までアイツの父親でいたい・・・」

スージーQ「・・・」


842 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:39:33.45 ID:f6YrV8Ku0
――そんな・・・
    まさか・・・ そんなはずはない・・・

    こんな出血・・・ 大怪我ならもっとたくさん出るはずよ・・・
    撃たれたからって傷は浅いのよ・・・
    この胸の傷だって心臓とか肝臓とかいった
    場所からは遠い位置だし 急所じゃないのよ・・・

    歩けなるくらいのキズかも知れないけど
    致命傷じゃあないはずなのよ・・・

    そもそもこんな「弾丸」あの廊下でかわせなかったことがおかしい・・・・

    「ハッ ハッ ハッ!!」
                  グッ
       グッ
             グッ

    「でもどおして『心臓』がとまっているのォォォォォオオ!!」



852 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:47:00.94 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「つッ・・・ 久々に二日酔いかよ・・・」

巡査 「おい、仗助 遅れてくるのはいいが
     寝癖立ってるぞ しゃきっとしろよな」

仗助 「え!? マジかよ!!
      畜生、ちゃんとセットしたってのに・・・」

巡査 (しかし、どうやったらあんな髪形になるんだ・・・)

 とぅるるるるるるッ!!!

   ブッ

仗助「はい東方ッス」

SPW『東方仗助さんですね 私、SPW財団のものです』

仗助『は、はぁ』

SPW『実は 空条承太郎博士の遺体を今我々は保護しています』

仗助「!!」


855 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:53:59.24 ID:f6YrV8Ku0
SPW『落ち着いて聞いてください
    遺体を我々が入手した際
    "父の心臓は停止しているが生きている"
    というメッセージが残されていました
    おそらく娘さんが残したメッセージです
    これは推測ですが なんらかのスタンド攻撃によって
    空条博士は魂を抜き取られたと 我々は考えています』

仗助「ス、スタンド!!」

SPW『えぇ、我々は全力をつくすつもりですが
    万が一の場合も考えられますので
    こうしてお知らせをしました
    もし変化があれば また我々から連絡をいたします』

   ブッ

仗助「・・・」

仗助「じ、承太郎さん・・・」


857 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 18:58:10.13 ID:f6YrV8Ku0
仗助 (スタンド使い・・・
     そいつらが今いろんな所で悪さをしている・・・
     そして承太郎さんはやられちまった
     もしかすると今日もこの杜王町で
     だれかが殺されているかもしれない

     依布の母親のように・・・
     何もしらねぇ弱者が次々と
     踏みつけられている
     俺はただ見ているだけ 俺はどうすればいいか分からない・・・

     だが! こんな時承太郎さんがどうするかは知っている!!
     きっとそいつらをゆるさねぇんだ クソッ!
     久々に湧き上がってきたぜ!! この感覚
     長らく忘れてたこの感覚だ! 俺のジジイが
     殺されたあの感覚だ!!  俺は・・・ この街を守るッ!!)


858 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:04:56.46 ID:f6YrV8Ku0
康一「まったく近頃の子供は生意気だよね!
    僕より背が高いからって頭にくるな!」

康一「ん? 着信履歴に
    仗助君の電話番号が入ってるぞ
    なんでこんなだろう こっちからかけてみよう」

 とぅるるるるるる

 ブッ

仗助『康一かッ!』

康一「ああ 仗助君
    ゴメンね 授業中だから電源切ってたんだ
    で、僕に電話かけてたみたいだけど 何か用?」

仗助『この街で、今もスタンド使いがあぶれてるの知ってるよな』

康一「あぁ・・・ 依布のお母さんのたいな被害者
    まだ減らないみたいだね・・・」

仗助『お、俺達でよォ・・・ そいつブっ倒さねぇか?』

康一「え?」

仗助『あの時みたいに・・・ みんなでよォ!!』


861 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:10:18.68 ID:f6YrV8Ku0
  ワイ     ワイ
ガヤ          ガヤ
    仗助「・・・」
               ワイ
ガヤ         ガヤ

    仗助「・・・」    ワイ

 ガヤ



    仗助「8時か・・・」

仗助「億泰、由花子、依布、露伴に康一
    結局誰も来なかったな・・・
    やっぱみんな 今の生活が大切だよな」


862 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:11:36.72 ID:y8d0RdRK0
仕事ある日にいきなり休めんだろそりゃ…


863 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:13:33.00 ID:XdGhPUtg0
いつの間にかすごいことになってきたな…


866 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:17:04.39 ID:f6YrV8Ku0
???「東方・・・ 仗助?」

仗助 「?」

???「なつかしいな、何年ぶりだろう」

仗助 「お、オメェは・・・ 音石!!」

音石 「久しぶりじゃねぇか 元気してっか?」

仗助 「お、お前 随分変わったじゃねぇか」

音石 「昔の話はよしてくれよ
     俺、今は立派に働いてんだから」

仗助 「そうか・・・ 立派に働く か・・・」

音石 「お前ェは何してんだここで」


867 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:17:59.90 ID:I9Su4OBN0
音石きた


872 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:19:30.07 ID:MyPlcSBk0
反省したから最強だな


874 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:20:33.20 ID:f6YrV8Ku0
仗助 「ちょっとな、デートの約束
    すっぽかされちまったんスよ」

音石 「ギャハハ マヌケめ
     そんなんじゃまだ結婚してねぇんだろ」

仗助 「んなこたぁねぇよ」

音石 「奥さんいるのにデート?
     ケッ 不倫はよくねーぞ不倫は
     実は俺も結婚しててよ
     子供も3人いるんだ」

仗助 「マジに立派になったじゃねぇか 音石」

音石 「そーそー お前とは大違いだぜ」


880 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:25:50.31 ID:f6YrV8Ku0
親父(3人・・・ これで3人目じゃ
     矢はスデに3人のスタンド使いを"選んだ"
     あの原付の男はたかが知れた能力じゃったが


    この3人の能力者たちは・・・ きっと貴様に
    地獄を見せることじゃろう 東方仗助)

親父「行けッ!桑田!!
    まずはお前がヤツに絶望を見せてやれ!!」

桑田「・・・吉良」

桑田「俺はアンタからこの能力を貰ったから
    アンタの言うことを聞いてやるが・・・
    俺のやり方でやらせてもらう・・・」

親父「かまわん
    やれッ!! 貴様の無敵の能力で!!」


884 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:30:15.30 ID:f6YrV8Ku0
キャー!
               うぁぁああああッ!!
     キャーッ!!

音石「なんか騒がしいぜ! 仗助!」

仗助「ま、まさか 事件が!?」

音石「あ、ありゃ何だ・・・ 空気が歪んでやがるぜ・・・
    もしかすると スタンド使いッ!?」

仗助「ッ!?」

音石「お、おい ど、どうする気だよオメー
    どこ行くんだ!!」

仗助「くそ! もしスタンド使いが暴れてるんなら
    ほっとけるわけねぇだろうがよ!!」

音石「チッ 俺は関わるのはゴメンだぜ!!」


887 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:35:45.35 ID:f6YrV8Ku0
仗助(く、コリャなんだ!!
    あの男の方向へ引っ張られる!!
    重力を生み出す能力なのか・・・?
    畜生!あの重力の中心点に近づけば近づくほど
    押しつぶされちまうってワケか!!)

桑田「東方・・・ 仗助・・・」

仗助「て、テメーッ!!この能力はお前の仕業かッ!!
    早く解除しやがれ!! 住人が怪我しちまってる!!」

桑田「関係ないなァ これはお前を殺すためのプロセス
    それより今日は気分がいいんだよォ  フフ
    ちょっと歌わせてくれ・・・ フフフフ♪」

仗助(くそ!狂ってやがる!!
    こんな奴がこの町にいたのか・・・
    それなのに俺は今まで・・・ )


889 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:41:17.07 ID:f6YrV8Ku0
桑田「ハメてェ〜♪ ンン〜ン〜 ハメてェ〜♪」

桑田「俺の名は桑田 まっ 歌は気にしねぇでくれ
    それにしても お前こんなに近づくなんて・・・
    ただのアホか 真のバカのどっちかだよなァ」

仗助「いいからさっさと解除しろ
    いまならタコ殴りで勘弁してやるからよォ」

桑田「おお! 怖いねぇ・・・ 奥歯の凍るようなセリフありがとう」

    G・スポット
桑田「重力の点ッ!!」

仗助「うわッ!! ひ、引っ張られるッ!!」

桑田「俺の能力で・・・ 潰れろ 東方仗助!!」


890 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:41:31.34 ID:Bv2O2VB60
引力か、強敵の予感


892 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:42:33.93 ID:eGo6jOhV0
マンPwwwwww


896 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:46:04.42 ID:f6YrV8Ku0
ビシビシ
     バリバリバリッ!!

桑田「ンーいい音だ!!
    まるで稲妻のように響いたぞ!!
    ぺしゃんこに潰れたッ!!」

    「たくよぉ… 寝言は寝てから言いな・・・」
 
  バキッ!!バリバハリ 

桑田「ッ!!」 ビリィッ!!

音石「たくよぉ・・・ ほっとけばいいのに・・・
    仗助なんか」

仗助「お、音石・・・
    俺を電線に引きずり込んで
    安全な位置まで・・・」

桑田「なんだてめぇはァ!!」

  ゴ   ゴ  ゴ   ゴ  ゴ  ゴ  ゴ

音石「俺の名前は音石 明 まっギターはねぇけど
     気にしないでくれ」


899 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:46:46.55 ID:DvyKDr6y0
音石カッコヨスw


900 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:51:08.24 ID:f6YrV8Ku0
音石「仗助 下がってろよ
    俺はこういう卑猥な音楽を奏でるヤツは許せねぇんだ」

仗助「お、お前なんかカッコいいんじゃねぇか?」

音石「フ、今更かよ このダボが」

桑田「く、くそォ!! この怒りッ!!
     なんて表現すりゃいいんだッ!! 畜生!!
     G・スポットォォォ――ッ!!
     ヤツのスタンドをぺしゃんこにしろォ!!」

音石「電気に重力もクソもあるかよ!!
    いくぜッ!! 俺は反省した男だッ!!」

仗助「音石・・・ 明・・・
     まさかって感じでグッと来たぜ!!」


905 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 19:56:41.16 ID:f6YrV8Ku0
音石「刻むぜッ! 稲妻のビートッ!!」

 バキィ!!
       ビリィ!!

ババババババババババ

桑田「ギャァス!!」

音石「能力は凄まじいが・・・ スタンドのスピードとパワーは
    スっとろくてあくびが出るぜ!!」

桑田「おのれクソッ!! ジャムにしてやる!!」

仗助「!」

音石「う!」

桑田「ガハハッ!! ここまで重力を強くすれば
    離れていても無駄だァ!!」

ズルスルスルスルルルルルル―――ッ!!

音石「ち、畜生!」

仗助「うぁぁッ!!」


908 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:00:24.75 ID:HR9EfSlr0
音石君・・・日本中の電力あなたに預けるわ


909 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:00:56.44 ID:f6YrV8Ku0
――チャプチャフ゜
      ザバァ・・


仗助「!」


仗助「こ、ここは? 港だ!
    おっ俺はさっきまで噴水前にいたはずなのに!

    お、音石明!! まさかアイツ・・・
    まさか!!

    "俺を電気に変えてここまで運んだ"のか?
    あいつ!! まずいッ!! 戻らなきゃ!!
    カッコつけやがって ダボがァ――――ッ!!!」


916 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:04:47.73 ID:f6YrV8Ku0
音石「何やってんだろうな
    あの野郎に痛い思いさせられたのに

     そんなあいつを助けるなんてよォ
     スタンドで地面にしがみついてればよかったのに
     俺ってヤツは・・・」

  グシャャャァァァァァアア!!!

桑田「ハァハァ・・・ クソ!!
    奥歯の凍るような怒りだ・・・
    こいつ また東方を
    安全な場所へ移動させたな・・・
    東方仗助・・・ 」


917 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:06:03.92 ID:VeauVD7l0
音石ィィィィィィィィィィィィィ


921 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:09:38.87 ID:f6YrV8Ku0
仗助「ハァハァ・・・」


 ハァ   ハァ

   ハァ

仗助「!!」

桑田「せっかくこの男が逃がしてくれたのに
    また戻ってくるとは・・・ やはり真のバカだな
    奥歯の凍るようなヤツだぜ」

仗助「音石・・・・」

桑田「お前を倒して
    俺はべっぴんな美女を抱いて宴に舞いたい
    きっと気持ちいいだろうなァ〜 フー!!」

仗助「どけぇぇぇえッ!! そいつを治させろコラァ!!」


924 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:12:49.68 ID:f6YrV8Ku0
桑田「ハハハッ!!
    近づいてくるのか? このマヌケがァ!!
    食らえ G・スポット!!」


仗助「お、音石ィイ!!」



   グシャァァァァァァァァァア!!!

桑田「へ、たいしたヤツじゃなかったな
    全くのバカヤロウだったぜ」


927 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:16:15.73 ID:f6YrV8Ku0
???「バカヤロウはテメェじゃねぇのか?」

桑田 「!!」

 ドギャ――――ッン!!

   パスパスパァ――スッ!!

 ィィイイハァ―――ッ!!


桑田 「グオオオォォ!!」

ミスタ 「全く・・・ ちゃんと警戒してろよなァ
     ほかに仲間がいるかも・・・ とか」

ジョルノ「彼は、まだ息がある・・・
     治療しますから ミスタ周囲の警戒をお願いします」

ミスタ 「まかせなって!」


928 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:17:02.10 ID:kXnMccCZ0
ジョルノキター


929 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:17:08.24 ID:DvyKDr6y0
ワキガいいとこ取りじゃねーかwww


935 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:17:46.30 ID:XdGhPUtg0
パッショーネキターーーー!!


946 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:20:11.31 ID:f6YrV8Ku0
仗助「い、いてて・・・」

ジョルノ「動かないほうがいいですよ
     内臓の致命的なダメージは治療しましたが
     まだ完全にふさがってはいません」

仗助(・・・? な、何だこのガイジン・・・
    なんて喋ってんだ・・・)

ジョルノ(しまった 通じていないみたいだ・・・
     まったく 厄介だな)

仗助「そ、それより音石ッ!! 音石は!」

音石「・・・」

仗助「な、なんだ よかった
    これは結構重症だが・・・
    俺に治せねぇキズじゃねぇ!!」


957 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:23:20.98 ID:f6YrV8Ku0
ピ タ ァ ァ ァ ア ア ア ア ッ  ! !

仗助「お、音石・・・ 大丈夫か?」

音石「・・・」

仗助「おい!返事しやがれ!!
     眠ってんのか オイ!!」

音石「・・・」

仗助「おい・・・ 音石ッ!!」

音石「・・・」

ジョルノ「・・・」

ミスタ「・・・」

仗助「なにシカトきめ込んでんだよ しまいにゃ殴るぞコラァ!!」


960 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:24:09.77 ID:teNGvtIm0
音石・・・


961 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:24:26.57 ID:HAMiAJDr0
お・・・音石・・・

968 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:27:09.79 ID:f6YrV8Ku0
康一 「ぼ、僕ってヤツは 本当にお人好しだよな・・・
    今の生活があるんだから
    もうスタンド使いに関わりあう意味なんてないはずなのに
    もう9時か・・・ 約束の時間過ぎちゃったな・・・
    もう帰ってるかな  」

仗助 「音石ィィィィィイイ!!!!」

康一 「あ、あれは仗助君!!
     寝転んでいるのは・・・ 音石明だ!!

     そ・・・そして



    その隣にいるのは・・・ッ!!
    彼はまさかッ!!」


973 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:27:49.51 ID:IV6a+cZq0
そうだ
康一君ならイタリア語分かるな


974 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:28:00.21 ID:DvyKDr6y0
因縁が浮上してきたwww


976 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:28:05.21 ID:kXnMccCZ0
再会キター


990 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:32:15.68 ID:f6YrV8Ku0
康一 「ジョルノ・ジョバーナッ!!」

ジョルノ「ん? あれは・・・
     コ、コウイチ・ヒロセ!!」

康一 「ジョルノ・ジョバーナ!!
     いったい何故ここにいるんだ!!
     そしてここら一帯の破壊はお前がやったのか!!」

ジョルノ「落ち着いてください
     僕ではありません 来た時にはこうなっていたんです」

ミスタ 「おいジョルノ 撃つか?」

ジョルノ「大丈夫彼は敵ではありませんよミスタ」

仗助 「畜生・・・ かっこつけやがって・・・」

   音石 明 死亡


991 :愛のVIP戦士:2008/06/15(日) 20:32:29.53 ID:VeauVD7l0
死んだwwwww






T0 BE C0NTINUED 2吉良「ヘイ!しのぶ」:破
2009/07/17(金) 11:47:36 / コメント(11) / トラックバック(0) / カテゴリー2
ユーザータグ / ジョジョの奇妙な冒険
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コメント

※36531 :-:2009/07/17(金) 13:34:36
依布で解った俺は二代続いての陽水ファン、そしてJOJOファン



※36541 :-:2009/07/17(金) 17:42:31
やべぇ、おもすれー。
てっきり、川尻がカミさんに振り回される話で終わるかと思ったら……
序、破、急と付いてるけど、エヴァは関係ないのがいいな。
エヴァは好きだけど、ジョジョと混ぜたら何でもアリになってしまう。



※36546 :-:2009/07/17(金) 18:15:59
こんなのが去年あったなんて気付かなかった。これ原作読んでるやつにはたまらねえ内容じゃねぇか!ちゃんと伏線踏んでるし。
てか忌野が・・・予言してたというのか!?
まさか新手のスタンド?



※36552 :-:2009/07/17(金) 19:08:31
スレタイですでに吹いたw



※36584 :-:2009/07/18(土) 02:35:57
ジョルノは多少日本語喋れそうだけどな



※36593 :-:2009/07/18(土) 08:28:44
序破急は演出の用語。
起・承・転・結みたいなもんだ。



※36646 :-:2009/07/18(土) 21:26:53
TO BE CONTINUEDが映えるなw



※36737 :-:2009/07/20(月) 00:28:37
吉良がゲイバーに連れていかれるあたりで読むのを中断してそれっきりだった。
これはありがたい



※36979 :-:2009/07/22(水) 19:35:51
仕事の途中なのに食い入るように読んでしまった.
今から続き読む.



※37060 :-:2009/07/24(金) 12:15:54
ディモールト・ベネ!



※37090 :-:2009/07/24(金) 21:05:16
これスレ保存した程好きだったわwww
久々に読んだがやっぱいいな。



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「血」を「屁」に変えるとある意味死ぬ>>89
で俺は満足
「血」を「屁」に変えるとある意味死ぬ赤屁球全員まとめてこいよ ボコボコにしてやんよのガイドライン惇兄・・・ウルトラジャンプ 2010年 12月号 STEEL BALL RUN #65 感想3部以外のディオが世界使えるのに凄い違和感が
3部のディオは人間やめちゃってたり部下を盲信させるカリスマ性あったりで規格外の能力持ってるのも説得力あったけど
基本
とりあえずマツコデラックスにヒロインのキメ台詞言わせてこうぜ>>45 やせろよwwww魔王に微妙な呪いをかけられるスレ懐かしいなw
このスレ好きだったな。
「血」を「屁」に変えるとある意味死ぬブボボモワッ魔王に微妙な呪いをかけられるスレ魔王は呪いをかけないと死ぬ呪いがかかっているのだよ「血」を「うんこ」に変えると何とも香ばしいうんこ縁関係魔王に微妙な呪いをかけられるスレ最後どういうわけか自滅してるじゃねーかw

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