祭りで転倒事故、345人死亡 カンボジア
日本テレビ系(NNN) 11月23日(火)11時15分配信
カンボジアの首都・プノンペンで22日に行われていた伝統の「水祭り」で、見物人が折り重なるように倒れ、345人が死亡した。事故があったのはプノンペンの市街地と川の中州の島を結ぶ橋の上で、大勢の人が押し合い、折り重なるように倒れて345人が死亡、320人以上がケガをした。目撃者の話では、人込みの中で約10人が倒れ、パニックが広がったという。
フン・セン首相はこの事故を「ポル・ポト政権による大量虐殺以来の大惨事」と述べ、犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。
「水祭り」は雨期から乾期への変わり目に開かれる祭りで、毎年、数百万人が訪れる。22日は最終日で、大勢の人でにぎわっていた。日本の外務省によると、日本人が巻き込まれたという情報は、今のところない。
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最終更新:11月23日(火)11時15分
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