ジミー鈴木の復活Blog

しんどかったが、何とか一日終えた。
時間が経つのがやたら長くて参った。

今日は仕事の後、息子と電話で話した。
息子は会社のビジネストリップでラスベガスに行って
帰ってきたところ。

カジノで遊んで300ドルちょっと勝ったので
これからアラバマの友達のところに遊びに行くのだという。

何で勝ったのかと聞くと「ブラックジャック」とのこと。
300ドルは小さいけど、四日間もいてトータルで勝って帰ってきたのだから立派。
しかしながら、息子がテーブルゲームを覚えてしまったことはショック。

我が子には酒や煙草、そして博打は覚えてほしくなかった。
息子は煙草は吸わないが酒は大好き。それに博打まで覚えてしまった…。

「お前にはそういうことは覚えてほしくなかった」というと
「だって会社の上司とかバイスプレジデントまで誘ってくるんだもん」

なんということだ。禁断の実を喰っちまった…。

「スロットマシンぐらいでとどめておけばよかったのに…」
「スロットは負けるためにあるんだよ」

といっぱしの口をきき「最初の2枚でトータル11になったら毎回ダブルダウンさ」
といかにも高等テクニックを身に着けたように続けよった。

「そんなこと初歩の初歩。でも俺は親がフェイスカードを見せてたら
ダブルいかない時のほうが多いけどな」

なんという会話だ…。息子とはこんな会話、したくなかった。


私自身、博打は弱いほうじゃないし、勝ったことも、
大勝したことも何度もある。勝率は恐らく5割ぐらいだし
150ドルが6000ドルに化けたこともある。
だけどトータルの額では負けている。

博打さえしなければ、もっといい暮らしが出来ると方向転換したのは
ここ7年ぐらいだ。それまで博打に使っていた金を旅に使うようになった。
息子がそれに気付くのに何年かかるのだろうか。
私の父も博打は大好きで、特にオートレースが好きだった。
日本選手権とかあると、わざわざ浜松まで行っていたし、
中学生のころには川口のオートレースにつきあわされた。

なんと悲しい、血筋なのかな…。


なにはともあれ私自身の身体はまだ本調子ではない。
今晩寝てどこまで戻るか。