セ、パ覇者が優勝パレード　中日、ソフトバンクを祝福

　今年のプロ野球でセ・リーグを制した中日ドラゴンズとパ・リーグ覇者のソフトバンクホークスが２０日、それぞれの地元で優勝パレードを行い、合わせて約７５万人（主催者発表）のファンが集まり沿道から祝福した。

　４年ぶりにリーグ制覇した中日のパレードには約５０万人が詰め掛けた。名古屋市中心部の約３キロのコースを落合博満監督と森野将彦選手会長が乗ったオープンカーを先頭に６台に分かれて行進した。落合監督は「来年はリーグ連覇し、本当の意味での日本一を味わいたい」と語った。

　７年ぶりの優勝を果たしたソフトバンクは福岡市中心部の約２・９キロの道のりを進み、オープンカーに乗った秋山幸二監督や最優秀選手（ＭＶＰ）に輝いた和田毅投手、王貞治球団会長らが約２５万人に手を振って応えた。秋山監督は「応援してくれた人がたくさん集まってくれた」と喜んだ。