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徳教団事務局長談話
私たち徳島県教職員団体連合会(以下 徳教団)は、日本教職員組合(以下 日教組)とその傘下である徳島県教職員組合(以下 徳島県教組)とは別の教職員団体であること、ならびに徳教団ホームページに投稿された平成22年9月16日の内容に関する誤解を解消するため、当方のホームページにおいて日本国民と、徳島県民に対し事務局長による談話を発表する。
平成22年4月14日(水)、「在日特権を許さない市民の会」(以下 在特会)による徳島県教育会館周辺および「徳島県教組」事務所への抗議活動があり、警察が出動する騒ぎに発展し、大きなニュースとなった。 その事件発生後、同じ教育会館内に事務所を構える私たち「徳教団」が、「徳島県教組」と間違えられ、前述の事件に対する多くの問い合わせや抗議、中傷の電話を受け、通常業務に支障を来す事態が発生した。 そのような中、徳教団ホームページの読者欄にも、「徳教団」を「徳島県教組」と勘違いした内容が誤って投稿された。徳教団事務局としては、これ以上の誤解の蔓延を防ぐため、即時に投稿者に対する回答を掲示した。(該当の投稿、回答は削除済み)
徳教団事務局の投稿者に対する回答の内容について、後日検証した結果、今後「徳教団」の記述として誤解が生じないよう次の説明を行う。
1.県内教組連絡協議会における連携について
徳教団と徳島県教組は、過去数十年来、お互いの異なる立場を尊重しながら、「県内教組連絡協議会」という全国的にも極めて希な組織のもと、徳島の教育のために共通した事項のみについて、県教委等に対し交渉・要望活動を行ってきた。そのことについて、今後とも信頼関係に基づいて尊重していく姿勢に変わりはない。
2.「反日教組」という記述について
今から50年前、当時の日教組の活動に異を唱えて脱退し、再結成された教職員の団体が徳教団である。その成り立ちからも設立以来「反日教組」の立場であり、今日においても日教組傘下である他の都道府県の組合が「子供のため」の行いとは言い難い違法な労働運動や選挙活動を行っている現実がある。しかし一方、徳島県のすべての教職員は子供たちのために日々懸命に働いており、現在の国内情勢を鑑みての「反日教組」という立場であっても、反「徳島県教組」ではないことを確認する。
3.「正常な教職員団体」という記述について
この場合の正常とは教育正常化の意味である。徳教団は徳島県において、次に掲げる教育正常化の信念を推進する教職員団体である。
①教育の政治的中立、教職員の中正不遍を堅持し、教育公務員として違法な労働運動や選挙活動を行わない。
②国家や故郷を愛する心を育て、日本の伝統文化を尊重し、学校における道徳教育を推進する。
③国旗である日章旗、国歌である君が代を尊重し、学校教育においてすべての児童生徒が国旗国歌を正しく学び、尊重する態度を養う指導を推進する。
4.「産経新聞の記事は事実」という記述について
この場合は、「徳島県教組」が松山市にある朝鮮学校に対して寄付を行ったという事実のみを追認したのであって、産経新聞による関連記事の内容全体を認めているわけではない。また、投稿者が示した見解を肯定してもいない。
5.徳教団はどのような主義や主張であっても、法の範囲内で行われるべきであり、法を逸脱するいかなる行為や行動も許容しない立場である。
以上
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