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辺野古移設は「問題」 日弁連会長、那覇で会見2010年10月23日 
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普天間飛行場の名護市辺野古移設は「問題がある」と指摘する日弁連の宇都宮健児会長=22日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザ

 九州弁護士会連合会の定期大会に参加するため来県した日本弁護士連合会の宇都宮健児会長が22日、那覇市内で会見し、個人的な見解と前置きした上で「米軍普天間飛行場は危険な基地。返還すべきだ」と指摘し、名護市辺野古への同飛行場移設計画も「問題がある」と言及した。
 日米地位協定にも「在り方自体が不平等、不合理」と批判し「日弁連として改定問題は重要な課題」と述べた。
 宇都宮会長は21日に来県し、普天間飛行場や名護市辺野古を視察。米軍基地問題に関して「被害や負担など沖縄にしわ寄せがきている。日本国民が自分の問題として受け止め考えないといけないとあらためて感じた」とし、日弁連の課題として積極的に取り組む姿勢を示した。辺野古の新基地建設の反対運動については「大変共感を覚える」と話した。
 会見では、大阪地検特捜部の元主任検事による証拠改ざん問題に触れ、「取り調べの全過程の可視化、検察官の手持ち証拠全面開示の早期実現が必要。議論ではなく実現させる段階に入った」と強調したほか、11月から司法修習生の給与が打ち切られることについて、見直しの必要性を訴えた。


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