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【芸能・社会】

まさに「のだめ」 萩原さん日本人初優勝 ジュネーブ国際コンクール

2010年11月20日 紙面から

 若手音楽家の登竜門として知られるジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門決勝が18日、ジュネーブで開かれ、広島市安佐南区出身の萩原麻未さん(23)が同部門で日本人として初めて優勝した。

 萩原さんは共同通信の電話取材に対し「びっくりしていて、今も実感がわかない。今回機会を与えてもらって、それだけでうれしい」と喜びを語った。

 主催者によると、萩原さんは5歳からピアノを始め、中学生の時にイタリアの国際コンクールのピアノ部門で最年少優勝。その後も海外で活躍の場を広げてきた。18日の決勝は3人が競った。

 ジュネーブ国際音楽コンクールは1939年に第1回が開かれ、ピアノのほか、声楽、打楽器、バイオリン部門などでクラシック演奏家が腕を競う。

 同コンクールでは世界最高峰のピアニストのひとり、アルゼンチンのマルタ・アルゲリッチが1957年に優勝。日本人は72、73、85年に、打楽器、フルート、声楽の各部門で優勝している。

 萩原さんは、指揮者とピアニストの恋を描き、テレビドラマや映画にもなった漫画「のだめカンタービレ」の主人公、野田恵が留学した設定となっているパリ国立高等音楽院の修士課程で学んだという。 (共同)

 

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