2010-10-11 22:47:00
海月姫(くらげひめ)における建築的考察2(聖地巡礼)
テーマ:たてもの二次元
海月姫が面白いのは、登場人物の何かにヲタクな腐女子キャラクターだけでなく
そのキャラクターが互いに絡み合うエピソード、
その自然な演出に一役買っているのが彼らの生活スタイルなんですね。
どんな生活スタイルかというと、
昔なつかしい下宿屋さんの形式をとっているところです。
各室中廊下で、水周りは共同。
朝は部屋の外の洗面を使いますから、どうしてもみんな顔を合わせる。
みんなで土曜日の八時には鍋をつついたりしております。
4号室にはぬしの目白先生というめったに部屋の外に出ないボーイズラブ専門の漫画家先生もいらっしゃり、住人みんなで先生に気をつかっております。
男子禁制の天水館(あまみずかん)というレトロな建物がそうです。
物語の最初で、腐女子でありながらおしゃれスポット渋谷パルコに単身乗り込んだ
主人公の月海(つきみ)を、みんなで心配しているシーンがあります。
そこから、この主人公や登場人物それぞれがなんらかのヲタクであり、
なにやら楽しそうに共同生活をしていることをわからせてくれるのが、
玄関が戸別の外廊下型のアパート・集合住宅でなく、
玄関ホールがインナーで共同の建物であるというところからなのです。
しっかし、この建物どっかで見たことあるぞ、、、
と、いろいろと記憶の底を探って考えていたんですが。
もしかして理工学部の近くで似たような建物の前を通ったことあるかも、
と思い出して本日確認して参りました。
すると、
ありました、天水館。 実は男子専用でしたけど
明治通りから一本入ったところに、うわっまんまじゃん!と
凄くうれしくなってしまいました。
なんか、天水館に遊びにいく鯉淵兄弟の気分に襲われてしまったわけです。
男子専用下宿まかない付き、早稲田の「日本館」です。
これっていわゆる聖地巡礼になるんでしょうかね。
いろいろと確認しておりますと、昭和11年で築80年近い建物ということですが、
今見てもなんら遜色ない感じがしません?
むしろ最近のデザイナーマンションよりも味があり風格が出ております。
いわゆる木造モルタル二階建て建物ですが、建築ヲタとして
この建物についていろいろと考察して参りたいと思うのであります。
つづく
そのキャラクターが互いに絡み合うエピソード、
その自然な演出に一役買っているのが彼らの生活スタイルなんですね。
どんな生活スタイルかというと、
昔なつかしい下宿屋さんの形式をとっているところです。
各室中廊下で、水周りは共同。
朝は部屋の外の洗面を使いますから、どうしてもみんな顔を合わせる。
みんなで土曜日の八時には鍋をつついたりしております。
4号室にはぬしの目白先生というめったに部屋の外に出ないボーイズラブ専門の漫画家先生もいらっしゃり、住人みんなで先生に気をつかっております。
男子禁制の天水館(あまみずかん)というレトロな建物がそうです。
物語の最初で、腐女子でありながらおしゃれスポット渋谷パルコに単身乗り込んだ
主人公の月海(つきみ)を、みんなで心配しているシーンがあります。
そこから、この主人公や登場人物それぞれがなんらかのヲタクであり、
なにやら楽しそうに共同生活をしていることをわからせてくれるのが、
玄関が戸別の外廊下型のアパート・集合住宅でなく、
玄関ホールがインナーで共同の建物であるというところからなのです。
しっかし、この建物どっかで見たことあるぞ、、、
と、いろいろと記憶の底を探って考えていたんですが。
もしかして理工学部の近くで似たような建物の前を通ったことあるかも、
と思い出して本日確認して参りました。
すると、
ありました、天水館。 実は男子専用でしたけど
明治通りから一本入ったところに、うわっまんまじゃん!と
凄くうれしくなってしまいました。
なんか、天水館に遊びにいく鯉淵兄弟の気分に襲われてしまったわけです。
男子専用下宿まかない付き、早稲田の「日本館」です。
これっていわゆる聖地巡礼になるんでしょうかね。
いろいろと確認しておりますと、昭和11年で築80年近い建物ということですが、
今見てもなんら遜色ない感じがしません?
むしろ最近のデザイナーマンションよりも味があり風格が出ております。
いわゆる木造モルタル二階建て建物ですが、建築ヲタとして
この建物についていろいろと考察して参りたいと思うのであります。
つづく
1 ■無題
いきなり聖地ですかw