酒を飲んで口論、刺して死なせる…男を逮捕

　三重県警四日市西署は２０日、四日市市高見台、病院臨時職員の杉原由剛容疑者（６３）を傷害容疑で緊急逮捕した。

　発表によると、杉原容疑者は同日午後６時頃、自宅近くの知人男性（８２）宅で酒を飲んでいたところ、同市市場町の無職谷口達夫さん（６２）と口論になり、台所の包丁（刃渡り約１３センチ）で右脇腹を１回刺した疑い。谷口さんは病院に運ばれ、約２時間４０分後に死亡した。同署は容疑を傷害致死に切り替えて調べている。

　２人は約４年前から知り合いで、この日は午後４時頃から３人で焼酎などを飲んでいた。杉原容疑者は「顔を殴られ、腹が立った」などと供述しているという。