エル・エス・アイ ジャパン株式会社(http://www.lsi-j.co.jp/)は、放送で使用している字幕素材をパソコンの動画再生ソフトウェア※1で利用可能な形式に自動変換する技術を日本放送協会(以下、NHK
http://www.nhk.or.jp/)と共同開発しました。
この技術を用いて、NHKは2008年12月からサービスを開始しているNHKオンデマンドサービス(以下、NOD)※2内の一部番組を対象に、パソコン向け字幕サービスの試行を2010年4月1日から開始しました。
この字幕自動変換技術では、新たに開発した汎用的な字幕言語※3を使用することで、放送用の字幕素材をパソコンの動画再生ソフトウェアで表示可能な字幕形式※4に自動変換し、テレビ放送と同様にきめ細かな字幕表示※5を実現しています。
また、本件につきましては、
NHKホームページ(http://www.nhk.or.jp/pr/marukaji/m-giju264.html)でもご確認いただけます。
※放送技術(兼六出版)の掲載記事抜粋
※1. NODでは、フラッシュビデオを使用。
※2. NHKが放送した番組を、インターネット上に配信するビデオ・オン・デマンドサービス(https://www.nhk-ondemand.jp/)。
※3. GCML(General Caption Markup Language)。放送用字幕と互換のあるXMLによる字幕形式。
※4. TTML(Timed Text Markup Language)。パソコン向けの一般的なVODに適したXMLによる字幕形式。
※5. 文字色、背景色、ふりがな、表示位置、点滅表示、下線表示、囲み文字などの設定が可能。
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