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防衛省通達問題の当事者、入間航友会会長が激白「日本をつぶす気か」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:自衛隊
防衛省が、自衛隊施設内での民間人による政権批判発言を封じ込める事務次官通達を出したことが、国会で大問題となっている。こうした中、きっかけとなる発言を行った民間団体「入間航友会」の荻野光男会長(88)が17日、夕刊フジの単独取材に応じた。荻野氏は「自民党政権時代から、自衛隊や政治に苦言を呈してきたが、今回突然、民主党政権が言論封殺に出てきた。民主党は『言論の自由』を奪い、日本をつぶす気なのか」と激白した。(夕刊フジ)
[発言要旨]「菅政権つぶして自民党政権に」
荻野氏が注目の発言をしたのは今月3日、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で開かれた航空祭でのことだ。地元病院の理事長で、1962年に自衛隊を後援する「入間航友会」を立ち上げた荻野氏は、途中から30年ほど同会会長を務めている。例年同様、約3000人の招待客の前であいさつした。
これを伝え聞いた北澤俊美防衛相ら政務三役が激怒して、前代未聞の次官通達に発展したというが、今回の通達について、荻野氏は「とんでもない話だ。『民主党よ、ふざけるな!』と言いたい」といい、こう続けた。
「私は以前から、原稿なしで自由にあいさつしてきた。自民党政権時代も、民間人の立場で、自衛隊や、当時の政治に対する思いのたけを述べてきた。さんざん苦言や文句も言ってきた。航空祭には、自民党の大臣や議員もたくさん来たが、これまで一切抗議はなかった。それが、政権交代した途端、民主党は『批判するのはケシカラン』と言い出した」