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【岐阜】利用者の情報漏れる 飛騨市図書館で昨年7月2010年11月23日 飛騨市図書館が開館した直後の昨年7月中旬、登録されていた利用者4人の個人情報が岡山県内の図書館に流出していたことが22日、明らかになった。市は、市図書館のシステムを作った業者が、個人情報を十分に削除しないままコピーして設計した図書館システムを納入したためだとしている。 納入先からさらに流出した事実は現在、確認されていない。流出情報は既に消去したとしている。市は業者に厳重注意するとともに、利用者に謝罪した。 市によると、流出したのは、本を期限までに返さなかった4人の氏名や住所、生年月日、書名など、旧古川町図書館から引き継いだ督促のリストとはがき各14件の情報。 市図書館システムを作った三菱電機インフォメーションシステムズ中部支社(名古屋市)の社員が昨年7月中旬、システムの保守環境をバックアップするため、自社パソコンにコピーする際、個人情報を十分に削除していなかった。このコピーを基に、同社が岡山県内の図書館システムを設計し、今年2月中旬に納入していた。 同社の図書館システムをめぐっては、愛知県岡崎市の図書館から個人情報が流出した問題が今年9月に発覚。これを受け、同社が同じシステムを導入している全国の図書館を再点検した結果、今回の流出が見つかった。 (平野誠也) PR情報
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