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仙谷長官「自衛隊は暴力装置」 抗議受け撤回

(11/18 11:38、11/18 14:09 更新)

 仙谷由人官房長官が18日午前の参院予算委員会で、自衛隊のことを「暴力装置」と表現し、自民党の抗議で直後に撤回する場面があった。仙谷氏は「法律上の用語として不適当なので、自衛隊の皆様方には謝罪します」と陳謝したが、波紋を広げそうだ。

 防衛省が自衛隊施設内の行事に政治的発言をする部外者を招かないよう求める事務次官通達を出した問題をめぐる、自民党の世耕弘成氏への答弁。

 仙谷氏は、軍国主義の中で日本が第2次大戦を経験したことを引き合いに「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織でもあるから、シビリアンコントロール(文民統制)がきかなければならない」と述べた上で、すぐに「実力組織」と言い換え、「より念を入れた特段の政治的な中立性が保障されるべきだ」と強調した。

 仙谷氏のホームページによると、同氏は過去にも講演で、改憲・護憲について論議する中で、自衛隊を「暴力装置としての大変な実力部隊」などと表現したことがある。

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