ここから本文エリア

現在位置:asahi.comマイタウン島根> 記事

奨学金創設の書簡、県立大学長が公表

2010年11月11日

 県立大(浜田市)の本田雄一学長は10日の定例記者会見で、1年生だった平岡都(みやこ)さん(当時19)が広島県の山中で遺体で見つかった事件を受け、「平岡さんをしのんで奨学金を設け、県立大生1人を来夏受け入れたい」とするロシア海洋国立大(ウラジオストク)のセルゲイ・アレクセーエビチ・オガイ学長からの書簡を公表した。

 オガイ学長は書簡で「父でもある私が深く心を痛めており、天が平岡さんのご両親に悲哀を耐え抜く力を与えるようお祈りしていることをお伝えいただきたい」と結んでいる。本田学長は平岡さんの両親にこの書簡を郵送したことを明らかにし、「オガイ学長に心からお礼を申し上げたい。同大学との学生、学術交流を進展させたい」と話した。(菱山出)

PR情報
朝日新聞購読のご案内

ここから広告です

広告終わり

マイタウン地域情報

ここから広告です

広告終わり