国会答弁を軽視するような発言をした柳田稔法相が、野党からの辞任要求後、一時、辞意を周辺に漏らしていたことが分かった。民主党幹部らの説得で現在は続投の意向を示している。関係者が20日明らかにした。
関係者によると、柳田法相は先週、親しい関係者に冗談交じりに辞意を漏らした、という。その後、周囲の説得で続投の意思を示しており、記者会見などでも辞任の意向は示していない。
ただ、一時辞意を示していたことで野党から追及される可能性もある。
毎日新聞 2010年11月21日 0時00分(最終更新 11月21日 0時09分)