2010年9月22日 19時23分
太平洋高気圧が勢力を強め南から暖かい空気が流れ込んだ22日、日本列島は東日本から西日本にかけて厳しい残暑に見舞われた。千葉県茂原市で全国最高の36.7度を観測するなど、気象庁が観測する921地点中20地点で最高気温35度以上の猛暑日となった。このうち群馬県館林市を除く19地点は、過去最も遅い猛暑日だった。
気象庁によると、ほかに猛暑日となったのは、静岡市36.3度▽甲府市35.7度▽埼玉県熊谷市35.6度▽三重県伊勢市と愛媛県新居浜市35.3度▽東京都練馬区35.1度--など。過去最も遅い猛暑日の記録は91年に富山県高岡市、朝日町が記録した9月28日。
また、東京都心で気温30度を超える今年の真夏日日数は71日となり、1876年の観測開始以来最多となった。【飯田和樹】