【中国ブログ】属国だった韓国やベトナムが反中なのは当然

  中国人の男性ブロガー「小パン」さんは、「属国だった韓国やベトナムが反中なのは当然」と題する文章を書いている。古代中国を礼賛するなど独特な内容ではあるが、1つの意見として紹介しよう。以下引用。

  世界の歴史を見ても、分裂して生まれた国家というのは、元の国に対して敵意を抱くものだ。旧ユーゴスラビアの国々や、バルト三国などが良い例。だから韓国やベトナムが反中感情を抱いていても、理解できる。

  中国はこれまで周辺国に対し、その国の基盤となるような思想や文化を与えてきた。1つの国がこれほど大きな影響を与えたのは、西洋では例が無い。仮に現代の日本が中国を支配下に置いたとしても、逆に日本が中国文化に同化されてしまうという学説もあるぐらいだ。

  それは今で言うなら「文化的侵略」と言えるかもしれない。ただし古代中国の文化の広まりは暴力的なものではなく、周辺国によって主体的に受け入れられ、融合してきたものだ。現代のアメリカが武力を背景に文化的侵略を行っているのとは、この点が違う。

  韓国や朝鮮、ベトナム、モンゴルなどが中国から分離独立していったのも、民衆が主体的に動いたというよりは、欧米列強が中国の力が弱体化しているのに乗じて独立させたようなもの。その後各国は中国からの文化的独立を目指し、反中へと傾いていった。日本が中国を侵略したのも、そうした背景があったと言えなくもないだろう。(編集担当:西谷格)

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