指定暴力団山口組のナンバー2の高山清司容疑者(63)が恐喝容疑で逮捕された事件で、高山清司容疑者が京都市内の料亭で被害者と直接、会っていたことが分かりました。
19日朝、恐喝の疑いで送検された山口組弘道会会長の高山清司容疑者は、警察の調べに対して「関係ない」と容疑を否認していますが、恐喝が始まったとされる時期に被害者と京都市内の料亭で直接、会っていたことが分かりました。その場には、山口組淡海一家総長の高山義友希被告(53)も同席し、高山清司容疑者は「わかっとるやろな」などと「みかじめ料」の支払いを示唆するような話をしていたということです。その後、高山義友希被告らが恐喝を繰り返していることから、警察は、山口組の最高幹部が直接会うことで、被害者がみかじめ料を支払わざるを得ない状況にしたとみて調べを進めています。