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最終更新:2010年11月22日(月) 16時29分

仙谷官房長官、予算委でまた発言撤回

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 仙谷官房長官は、午前の参議院予算委員会で自衛隊を「暴力装置」と述べた自らの発言について「実力組織とか申し上げることが国会では適切」と答弁し、自民党の議員の追及で直後に撤回する一幕がありました。

 「本来、実力組織とか実力部隊とか申し上げることが、国会では適切だというふうに認識をしております」
 「『国会では』という部分は撤回を致します」(仙谷由人官房長官)

 仙谷長官は最初の発言のあと、自民党の議員に「国会答弁として」とはどういうことか問いただされ、直ちに撤回しました。「暴力装置でもある自衛隊」という今月18日の自らの発言は国会の答弁でなければ内容としては間違っていないとも受け取れる発言で、自民党などはさらに反発を強めています。

 また、「暴力装置」は革命家の言葉ではないかという指摘に対し、仙谷長官は「東大全共闘の救援対策を担ったことはあるが、過激派・極左組織に属したことはない」と答弁しました。(22日13:25)

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