平成22年10月1日、五行歌の会の主催者、正岡子規以来の天才草壁先生が私の住む八王子に来られて、「あっとほーむユープラザ」という伊藤大輔市議の経営するデイサービスで要介護老人と職員たちにボランティアで指導された後、私のビルの事務所に御出になり、「八王子五行歌会」が実質的に発足しました。

先生とのお付き合いはもう2年半近くになります。当時作っていたHPに次の写真とコメントを入れました。
 52歳の私 2008年7月1日、高田馬場の居酒屋にて。

 左は五行歌の創始者・草壁焔太氏。草壁氏から、悟った人と会ってみたい、とメールがあり出かけた。
 氏を一目見て「只者ではない」と分かった。私が感動した草壁作品を三つ紹介する

   息子を                 死ぬんなら             枯れ庭の
   精神病院に              息子よ               石蕗(つわぶき)の花
   入れてきた               殺す気で              人
   自分の裏側を             教えたいことも           一人
   見捨てるように            あったのだ
             佇むほどの明るさ
   
 



ネット歌会を始めます。
興味のある人は私にメールを下さい。メールには本名を書くことが条件です。但し、歌会のときはペンネームで構いません。一定数集まったら、名前を隠して、独特の方法で採点します。大雑把に言えば20人が一首ずつ五行歌を詠んだとして、世話人の私が判断し半分の10人の作品を選んで全員で採点してもらいます。自分の歌を採点してはいけません。それで得点の高かった上位3名の歌を五行歌会の本部に送り、『月刊五行歌』に掲載されます。
 草壁先生も仰っていますが、採点と言ってもこれは歌会を楽しくするゲームと考えてください。いい歌が上位に来るとは限りません。暫くネット歌会をやり、面白くなって仲間の顔が見たくなって、私の事務所で歌会をした後は酒宴を楽しみたい、という人が現れると嬉しいですね。ネット歌会は無料ですし、八王子五行歌会は自分の持ち事務所で開くので、参加費はワンコイン=500円でOK。
 メールで20首ほど集まったら三々五々ネット歌会を始めましょう。 福井県敦賀市の吉田君。俳句に凝って巻頭を飾った腕を発揮して絶対メールしてね。

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五行歌の会 草壁焔太主宰 略歴


草壁焔太(くさかべ・えんた)

1938年、旧満州大連生まれ、9歳のとき小豆島に引揚げる。
東京大学文学部西洋哲学科卒。

1955年(17歳) 前川佐美雄の『日本歌人』に入門。
1957年(19歳〜) 五行歌を発想。
新聞社に勤めたが、その後職を転々としながら詩歌を書く。
詩集に『ほんとうに愛していたら』、『肉のきずなを断つときは』などがある。
『絶唱』『湖上』『詩壇』の詩歌誌を創刊。
1983年(45歳) 『穴のあいた麦藁帽子』(現在絶版)刊行。
1987年(49歳) 五行歌にすべてをかけることを決意。
1993年(54歳) 五行歌集『心の果て』刊行。
1994年(55歳) 五行歌の会を創立、同人誌『五行歌』を創刊して五行歌の普及に努めた。
五行歌集『川の音がかすかにする』刊行。
2005年(67歳) 最新五行歌集『海山』(うみやま)刊行。
※その他五行歌入門書、編著による五行歌集など多数。
 五行歌資料も合わせてごらんください。




 連絡先 〒162-0843 東京都新宿区市谷田町3-19
 川辺ビル 1F 五行歌の会
 電話03-3267-7607 FAX03-3267-7697
 
 
五行歌の会については http://5gyohka.com/ を参照して下さい。
                              
         
八王子五行歌会代表の駄作集はここを