名古屋がＪ１初優勝　鹿島の４連覇消える

　Ｊリーグ１部（Ｊ１）第３１節（２０日・平塚競技場ほか＝９試合）ストイコビッチ監督率いる名古屋が湘南を１―０で下して勝ち点を６６に伸ばし、リーグ１８年目で念願の初優勝を決めた。後半に玉田が決勝点を挙げて逃げ切った。２００５年の１シーズン制移行後は最終節決着が続いていたが、３試合を残して優勝決定した。

　２位の鹿島は神戸と引き分け、勝ち点５６で残り試合に全勝しても名古屋に届かず、史上初の４連覇が消えた。アジア・チャンピオンズリーグ出場権を得る３位争いは、鹿島と勝ち点で並んだＧ大阪が得失点差で３位。Ｃ大阪と川崎が同５２で続く。

　磐田はＪ１残留を確定させた。１５位ＦＣ東京と２部（Ｊ２）降格圏の１６位神戸の勝ち点差が１に縮まった。