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単語記事: 影牢II

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正式名称「影牢II -Dark illusion-」。2005年6月テクモより発売されたPS2トラップアクションゲームである(開発は株式会社パオン)。

ストーリー

である王妃の謀略により、王オラフⅡ世」を殺され、
あろうことか王殺しの汚名まで着せられることになったアリシアは、
一心許せるレイチェルとともに
が封じられているといわれる「」へと迷い込んでしまう。

追い詰められたアリシアは、
の館で手に入れた闇のによって
追っ手たちを殺めてしまうのであった。


やがて闇のに翻弄され、次々と人を殺めていくことになるアリシア
殺めた人々の魂は、魔へと捧げられることになる。

王を殺したのは誰なのか、魔は復活するのか、
何故自分はここへ呼ばれたのか…

…繰り返される運命の選択。次第に明らかになっていく真実
そして、アリシアが最後に辿り着く結末とは…。

登場人物

アリシアCV中島沙樹)

今回の主人公。フローネンブルグの王女。王女様らしからぬけしからんコスチュームと走り方がウリ

レイチェルCV:半場友恵)

アリシアの忠実な女だが、エイダの事を知っていたり、彼女には何か秘密がある様子。

カタリーナCV:外村晶子)

王の後妻。先妻の死からち直らない王に女のプライドを傷つけられ、ヘルツォークと組んでクーデターを企む。

ヘルツォークCV:筈見純)

政を省みなくなった王を見限り、カタリーナを利用し、理想のを築く為に暗躍する。

エイダCV小菅真美

おっぱい要員その2。悪名高き女盗賊だが、ある人物と裏で繋がっている模様。

マイテCV山田みほ)

が封印されている館の監視役にして、大魔道士ベルトランの子。

フィネガンCV武内健

ヘルツォークの忠実な部下。闇の部分の仕事を請け負う。跳ね輪舞でアッー!と言わせたいイケメンNo.1。

ジョイCV檜山修之

の良心派、グレインズ将軍に仕える若き騎士。将軍亡き後はアリシアに忠を誓う。

概要

トラップを攻撃手段とする主人公”、“トラップを当てる事で入手出来るArk(アーク)で、新たなトラップを作成出来る”というこれまでのシリーズの基本を継承しつつ、新ハードのにグラフィックだけが大幅パワーアップ。獲得したArkに応じて貰える“Warl”(ワール)というポイントで、トラップアイテム(部屋の鍵、コスチューム等)を開発して主人公を強化し、侵入者を撃退していくのがゲームな流れとなる。

ただし、Warl獲得の為には敵にトラップを当てた時に転がり出る“ソウルティア”というアイテムを集めなければならないのだ。論、高いクリアボーナスを得る為のArk稼ぎも重要だが、ソウルティアを集めた方が(少々だが)効率が高い。しかし、ソウルティアは放っておくとすぐに消えてしまう為、コンボの組み方によっては集めきれない内に消えてしまう事も…。

ダークイリュージョン

トラップ概要はこれまでのシリーズとほぼ同じだが、本作には最大の目玉とも言えるシステム“Dark Illusion”がある。ある起動条件を満たし、発動地点まで敵を誘導すると、その部屋の大規模な仕掛けが侵入者を襲う。必殺に等しい強なダメージと専用ムービー(スキップ不可)が流れるのが特徴。1ミッション中に1回しか使えない。また、その性質上、コンボの途中には組み込みづらく、とどめに使う方に向いている。

最大の罠

刻命館シリーズ5年振りの新作であった本作だが、シリーズファンからの評判はあまりよろしくないというのが正直なところである。マイナーながらもテクモの良作シリーズであるにも拘らず、外注となってしまった時点で“お察しください”なのだが、「刻命館」「影牢」でその陰世界観とトラップバトルに魅かれ、「蒼魔灯」でゲーム性の高さ、良質なやりこみ要素にハマったファンにとって、新ハードで影牢の名を冠した作品が出る、というニュースは嫌が応にも期待を掻きてるものだった。

しかし、フタを開けてみればテンポとバランスの悪い戦闘(敵の攻撃にバリエーションが少ないのに、一度止め系の攻撃を食らうとそこから連続してダメージを受けてしまう)、ロードを繰り返すイベント画面、おなじみのストーリー分岐は素人目に見ても削られた事がわかる場面が残るだけで殆ど無く、ストーリー自体のボリュームも坦で説明不。新たに追加されたサババルモードも、クリア特典すらない単純作業の繰り返し。全サイドストーリーをクリアしてもエンディングに変化があるわけでもなく、存在自体意味があるのかないのかよくわからないという有様。一見コンボを組みやすそうに見える各部屋の仕掛けも、実は自作コンボやArk稼ぎとの相性が悪い。コンボ計算も初心者向けに変更された部分が多いのだが、結果として今までのように高Arkを目指すやり方の多くがスポイルされてしまっているのだ。

という訳で、残念ながらファンの間では「シリーズの良ポイントを悉く潰してしまったガッカリゲー」、「このゲーム自体が最大の」という認識がなされている場合が多いようだ。名誉挽回の機会はあるのだろうか?

関連動画

関連商品

関連項目

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http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E5%BD%B1%E7%89%A2ii
ページ番号: 456954 リビジョン番号: 894464
読み:カゲロウツー
初版作成日: 08/08/13 00:02 ◆ 最終更新日: 10/09/07 11:55
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影牢IIについて語るスレ

1ななしのよっしん :2010/06/14(月) 21:31:46 ID: OayUkZCVCG
気になったんだけれどど
影牢Ⅱのイラスト描いてるのって誰なんですか?
2ななしのよっしん :2010/06/14(月) 22:32:12 ID: 5sh/pC71bs
>>1
前田浩孝さん
3ななしのよっしん :2010/06/15(火) 18:17:18 ID: Gtu05tQY2g
刻命館の続編が出てるとは知らなかった
4ななしのよっしん :2010/06/16(水) 10:48:12 ID: UUIRE6npzh
シリーズの中で一番の駄作(刻命館とかのゲーム自体が古いことによる不満はともかくした場合)
シナリオは印に残らないしサイドストーリーはホントなんのためにあったのかわからない
ゲーム面でも面数は蒼魔灯に遠く及ばず、難易度は楽勝にすぎる
もバリエが減ってるしダークイリュージョンも手間の割には・・・ってのが多いし。
グラは綺麗になってきてるしダークイリュージョンの発想自体は面いから次回に繋げて欲しい
・・・んだけど、残虐描写自体受け入れられなくなってきてるからなぁ
5ななしのよっしん :2010/06/20(日) 17:01:01 ID: 8n3SyDY1Vu
>>4
日本語勉強しろ。
6ななしのよっしん :2010/06/23(水) 15:14:37 ID: GMk+TeOLtU
久しぶりに日本語のようで日本語ではない文章をみたな。

キャラの動きが少しもっさりなのが残念なぐらいで、今でも十分通用する内容だと思う。
残酷描写なんて、もっとひどいゲームが他にあるから問題にはならないだろうし、是非ともリメイクか続編を出して欲しい。
7ななしのよっしん :2010/07/01(木) 05:19:45 ID: QSBdpC+gB6
何が時代を感じさせるって殺数じゃなく「撃退」数がカウントされてるとこだなw
のヒーロー物では「殺す」って言うべき場面で必ず「倒す」になるみたいな
8tatu(竜大) :2010/09/13(月) 15:29:20 ID: wvuA+jGExw
それにしてもこのゲームのイラストを手がけている前田浩孝とその彼が手がけている乙女ゲームとギャップがある。絵的じゃなくてゲームの依頼の意味だよ
9ななしのよっしん :2010/10/16(土) 14:34:28 ID: sgy3icQgkl
致命的なのはソウルティアを集めるために自分から敵に接近しなきゃならなくなって
「あらかじめ仕掛けたトラップにハマる敵を全圏から傍観する」っていう快感が削がれたのと
スト2ステージが事実トラップコンボを否定しているとこだな
ダークイリュージョンが決まるとことかはけっこう楽しかったんだけど
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