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2010年11月22日(月) 19:45 |
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千足古墳、保存に向け現地説明会
岡山市の千足古墳で、石室内の装飾が劣化している問題です。 どうして石室に水がたまるのか? その構造を調べた調査結果がまとまり、有識者らへ説明が行われました。
岡山市北区新庄下にある造山古墳群の一つ、千足古墳です。 11月1日から石室に水が溜まる原因を調べる発掘調査が、市の教育委員会と地元住民らによって行われてきました。 市では、調査によって原因が明らかになったとしています。 22日は、今年7月に立ち上げた保存整備委員会のメンバーと、文化庁の調査官らに対し調査結果が伝えられましたが、専門家からは調査の結果が不十分と指摘されました。 市の発掘調査では、およそ100年前、大正時代に掘られた講から水が浸入していたと一旦、結論づけましたが、それ以前に水が溜まっていた可能性もあると、専門家が指摘したことで、最終結論は先送りになりました。 市では、来年3月まで調査を続けることにしています。
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