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【法相辞任】「力抜けた」「嫌になります」拉致被害者家族からは失望の声が続々
拉致問題担当相を兼務する柳田稔法相の辞任を受け、拉致被害者の家族らからは22日、「力が抜けていく。がっかりした」などと憤りや失望の声が上がった。
横田めぐみさん=失跡当時(13)=の母、早紀江さん(74)は「本当に嫌になります。政策を引き継いだので頑張っていきましょう、と言われたばかりだったのに…」と言葉もない様子。
めぐみさんが昭和52年に北朝鮮に拉致されてから今月15日で33年。早紀江さんは「政権自体もころころ代わり続けて、(拉致問題は)どうなるんでしょうか」と、展望の全く見えない現状を嘆いた。
拉致された可能性が排除できない失踪者を調査する特定失踪者問題調査会の荒木和博代表も「拉致問題とは関係ない失言だが、非常に残念。まだこれからだった」と失望を隠さなかった。
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