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【変わる大阪駅】(3)混雑緩和 エスカレーターも大幅増、ストレスなく行き来 (1/3ページ)
JR大阪駅の1日平均乗降客数は85万人と、西日本一を誇る。私鉄や地下鉄への乗り換え客も多く、ラッシュ時間帯にはホームに人があふれ、前へ進めないほどだ。しかし、改修が進むにつれ、その混雑ぶりも解消されつつある。
旧駅ではエスカレーターが上りと下り各1台しかないホームもみられたが、新駅では増設。エスカレーターは21台から74台、エレベーターは5台から12台へ大幅に増える。
駅東側の改札口「御堂筋口」は、大阪市営地下鉄の御堂筋線や阪急電鉄との乗り換えに使われ、乗降客全体の約半分が利用する。
改修前は各ホームと御堂筋口を結ぶエスカレーターはなく、これまで階段のみだった。改修がほぼ終わった今、エスカレーターが各ホームに5台設置され、朝のラッシュ時には4台がホームから改札口へ向かう下りエスカレーターとなって混雑を緩和する。混雑時間帯が分散される夕方ラッシュ時には、上りが3台、下りが2台となった。