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中国の監視船2隻が尖閣諸島沖を航行 海保が警告
このニュースのトピックス:尖閣諸島問題
20日午前8時25分ごろ、沖縄・尖閣諸島沖の魚釣島西北西約37キロの日本の接続水域(領海の外側約22キロ)内で、中国の漁業監視船が航行しているのを、哨戒(しょうかい)中の海上保安庁の航空機が発見した。午前8時47分ごろにも約1キロ離れた接続水域内で別の中国の漁業監視船が航行しているのを確認した。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、監視船2隻は日本の領海内には侵入していないが、うち1隻は接続水域内を領海線に沿うように航行。同庁の航空機と巡視艇が領海に侵入しないよう無線などを使って警告するとともに監視を続けている。
官邸は午前9時、領海侵入の可能性もあるとみて、内閣危機管理センターに情報連絡室を設置した。
同本部によると、最初に発見されたのは、漁業監視船「漁政310」で、次に「漁政201」を確認した。310は午前9時5分ごろ、同島西北西約23キロで右に進路を変え、午前9時50分現在、南西に向けて航行。201は午前9時47分ごろ、同島西約23キロで右に進路を変え、接続水域内を領海線に沿うように航行している。
310はヘリコプターを搭載した中国初の漁業監視船で、ヘリ2機のほか、最新の通信システムも備えているという。16日午前に東シナ海に向け、中国広東省広州市を出港していた。漁政は中国農業省漁政局に所属。
同島周辺海域では、10月にも中国の漁業監視船の航行が確認されており、海保で警戒を強めている。