李大統領と公明党・山口代表が会談、参政権問題論議
李大統領は、公明党はかねてより「親韓」政策を打ち出しており、自身も公明党に深い関心をもち見守っていると述べた。
これに山口代表は、地方参政権問題は公明党の公約だけに、努力していると述べた。また、日本に持ち出された韓国文化財の返還について、満場一致で国会を通過すべき問題だとしながら、公明党がほかの党を積極的に説得する予定だと述べた。
握手を交わす李大統領(右)と山口代表=22日、ソウル(聯合ニュース)
このほか山口代表は、先にソウルで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)について触れ、「議長国として大変強いリーダーシップを発揮された」と評した。また、ベトナムでの東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、李大統領が韓日中首脳による会談を仲裁したことで、日本では李大統領の度量の大きさを評価していると伝えた。
このほか李大統領と山口代表は、韓国と日本が中心となり韓日中、韓日米関係をリードしていくべきとの考えで一致した。

