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日本が「未知の領域」に 英誌が特集、高齢化紹介
20日発売の英誌エコノミスト最新号は「未知の領域に踏み込む」と題し、高齢化の進行などを紹介する日本特集を掲載した。同誌の本格的な日本特集は2005年に掲載された「日はまた昇る」以来という。
特集では「前例のない急速な高齢化の進行と労働力人口の減少」が、日本の経済と社会に大きな影響を及ぼしていると指摘。国内総生産(GDP)では今年、中国に世界第2の座を明け渡し、50年までにはインドやブラジル、インドネシア、メキシコ、トルコにも抜かれると予測した。
かつて繁栄を誇り、数十年で急激に衰退したアルゼンチンに例えて、日本が「東のアルゼンチン」になる可能性にも言及。その上で、日本が高齢化と人口減少にどう取り組むかを世界は注視しており、生産性向上や移民の積極的受け入れなど「文化的な革命」が必要だとしている。(共同)