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木村多江 色の時感

vol.58
心がふんわりと包まれる様な、やわらかな季節となりました。
皆さん、健やかでいて下さるとうれしいです。
先日の私の誕生日には、皆さんから沢山、
それぞれの“ありがとう”をいただきました。
いつもながら、こうして支えてくださる方々に、
私は幸せをいただいているんだと、改めて感謝で一杯です。
本当にありがとうございました。
人のぬくもりにふれる度に、私もぬくもりを届けられる人になりたい、と思います。

先日、仕事の前に時間があったので、ドライブでもとふらっと車を運転をしていると、
道に迷ってしまいました。
通りかかった自転車の男性に道をたずねると「この道は違うよ」と、ちょっとつっけんどん。
恐いなぁ・・・と思っていたら「教えるから、ついといで!」と
なんと道案内をしてくれました。
ものすごい勢いで自転車で先導、私はちろちろ車でついていき、
わかるところまで来たら真っ赤な笑顔で「こっちだよ!」と教えてくれて
又、元来た道を帰っていきました。こっちに用事があるわけじゃなくわざわざ・・・。
優しい・・・。
その後、どこか入ろうと郵便屋さんにお店を聞くと、又「ついてきて!」と
バイクで先導して下さいました。二度も優しさに遭遇!!
こんなことってあるんですね。
私の心はとてもぽかぽかあたたか。
日本は捨てたものじゃない! 日本人って優しいんだぁーと感動しました。


東京に住んでいると、人のとげにささって嫌な思いをすることは沢山あるけれど、
その人達も、人のとげにささらないよう、自分を守って、
とげを出さざる得ないのかもしれません。
ほんのひととき、人の心のぬくもりにふれて、
とても幸せないい気分で、その日は仕事することが出来ました。
案内して下さった方々、本当にありがとうございました。
私もみなさんを照らせる人になれるように、日々、心にうるおいを持っていたいです。
とげはなるべくひっこめて、笑顔、笑顔で今日も行く。


桜の散った木々の緑がとっても美しいですね・・・

 

                                                     
                        多江