想像通りの展開ではあるが、 JYJの独占インタビューについての反響がさすがに凄い。 在アメリカの人達に解説しておくと、 「東方神起」という韓国人グループが、数年前から日本では社会現象を巻き起こしていた。 あ、ちなみに読み方は「とうほうしんき」だ。 出すナンバーは当然毎回オリコンチャート1位。 ツアーを行えば、あっという間に5万人のドームを完売。 僕達フジテレビでも大人気アニメ「ワンピース」の主題歌を始め、 僕の担当していた番組「とくダネ!」にも出演してくれ、生歌を披露してくれたものだ。 が、だ。 一生懸命頑張っている彼らの決して預かり知らぬところで、 ファンにとっては必ずしも歓迎しにくい、少し残念な事態やトラブルに巻き込まれ、 現在、活動を休止している。 繰り返すが、彼らは本当に何も悪くない。むしろ懸命に頑張ってきたのだ。 当時、僕はとくダネ!の中で芸能コーナーをレギュラーで担当しており、 彼らを何とか盛り上げられないか、とスタッフと共に頑張ったが、 やはり、そこは大人の事情もあり、詳しい話は避けるが、 彼らは現在、なかなか日本での活動が思うようには出来ない状況にある。 そんな東方神起のメンバーである、 ジュンス、ジェジュン、ユチョンの3人が結成したのが3人の頭文字を取った「JYJ」だ。 そんな「JYJ」がアメリカデビューをする、 と言うことで、 FCIモーニングEYEでは彼らの独占インタビューを30分許されたのだ。 とくダネ!のスタジオ以来、久し振りに再会した彼らは相変わらずさわやかで ちょっとお茶目、まっすぐで変わらぬオーラに包まれていた。 しかし、トラブルが発生した。 関係者の方がインタビューを「韓国語」で答えさせると言ってきたのだ。 もちろん、意地悪などではなく、その方が3人も自然に話が出来るし、 関係者の方なりの思いやりもあったろう。 こちらも納得するしかない。了解した旨を伝えると、 インタビューのセッティングをした状態で、 3人が、なにやら関係者に懸命に訴えているのだ。 10分ほど、その状態で待たされた後、インタビューを「日本語」で答えてくれることとなった。 小声でユチョンに聞くと、 なんと、彼らは僕たちの為に関係者たちを説得してくれていたのだ。 アメリカに住んでいるとはいえ、久し振りに日本のファンの方に話が出来る。 僕たちは一生懸命勉強した日本語で、拙くてもいいから答えたいのだ、と。 変わってない。 とくダネ!のスタジオで出会った、礼儀正しくてまっすぐな彼らのままだ。 オンエアに乗っていた ジュンスの 「久し振りに日本語で答える事の方が緊張してます」 と言う答えは、インタビューの冒頭、そういう経緯から発せられた言葉だったのだ。 現在、FCIのスタッフは、忙しい中、 オンエアされた3分のコーナーのアップだけではなく、 何とか、しっかりとした尺のインタビューを特別編集して HP上にアップ出来ないかと、頑張ってくれている。 もし実現したら、彼らの面白インタビュー、ぜひ皆さん、見てみてあげてください!
放送されたインタビューの動画はこちら↓ http://www.fujisankei.com/morningeyeweekend.asp
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