アイシェアは19日、「エコ疲れに関する意識調査」の結果を発表した。対象者は20〜50代で、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・神戸在住の男女1,509名。
まず79.0%と約8割の回答者が、日々の生活で環境に「配慮している」(「常に配慮している」+「たまに配慮している」)と回答した。具体的内容としては、「ペットボトルなどをリサイクルに出す」(74.7%)がトップだった。
また環境に「配慮している」と回答し、車を所有している543名のうち65.4%が、自動車に関して配慮していることが「ある」と回答。内容としては、「アクセルをあまり吹かさないように注意する」(74.4%)、「近所に行くのには車を使わない」(50.4%)、「エアコンを強くしない」(47.0%)となった(複数回答)。
さらに全回答者の62.2%がエコ(環境や節約)を奨励するメッセージに疲れや飽きを「感じる」と回答。さらに環境に「配慮している」と答えた79.0%の回答者に、日々のエコ活動に疲れや飽きを感じることがあるかと質問したところ、55.6%が「ある」(「よくある」+「たまにある」)と回答した。疲れや飽きを感じるエコ活動としては、「ゴミの分別を徹底する」(52.3%)が最も多かった(複数回答)。
さらに「日々の生活で何かしらの刺激が欲しいと感じることがあるか」という質問に対して、73.6%が「ある」(「よくある」+「たまにある」)と回答。また日々のエコ活動に疲れや飽きを感じることが「ある」と答えた人に限っては、85.4%だった。これらの人々に、日々の生活で刺激を得ようと思ったときにすることを複数回答で聞くと「旅行に行く」(40.1%)「買い物」(32.2%)「仕事以外の友人・知人と会う」(29.8%)などがあげられた。このような結果からアイシェアは、「エコ」でありながら派手な刺激を求める「エコハデ」な気分が広がっているのではとしている。
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調査
6割がエコメッセージに疲れや飽きを「感じる」……アイシェア調べ (RBB TODAY)
[ 2010年11月22日12時00分 ]
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