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岡田幹事長、柳田法相更迭を否定 会期延長にも言及

2010年11月20日20時59分

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 民主党の岡田克也幹事長は20日、国会軽視の発言をしたとして参院で問責決議案が可決される見通しの柳田稔法相の進退について「菅直人首相が言われた通りだ」と語った。首相は19日夜、柳田氏続投の考えを表明しており、岡田氏も辞任の必要はないとの考えを改めて示したものだ。仙台市内で記者団に語った。

 岡田氏は、柳田氏が辞任しなければ自民党など野党側が問責決議案可決後に国会審議を拒否する構えを見せていることについて「野党が国会に出てこない場合、会期を延長して補正予算を成立させることが当然必要だ」と述べた。

 また、岡田氏は20日夕に山形市内で開かれた党のパーティーであいさつし、「野党が問責決議案を2人、3人、4人、5人と出すことが妥当なのか。補正予算の一日も早い成立で国民の生活をしっかり守らなければならない」と述べ、柳田氏や馬淵澄夫国土交通相ら複数の閣僚への問責決議案提出を検討する野党側の動きを牽制(けんせい)した。

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