全日空ジャンボ機が徳島に初飛来 チャーター便、273人ハワイへ 2010/11/20 10:03
徳島阿波おどり空港に19日夜、ハワイツアーのチャーター便として全日本空輸のジャンボ機が初飛来した。東京線のダブルトラック化記念事業の一環で、空港にはツアー客のほか、家族連れや航空ファンが詰め掛けた。
午後7時15分、「ANA」のマークと青いラインが入ったボーイング747-400型(287人乗り)が、鳥取県の米子空港から到着。滑走路から駐機場に姿を現すと、大きな歓声が上がった。
全長70・7メートルの巨体は隣に並んだ東京線のボーイング737(全長39・5メートル)が小さく見えるほど。北島小4年の阿部将也君(10)=北島町高房=は「機体の大きさもエンジンの数も全然違う」と目を輝かせていた。
ハワイツアーは徳島、鳥取両県の共同企画。ジャンボ機は午後9時、徳島からの乗客142人を含む計273人を乗せてホノルル空港に向けて飛び立った。3泊5日の日程で、23日午後7時15分に同じ機体で帰る。
空港ではキャビンアテンダントの制服ショーや阿波踊り、東京線往復ペアチケットなどが当たる抽選会などのイベントも開かれた。
【写真説明】初飛来した全日空のジャンボ機=徳島阿波おどり空港