PR:
浦和 松井獲得へ水面下ですでに接触
|
浦和が獲得に動いている松井大輔(左)
Photo By 共同 |
浦和が、ロシア1部トム・トムスクの日本代表MF松井大輔(29)の獲得に動いていることが18日、分かった。既に松井サイドと水面下で接触しており、近く正式オファーに発展する可能性が高い。チームは今季リーグ戦30節終了時点で9位に沈み、入場者数も激減。得点力アップと人気回復の切り札として、日本屈指のテクニシャンに白羽の矢を立てた。
低迷を続ける浦和が今冬の補強の目玉として、日本屈指の技巧派アタッカーに狙いを定めた。浦和関係者によると、既に松井サイドと水面下で接触しており、年俸や移籍金など条件面のすり合わせを開始。下交渉がまとまれば、正式オファーに発展する。
浦和にとってはノドから手が出るほど欲しい人材だ。今季リーグ戦は30節終了時点で13勝5分け12敗の9位。優勝の可能性は消滅し、ACL出場権を得る3位以上も絶望的な状況だ。09年にフィンケ監督の就任後はボール支配率は上がったが、敵陣での工夫が乏しく得点力不足は深刻。そこで、6月14日のW杯南アフリカ大会カメルーン戦で本田の決勝弾をアシストするなど、世界舞台で結果を残してきた松井を得点力アップの切り札としてリストアップした。
松井獲得が実現すれば、営業面でも大きな意味を持つ。今季、埼玉スタジアム開催のホームリーグ戦の平均入場者数は昨季より約5000人減、08年と比べて約9000人も減った。闘莉王、阿部の移籍でW杯南アフリカ大会出場選手は1人もおらず、抜群の知名度を誇る松井は人気回復の起爆剤としての期待も大きい。クラブは新潟MFマルシオ・リシャルデスらの獲得にも動いており、柱谷GMは「来季に向けて期待が持てる補強をしたい」と話している。
松井は04年夏に京都からル・マンに移籍。サンテチエンヌを経て、9月にグルノーブルからトム・トムスクに期限付き移籍した。移籍後の9試合で先発は3試合しかなく、レンタル期間を満了する12月末でチームを離れることが確実。保有権を持つグルノーブルと12年夏まで契約を残しており、移籍金が交渉の焦点となる。7季ぶりのJ復帰は実現するのか。今後の動向が注目される。
関連ニュース
PR
関連写真
ニュース
- 浦和 松井獲得へ水面下ですでに接触
- ポンテと契約更新せず…外国人最長5年半
- ケガ人続出…浦和 主力欠いてガンバ戦へ
- 「サプライズはいらない」名古屋 初Vへ全選手遠征
- 鹿島あきらめない!V阻止へ「勝つだけ」
- 神戸に大打撃…大久保肉離れで今季絶望
- 故障者続出の川崎F 何とか18人を確保
- “多摩川クラシコ”で待望の味スタ白星を
- 松本初先発が濃厚 武器はJ屈指のスピード
- 江尻監督涙の退任…イレブンは昇格へ結束
- ザック監督21日は都内の「ゴッホ展」へ
- 天皇杯準々決勝 福岡―FC東京は熊谷陸で
- 元Jリーガー初の合格!代理人として活動へ
- ドーハ以来の4強!東ダイレクト右足V弾!
- 五輪世代の新記録!お見事5戦連続完封
- 山崎 ドリブル突破、2人抜きからアシスト
- 永井 無念の負傷交代…連続得点ストップ
- 準決勝は23日イラン戦 原委員長「強いよね」
- 惜敗したロブソン監督「日本は優勝候補」
- 英メディアで大特集「アベは進化を狙う」
- サポーターの反応は!?ルーニー復帰へ
- ジェラード1カ月離脱で協会が“賠償金”
- 「モウリーニョは下品」舌戦の2監督に制裁へ
- リバウド 古巣で1月から会長兼任選手に