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尖閣諸島沖の中国漁業監視船 接続水域出る
このニュースのトピックス:尖閣諸島問題
海上保安庁に入った連絡によると、沖縄・尖閣諸島沖の魚釣島付近の日本の接続水域(領海の外側約22キロ)内で航行していた中国の漁業監視船「漁政201」と「漁政310」が、21日午後4時20分ごろまでに接続水域から出たのを確認した。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は日本の領海内には侵入せず、20日午前8時半ごろから接続水域内を領海線に沿って反時計回りに周回するように移動していた。
海保の航空機と巡視艇が領海に侵入しないよう無線などで警告、監視を続けていたところ、201は21日午後4時14分ごろ、310は同日午後4時20分ごろ、それぞれ魚釣島の北西約44キロから接続水域内を出たうえで西向きに航行し、尖閣諸島から離れつつあるという。