思いがけず、+J
きょうも関東は快晴。コットンのシャツにさらっとトレンチを羽織り、フラメンコのレッスンへ。
今週は、さすがに堪えました。半月ステップを踏まないだけで、基本であるセビジャーナスをすっかり忘れているうえに、筋力までも落ちているようで、参りました。また、心を入れ替え頑張ろうと思います。ついては、愛犬サボイのために敷いてあるコルクマットを利用して、これからはリビングで自習することにしました(笑)
タイトルに書いたのは、思いがけずユニクロの+J のスカートを買ってしまったというお話。
きっかけは、レッスンで着るキャミソールを買おうと思って、渋谷に立ち寄ったことでした。ところが、何十回歩いても道を間違える私は、目的のチャコットに辿り着けず、代わりにユニクロへ。というわけです。
ここで目的のものを買い終え、帰ろうとしたところで、+J の売り場の一角に差し掛かりました。なんと言うのでしょうか、ジル・サンダー女史のテイストを巧みに採り入れ展開するそのゾーンには、「見てみたい」と思わせるオーラがいっぱいに拡がっていました。
+J については、以前にもシャツを買ったことがあって、率直に言うと「お値段なり」。それから幾シーズンかを経て、この2010FALL&WINTERのコレクションは、あっと声が出るほどに惹かれるものでした。買ったのは、マーメイドロングスカート。
私にとっての+Jは、「怖いもの見たさ」のようなもの(笑)。この安価なところはどこから来るのかしら、と、まずは粗探しから始まります。裁ち切りという布の始末、裏地がないこと、味わいのある生地ながら、とんでもなく大きなネップが目立つところにあったり、いきなり黄色い糸が一本だけ混じっていたり。縫製は中国ながら、ルーマニア製だからだよとか、或いはイタリーの縫製だからだよと言われれば納得してしまいそうな、魅力とは隣り合わせの危うさのようなものがあります(笑×2)
メルトンのような生地に、4枚合わせの生地で立体縫製、ヒップの丸みを引き立てます。裏地はなくても生地の厚さがカバーして、もしかすると着用中に廻ってしまうかもしれないのですが、それはそれでマーメイドラインとして楽しめそうです。パイピングも、なかなかしっかり始末されています。
色は、ネイビーとグレイを買いました。ジョッキーブーツに合わせて。トップは良い意味で隙のあるカシミアのカシュクールと。コンパクトなタートルや、ダウンでバランスを取っても良さそうです。
さて、今回の+J はいかに。そんな気持ちになって、意外に楽しんでいます。
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