「６年前、中３で出産・乳児殺害「一生かけ償う」」の記事詳細：イザ！

　奈良市内で６年前、当時中学３年生だった会社員の女（２１）が出産し、当時交際していた会社員の男（２１）と、産んだ乳児を殺害したとして、奈良県警捜査１課などは１５日、殺人容疑で２人を奈良地検に書類送検した。２人は「申し訳ない。一生かかって償いたい」と容疑を認めているという。

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記事本文の続き　送検容疑は平成１６年３月、女が自宅浴室で乳児を出産し、２人で乳児の口を手でふさぐなどして殺害したとしている。２人はその後、乳児の遺体を近くの公園に埋めたという。

　県警によると、今年８月末ごろ、女が奈良署に自首して事件が発覚。県警は女の供述をもとに奈良市内の公園を捜索したが、乳児の遺体は見つからなかった。

　県警が男からも任意で事情を聴いたところ、「口をふさいで殺した」と同様の供述で遺棄現場も一致したため立件可能と判断した。死体遺棄容疑については、３年の公訴時効が成立している。