台湾で「反韓感情」、韓国でも台湾に対する批判の声高まる

  広州アジア大会の女子テコンドー49kg級予選で台湾の楊淑君選手が失格で敗れ、台湾で反韓感情が巻き起こっていることに対し、韓国外交通商部は台湾に対し、「わが国は試合結果と無関係だ」と伝えた。聯合早報が報じた。

  韓国外交通商部は20日、韓国政府は台湾の楊淑君選手が不可解な判定で失格となったことと無関係であるとの立場を示した。外交通商部の報道官は、「楊淑君選手が失格となったことは残念だ。われわれは台湾における反韓感情と、韓国国旗を燃やしたり、韓国製品のボイコットをしたりする反韓行為に注目している。状況が悪化するようならば、台湾に対して遺憾の意を伝える」と述べた。

  台湾政府も韓国側に対し、「韓国が関係しているとは認識していない」と伝え、台湾と韓国の関係にマイナスとならないよう望んでいるとした。

  韓国では連日のように台湾での反韓感情の持ち上がりと反韓行為が報道されており、韓国でも台湾に対する批判の声が高まりつつあるという。(編集担当:畠山栄)

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