「宴のあと」名誉棄損事件
1961年03月15日
都知事選に立候補した有田八郎元外相 1959年3月 東京
「プライバシーの侵害」の判決後、記者会見する左から菅野弁護士、三島由紀夫氏、伊藤整氏
1964年9月28日 東京・司法記者クラブで
有田八郎元外相が、小説「宴のあと」によってプライバシーを侵害されたとして、作者の三島由紀夫氏と出版元の新潮社社長らを告訴した。有田氏はこの小説のモデルと噂されていた。プライバシー侵害を理由とした訴訟は日本で初めて。1964年、東京地裁はプライバシー権を認め、原告勝訴の判決を下した。双方は5年後に和解した。
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