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2010年11月19日(金) 19:15 |
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温室効果ガス削減計画を公表
地球温暖化対策として岡山県は、二酸化炭素の排出量と削減目標の提出を企業に義務付けています。 これを受け、岡山県内272の事業所から削減目標が提出され、ホームページでの公開が始まりました。
岡山県に排出量を報告したのは272の事業所です。 岡山県は2010年度の温室効果ガスの排出量を1990年比で6.5%削減する計画です。 それを実現するための具体的な取り組みとして事業所に報告義務を課しました。 年間のエネルギー使用量が原油換算で1500キロリットルを超える事業所に温室効果ガスの排出量に加え、削減目標の提出も義務付けています。 今回、提出されたデータによりますと、昨年度の排出量の合計は約3501万トンでした。 排出量の上位を占めるのは、製鉄・化学など水島コンビナートにある事業所です。 目標に掲げた年は、1年後から5年後までで単純比較は出来ませんが、現状より増えると予測している事業所もあります。 不況だった昨年度に比べ、景気回復で生産量が増えるからいうのが理由です。 事業所から提出された削減計画は、県のホームページで公開されています。 この削減目標に拘束力はありません。 しかし待ったなしと言われる温暖化対策に企業の努力を促すという意味では、大きな一歩と言えるのかもしれません。
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