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信濃町での仏法対話  

2010年 11月 21日

◇信濃町学会本部のご案内と仏法対話の一事例。

先日、私は、外部の友人と1年ぶりに信濃町で再会した。本部は花々に荘厳され、同志の笑顔に満ちていた。
私は友人を、主要な会館(外観)と聖教新聞社の展示室、さらに民音博物館に案内した。その後、喫茶店で仏法対話をした。
「先ほど見ていただいた様々なものが創価学会です。理屈でもウワサでもない。ここに、私自身を含め、本当の創価学会がある。
これが、50年前、貧乏人と病人の集まりと馬鹿にされた学会です。世の中で、三流週刊誌に書かれている内容はウソです」
友人は、新聞社の展示室のビデオや、民音博物館のオルゴールについて、「感心した」と述べ、私に幾つかの質問をしてきた。
「学会が、『戦う』、あるいは『勝利する』と言っているが、一体、何と戦っているのか」
友人は、学会の「戦い」や「勝利」という言葉が過激に思えるのであろう。私は答えた。
「己心と世間の魔と戦い、そして、魔に勝利するということです。魔とは、人を不幸にする働きのことです。悪と戦い、悪を取り除き、善を作るということです。それは、本当に悪人と戦うということもあるし、不幸な現象、例えば、病気や人間関係のトラブルなども含まれます。要するに、幸福を掴むために挑戦し、果報を得るということです」
友はさらに質問してきた。
「学会は、生まれ変わるということを信じているのか」
私は、経本を開き、寿量品の一節を示しながら回答した。
「ここに、無量百千万億・載阿僧祇(むりょうひゃくせんまんおく・さいあそぎ)とあります。これは途方もない時間の単位で、無量、すなわち人智を超えた太古の昔から私たちは存在していることを述べています。善く生きるものは善く生まれ、悪く生きるものは悪く生まれると説いています。生命は永遠であると、私たちは信じています」
友は、経本を興味深く観察しながら、さらに質問をしてきた。
「学会の言う、『広宣流布』は、どこまでを目標にするのか。全員か」
私は、紙に「六難九易(ろくなんくい)」と書き、解説した。
「この仏法を信じ、実践するとは大変に難しいことです。火の中に入っても焼けないとか、ヒマラヤ山脈を手にとって投げることより難しいと経文には書かれています。昔の人は、理解不能だったに違いありません。しかし、今なら理解できる。防火服を着れば、火の中でも平気です。潜水艦に乗れば、海底にも行ける。原爆を使えば、ヒマラヤすら吹き飛ばすこともできる。しかし、この仏法を信じ、実践することは難しい‥」
私は再び経本を開いた。
「ここに、難解難入・一切声聞・辟支仏・所不能知(なんげなんにゅう・いっさいしょうもん・ひゃくしぶつ・しょふのうち)とあります。頭がいいから理解できるというものではありません。さらに、唯仏與仏・乃能究尽(ゆいぶつよぶつ・ないのうくじん) とあるように、仏と仏のみが極め尽くす‥究極の人々がこの偉大な仏法を悟ることができるとある。そのぐらい難しいということなんです。ですから、全員が全員、学会員になるということは無理でしょう」
この後、私が「一眼の亀」の話をすると、友人は、「それ、菊川さんのブログで見た」と言って笑った。本部見学と対談とで、3時間は、あっという間に過ぎ去った。
私は、持参した大白蓮華と新聞を手渡し、最後に申し上げた。
「学会の本当の姿は、座談会にあります。我が家で座談会があるときにお誘いします。見ていただきたいのですが、いかがでしょう」
友は、うなずいた。再開を約束して、信濃町駅で別れた。
これが、先日の仏法対話です。^^

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by sokanomori | 2010-11-21 22:51 | 仏法対話 | Trackback | Comments(3)

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Commented by sokanet1459 at 2010-11-22 00:33
こんばんわ。
先月うちの地区内のあるブロック座談会が折伏座談会だったんですが、菊川さんの仏法対話みたいな感じの、参加者皆がそれぞれ自分の信仰体験を、ご友人の方に語る(成果のために強制しない)本来のあるべき座談会を思い起こさせるような対話だと思います。何だか読んだこちらまで、あったかくなるような感じがしました。ありがとうございます。
Commented by hayamityouzaburou at 2010-11-22 01:38
凄いですね、下種仏法を実践されてるのですね。
本流まで、行かれると良いですね。
お題目送りますね!!
Commented by やすお at 2010-11-22 03:47 x
仏法対話の記事を興味深く読ませてもらいました
私は熊本県出身 神奈川県で入信 現在は愛知県におります。
様々乗り越えなくてはならない悩み「雇用がかなり厳しい地元熊本での就職を…」を日々 懸命な題目をあげつつ 菊川さんのブログを探す事ができました。
現在は壮年部ですが地元熊本での雇用に泣かされつつも 転勤族にて愛知県におります
なかなか転勤 転勤にて組織に付けないのが 苦しみですね 菊川様の過去の記事、悩みがなきに越した事はないが… 悩みがないと真剣な題目はなかなか唱えない。
本当にそうだと思います。
これからもブログちょくちょくお邪魔いたしますね
本当に元気になります
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