「全日本」(20日、後楽園ホール)
世界最強タッグ決定リーグ開幕戦で3冠王者の諏訪魔と浜の新コンビがケア、曙の世界タッグ王者チームに完敗した。7・4大阪大会の新王座決定戦で敗れたリベンジを期したが、逆に王者組にプライドを見せつけられ、まさかの黒星発進となった。
4年連続準Vの諏訪魔は、浜と開発した「アンクル&DDT」の新兵器をケアにさく裂させた。だがケアは不死身で、諏訪魔に3冠王座挑戦を迫るように重爆劇。諏訪魔のラリアートを波乗りスープレックスで切り返し、ハワイアンスマッシャーからジャンピング・ラストライドを決めた。
おきて破りのラストライドを浴びた諏訪魔は「ここまで破壊力があるとは…。初めて体感した。3冠を狙う気迫も感じた」と脱帽。「まだ初戦。優勝へ向けて集中したい」と、巻き返しを誓った。
(2010年11月20日)